
「OAフロアは、退去時の原状回復で撤去すべきだろうか」といった疑問をお持ちでしょうか。最近人気が急上場中のOAフロアの物件ですが、オフィスの移転などの理由で退去しなければならなくなった場合、原状回復で撤去すべきなのかよく分からないこともあると思います。
そこで今回は、OAフロアは退去時の原状回復で撤去すべきかどうかをテーマに詳しく見ていきます。オフィスの退去時に注意すべきポイントも併せてみていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
OAフロアとは?
OAフロアとは、OA機器の使用を前提にしたフロアです。たとえば、電気配線のほか、電話線・光ケーブル線といった配線を床下に通せるように、二重構造になっています。OA機器に必要な配線を床下に通すことで、フロア全体がスッキリするのが大きなメリットです。
また、配線に引っかかることによる損害(OA機器の電源が落ちて重要なデータを失う、足を取られて転倒してケガをするなど)を予防することもできます。そのため、OAフロアの物件は、オフィス用の物件を探している企業にとって、大変魅力的なのです。
OAフロアの原状回復で撤去が必要になるケースは?
ここでは、OAフロアの原状回復で撤去が必要になるのはどんなケースか、具体的に見ていきましょう。
入居後にOAフロアに変更した
入居後に自己負担でOAフロアに変更した場合は、原則として退去時の原状回復で撤去する必要があります。退去時には、入居時の状態に戻す義務があるからです。賃貸契約書にも、原状回復についての記載がありますので、確認してみましょう。
なお、貸し主に無断でOAフロアに変更していた場合、退去時の原状回復費用の負担に加え、違約金が発生することがあります。
OAフロアを汚損・破損した
何らかの理由によりOAフロアを汚損・破損した場合は、退去時に原状回復を求められます。汚損・破損がある状態では、そのまま賃貸に出すことができないからです。この場合、速やかに原状回復を行いましょう。
ただし、経年劣化や通常使用による摩耗や破損といった場合は、原状回復の義務を免れることがあります。思わぬトラブルを避けるには、退去時の立ち会いで貸し主と一緒に隅々まで確認し、同意することが重要です。
OAフロアの原状回復で撤去が不要なケースは?
一方、OAフロアの物件を退去する際に原状回復が不要なケースもあります。入居後に自己負担でOAフロアに変更した場合でも、貸し主がそのままの状態での退去を許可した場合は、そのままの状態で退去して構いません。
貸し主が原状回復しないでの退去を許可した場合、OAフロアの物件として次の貸し主を探す、もしくはすでに貸し主が決まっているといった場合などが考えられます。この場合、原状回復時に間違って撤去してしまわないよう、業者にきちんと伝えておくことが大切です。
OAフロアの原状回復とは?
ここでは、OAフロアの原状回復の主な方法や費用目安について具体的に見ていきます。
OAフロアの原状回復の費用目安
一般的なOAフロアの場合、原状回復の費用目安は1㎡あたり数千~数万円程度です。具体的な金額は、OAフロアの状態によって大きく左右されます。
たとえば、小規模フロアで軽い汚れの清掃のみで済む場合は安く済みます。しかし、破損や落ちにくい汚れがある、といった場合は金額が高くなるのです。さらに、完全に撤去するといった場合は、金額が大きく跳ね上がることがあります。
原状回復の費用が上乗せされるパターン
以下のようなケースでは、原状回復の費用が上乗せになることがあります。いずれも、特別な作業や準備が発生するからです。
- 業者の休日など営業時間外での作業の依頼
- 追加作業の依頼
- 撤去後の廃材を運搬する際にエレベーターが使えない
- 搬出用の通路が狭い
場合によっては予算をはるかにオーバーすることもあるため、早めに業者へ現場視察および見積もりを依頼して確認しておきましょう。なお、現場視察や見積もりは複数の業者に依頼しても構いません。ただし、むやみに依頼しても時間や手間がかかるだけなので、評判のよい業者を2~3社に絞って依頼することをおすすめします。
OAフロアの原状回復に必要な日数
OAフロアの原状回復に必要な日数は、2週間程度が目安になります。撤去工事に多くの手間と時間を必要とするからです。
そのため、退去日間近に原状回復工事に着手し始めると、間に合わないことがあるので注意しましょう。また、各種配線を安全に撤去するには、専門知識や経験が求められるため、業者の腕にかかっているといえます。
OAフロアの原状回復をスムーズに行うコツ
ここでは、OAフロアの原状回復をスムーズに行うコツを、詳しくご紹介します。
退去が決定したら早めに業者の日程を押さえる
まずは、退去が決定したら早めに業者の日程を押さえるようにしましょう。3月や9月といった年度末・期末は、業者の繁忙期に当たるため、都合のよい日程が押さえにくくなります。
業者の日程が押さえられず、原状回復ができないまま退去日を迎えた場合、違約金が発生する可能性が高くなります。また、1か月分の賃料を請求されるケースもあるため、退去日までに必ず原状回復を終えるように手配しましょう。
評判のよい業者に依頼する
OAフロアの原状回復は、評判のよい業者に依頼することも大切です。具体的には、以下のような条件を満たす業者を選ぶと間違いがありません。
- OAフロアの原状回復で豊富な実績がある
- スタッフの教育が行き届いており気持ちのよい対応をしている
- 依頼者の都合に合わせたスケジューリングを行っている
- 明確かつリーズナブルな料金設定をしている
- アフターサービスをしっかり行っている
なお、私たちウラシコでも、OAフロアの原状回復を数多くご依頼いただいた実績がございます。豊富な専門知識と経験のあるスタッフが親身になってご相談に応じますので、まずは、お気軽にお問い合わせください。
業者との行き違いを防ぐ
どんなに評判のよい業者であっても、すべてを業者任せにすると思わぬトラブルが起きることがあります。業者との打ち合わせでの行き違いを防ぐためにも、すべてをクリアにするまでよく話し合いましょう。「こんなはずではなかった」という状況を避けるためにも、以下のポイントを押さえながら業者との打ち合わせに臨んでください。
- 原状回復すべき部分と手を付けなくてよい部分
- 原状回復の完了期限
- 予算
- そのほかに気になること
また、打ち合わせ時は必ず記録を取り、口頭だけのやり取りでなく文書にして残しておくことがおすすめです。後日問題が発生したときに、どこで手違いがあったかハッキリさせることができます。
まとめ
OAフロアはOA機器の使用を前提としたフロアであり、大変魅力的なオフィス用物件です。そのため、自己負担でOAフロアに変更した場合は、貸し主の許可を得てそのまま退去できるケースも多く見られます。
しかし、入居当初からのOAフロアで入居中に破損・汚損したといった場合は、原状回復する必要があります。また、自己負担でOAフロアに変更したものの、貸し主に原状回復を求められた場合も同様です。
なお、私たちウラシコでは、OAフロアの原状回復を数多くご依頼いただいています。おかげさまで大変ご好評をいただいておりますので、安心してお問い合わせください。どんなに小さなことでも、豊富な経験と専門知識を持ったスタッフが親身になって対応いたします。
