車庫やガレージは、雨や雪から大切なマイカーを守る役割を担っており、長期間に渡って利用できます。しかし、年月が経ってくると、ヒビや亀裂などの不良個所も出てきて処分を考える場合もあるでしょう。
もし、車庫やガレージを解体するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?本記事では、車庫やガレージなどの解体費用について解説していきます。現在、車庫やガレージの解体を考えている方は、参考にして解体計画を立てていきましょう。
また、2024年の空き家の解体費用の相場は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご確認ください。
【2024年版】空き家の解体費用相場はどれくらい?|費用削減のコツと相続問題など空き家撤去のポイントをまとめて解説します
目次
ガレージは種類や構造によって解体費用が変わる
車庫やガレージの解体費用は、ガレージの構造によって異なります。それぞれの構造によって解体の難易度や処理のしやすさなどが変化するためです。それぞれの一般的な相場は、以下の通りです。
- 木造ガレージ(W造):1坪あたり1.5万円~2万円
- 鉄骨ガレージ(S造):1坪あたり2万円~3万円
- 鉄筋コンクリートガレージ(RC造):1坪あたり6万円~8万円
- カスケードガレージ:1台15万円~20万円
注意点として、解体業者や施工地域によって費用は異なります。また、解体時に出る廃材処分費なども含めると、費用は増えていきます。詳しい見積もりに関しては、解体業者に依頼しましょう。
ガレージ解体の5つの流れ
ここでは、ガレージ解体の流れについて解説していきます。
- 解体業者に依頼する
- ガレージの養生と足場組立て
- 屋根や内装解体
- 骨組みの解体
- 埋め戻し工事と清掃
基本的な流れは、上記の5つに沿って解体作業を行います。解体費用を削減するためにも、工程内容を理解しておきましょう。
解体業者に相談して依頼する
車庫やガレージの解体を決意したら、解体業者に相談しましょう。ガレージの種類や状態などを伝えて、どれくらいの価格や期間がかかるかなどを相談します。その際、見積書をもらうようにしておきましょう。
見積書をもらわずに解体工事を依頼すると、工事完了後に割高な請求をされる恐れがあります。適正な費用を理解するためにも、依頼前に明瞭な見積書をもらいましょう。
ガレージの養生と足場組立て
解体前の準備として、養生や足場の組み立てを行います。養生や足場組立を行っている間は、作業員や工事車両がガレージ周辺を多く出入りします。そのため、騒音などにより周囲の方々からのクレームが入る可能性があります。
クレームを未然に防ぐためには、事前に工事案内を周知しておきましょう。周知内容は「工事の期間」「どれくらいの騒音」「作業時間」などを最低限伝えておくと良いです。
屋根や内装解体
ガレージの養生や足場組立が終わると、屋根やガレージ内装の解体作業が行われます。大抵、屋根や内装の解体から行われることが多いです。
この際、車庫やガレージ内の家具や設備を片づけておくのが費用削減のポイントです。詳しくは、次の章で解説します。
骨組みの解体
屋根とガレージ内装の解体が終われば、骨組みの解体を行っていきます。主に重機での解体を行いますが、立地条件的に重機での解体ができないケースがあります。
その場合、全て手作業となるため費用が大きくなることが多いです。見積書を作成してもらう際に、解体方法などを確認しておくのがおすすめです。
埋め戻し工事と清掃
車庫やガレージの骨組み解体を終えたら、埋め戻し工事と清掃を行います。埋め戻し作業を行っていないと、地盤沈下の原因になります。埋め戻し後、ごみ処理などの清掃を行って解体作業の全てが完了です。
以上が、車庫やガレージの解体工事の主な流れです。もし、解体工事や見積書の依頼などについて疑問や質問がありましたら、株式会社ウラシコにお気軽にご相談ください。
ガレージ解体費用を抑える2つのポイント
車庫やガレージの解体には、費用を抑えるポイントがあります。
- 見積書の記載は明確にしてもらう
- 廃棄物は事前に少しずつ処分しておく
さまざまな費用削減方法がありますが、今回は上記の2つの方法をご紹介します。
見積書の記載は明確にしてもらう
ガレージ解体費用を抑える方法として、見積書の記載は明確にしてもらいましょう。解体業者によっては「工事一式」や「雑材一式」など、あいまいな項目表記を行っている場合があります。
その場合、工事内容が明確でないため、適正な費用か判断できないでしょう。株式会社ウラシコでは、お客様にも分かりやすい明朗な請求書を提出します。見積書を希望のお客様はお気軽にご相談ください。
廃棄物は事前に少しずつ処分しておく
解体業者に依頼する前に車庫やガレージ内の廃棄物を処分しておくと、費用削減につながります。廃棄物に関しては、解体業者に依頼すれば解体時に出る廃材と一緒にガレージ内の家具や設備を撤去してくれる場合があります。
しかし、解体費とは別で撤去費が必要となります。少しでも費用を抑えるのであれば、自分で少しずつ撤去しておきましょう。
ガレージ解体費用をできるだけ抑えよう
ガレージの解体費用は、種類や構造によって変化します。また、地域や依頼する解体業者によっても解体費用は異なります。
本記事は、車庫やガレージなどの解体費用について解説していきました。これから車庫やガレージ解体を考えている方は、費用を少しでも削減できるようにしていきましょう。株式会社ウラシコは、内装解体や部分解体を行っている解体会社です。お気軽にご相談下さい。