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【2024年版】店舗の原状回復費用の相場ガイド|店舗オーナーが知るべき相場と節約について解説します

空きテナントの不動産管理

店舗の移転や閉店を考える時に、頭に入れておきたいのが「原状回復」です。退去のお金はなるべく抑えたいという方も多いと思います。

原状回復にかかる一般的な費用と節約術を知っておくことで、無駄な費用をかけずに済むケースもありますので参考にしていただけますと幸いです。

店舗の原状回復費用についてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

店舗の原状回復とは?

オーナーや不動産管理会社との賃貸契約で店舗スペースを借りていた場合において、移転や廃業などで退去時に「契約時点の状態に戻すこと」を原状回復と言います。

これは賃貸住宅の退去時にも求められます。住宅は基本的に退去立会い作業と荷物の運び出し、簡単な掃除(ハウスクリーニング)で、経年劣化や損耗に関しては入居時に支払う敷金の範囲内で原状回復が可能です。

しかし店舗は、借主の意向によって内装を大幅に変更している場合が多く、元の状態に戻すには借主が業者へ依頼して原状回復を行わなくてはなりません。

また、店舗物件は経年劣化や自然的な損耗であっても、基本的には借主がすべて負担して修繕して引き渡すことになります。

知っておきたい店舗の原状回復費用の相場

原状回復にかかる費用がどれくらいなのかを店舗の種類ごとに見ていきましょう。下記は大まかな原状回復費用との相場になります。

オーナーや不動産管理会社との交渉の前に相場感は必ず抑えておきましょう。

店舗の種類 原状回復費用の相場(坪単価)
飲食店 5〜10万円程度

(20〜50万円ほどかかる場合もあり)

飲食店以外(小売業など) 3〜8万円程度
美事洋室やサロン 3〜6万円程度
病院やクリニック 3〜8万円程度
オフィス 2〜10万円程度

(20〜30万円ほどかかる場合もあり)

各店舗の原状回復費用の相場を詳しく説明します。紹介する相場はあくまで目安として参考にしてみてください。

飲食店

飲食店における原状回復は、他の形態の店舗よりも費用が多くかかる傾向にあり、高い場合だと坪単価20〜50万円ほどかかる場合もあります。

理由は、スケルトンでの引き渡しが必要な場合や、商業施設テナントで施設からの業者が指定されているなどの制約があることが多いためです。

スケルトンでの引き渡しの場合、油を使わない軽食店では坪単価5万円程度、ラーメンや焼肉などの重飲食飲食店では坪単価10万円程度が相場と考えておきましょう。

飲食店以外(小売業など)

飲食を伴わない店舗の場合は、スケルトンに戻す必要がないことがほとんどなので、坪単価3万円〜8万円が相場です。

什器の撤去やクロスの張り替え、床の補修などが主な施工内容になり、店舗の坪数によって坪単価が変動する傾向があります。店舗の坪数が小さいほど坪単価が高く、50坪以上など広い店舗の場合は単価が安くなる場合もあります。

美容室やサロン

什器やカットチェアなどを配置しただけで構造が比較的シンプルな場合は、坪単価1〜2万円程度と安く原状回復できます。

配置だけでなくクロスなどを変更している店舗が多いことなどを踏まえると、おおよその目安として3〜6万円ほどが一般的な原状回復費用の相場となっています。

小上がりを作っていたり、排気ダクトを多く設けているなど特殊なデザインを施している店舗は、それに応じて費用が加算されていくと考えてください。

病院やクリニック

内装の原状回復という点では、他の店舗と大きく変わらず坪単価3〜8万円ほどが目安となりますが、病院の場合、設備などにおいて特殊な残置物が多い場合があります。

これらの撤去と廃棄によって金額が通常の店舗よりも上がることが予想されます。

オフィス

中小規模のオフィスは坪単価2〜5万円ほど、大規模オフィスは坪単価5万円〜10万円ほどと、オフィスの規模によって坪単価が変化します。

そして、オフィスの場合は飲食店と同様に、入居しているビルに指定の業者が存在する可能性があり、坪単価が20〜30万円程度になることも考えられます。

原状回復費用を少しでも抑える節約術

できれば安く済ませたい原状回復の費用ですが、想像よりもかさんでしまいそうだと感じた方も多いのではないでしょうか。

おおよその費用がわかったところで、どうしてもかかってしまう原状回復費用を少しでも抑える節約方法を紹介していきます。

オーナーや不動産管理会社との契約書の確認や交渉

まずは、どこまで原状回復をするべきかを明確にしましょう。契約書をよく読んで、原状回復の範囲を確認することが大切です。

原状回復の範囲については、トラブルになることも多々あります。例えば、クロスは入居時のまま使い続けた場合でも、張り替えまでを原状回復としているケースがあり、借主と貸主の間で認識の違いが生じていることも考えられます。

貸主に直接確認をすることで、その場で交渉することもできて費用が節約できる可能性も上がり、さらにはトラブル回避にもつながるので、貸主との擦り合わせは忘れずに行いましょう。

退去立会い前に使える備品は買取業者に依頼

店舗内にはまだまだ使える備品が多く眠っています。それらをあらかじめ買取業者に買い取ってもらうことで、原状回復費用の削減、ひいては売却したお金を費用の一部に充てることもできます。

特に専門的な備品は、中古でも需要が多いため買い取ってもらえることが多い傾向にあります。

退去立会い前に自分で不用品を処分

売りに出せないような不用品は、原状回復業者に処分を依頼するのではなく、少し面倒ではありますが自分で処分すると費用の削減につながります。

大きめのものも、自治体の粗大ゴミ回収を利用した方が安く済むことがあります。実用的なものであれば、知り合いの中で欲しい人を探すのもひとつの方法です。

しかし、処分に困ったからといって不法に投棄するなどの違法行為は絶対にやめましょう。

徹底した業者選び

費用が大きく変化するのは、なんといっても業者選びです。ホームページを見てなんとなく決めてしまうのではなく、事前に見積もりを取って本当に任せられるかを吟味しましょう。

相談や見積もりは無料という業者も多いので、まずは相談してみてください。

もちろん、私たちウラシコのお気軽にご相談ください。ご相談やお見積りは無料で承っております。

原状回復業者の上手な選び方

費用を抑えるための肝ともなる業者選びのコツを解説します。満足のいく作業を適正な価格で行ってくれる業者を厳選できるよう、たくさん比較することが大切です。

実績の豊富さに注目

まずは実績に注目してみてください。ホームページを所有している業者は、実績ページに載せていたり、ブログに実績を載せていたりします。

これまでにどのような事例に取り組んできたかを見極めるためにも、実績のページは必ずチェックすることをおすすめします。

ゆとりを持ったスケジュールが組めるか

原状回復は基本的に退去前の契約期間中に実施します。そのため、スケジュールがタイトになってしまうと、退去時にまだ作業が終わっていないなどのトラブルに発展しかねません。

相談や見積もりの際に退去予定日を伝えて、期間内に完了できるかを確認しておくと安心です。

複数の業者に見積もりを依頼

ひとつの業者で決めてしまわずに、気になる複数の業者から見積もりを取ることも重要です。

面倒だからとひとつ目の業者で決めてしまうと、それが本当に適正な価格なのかがわからないまま依頼することになります。

複数の見積もりをじっくり比較すると、自分の店舗に対する大体の適正価格も見えてきます。

安すぎる業者にも注意!

費用を抑えたいからといって、他の業者に比べてあまりにも価格が安すぎる業者や理由もなく低価格な業者には注意が必要です。

手抜き工事をされてしまう可能性があり、最初は安くても後から追加請求を重ねて、終わるころにはどこよりも高額になってしまったというケースも残念ながら存在します。

適正な価格として許容できる範囲内で、安く抑えられる業者を探してみてください。

店舗の原状回復費用の相場についてまとめ

店舗を退去する時に必要な原状回復費用の相場について説明しました。納得のいく価格で施工してくれる業者を見つけて、借主と貸主がともに気持ちよく契約を終了できるようにしましょう。

安心の原状回復なら、私たち株式会社ウラシコにお任せください。プロの担当者が親身になって退去立会いから退去後の不動産管理まで相談を伺います。ご連絡お待ちしております。

こちらのページでは実際に弊社が作成している見積書を掲載しています。チェックポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。

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