皆様は原状回復(原状回復工事)を依頼する業者はどのように選んだら良いのかご存じでしょうか。
一番気になるのは、見積額だと思いますが、価格の安さだけで依頼する業者を選んでしまうと、あとから追加料金を請求されたり、必要な工事をすべて実施してもらえなかったりとトラブルになる可能性があります。
今回は、このようなトラブルを避けるために、名古屋エリアで原状回復を依頼する業者を選ぶコツやポイントの最新情報を紹介していきます。
原状回復や内装解体とは？原状回復に関する基礎知識はお得に施工するポイントはYouTubeでもご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
目次
名古屋エリアの原状回復工事業者選びのポイント
一言で原状回復工事といっても、住居（マンションなど）を退去するときに実施する内装仕上げや解体工事と、オフィスや飲食店などの物件を退去するときに内装を解体してスケルトン状態にする工事の大きく2つに分けられます。
今回は、後者のスケルトン状態にする工事を依頼することを前提として紹介していきます。
名古屋エリアでの実績が豊富
原状回復工事を依頼する業者を選ぶときに重要なポイントは、依頼内容を確実にこなしてもらえるかどうかだと思います。
例えば、工事を依頼する物件にアスベストが使用されていれば、解体工事の前にアスベスト除去工事を実施しなければなりません。この場合、アスベストを飛散させないための知識が必要になりますし、経験がなければ工事に時間がかかり希望の納期に間に合わない可能性も出てきます。
このように、原状回復工事に必要な作業の中には知識や経験が必要になるものがありますので、工事を依頼する場合には、依頼しようとする工事の実績が十分であるかどうかを確認するようにしてください。
実績があるかどうかは各会社のHPで紹介されていたり、口コミサイトで確認できますので、まずは探してみましょう。
担当者の対応や返信が速い
見積もりを依頼してからの連絡の速さや、現地調査から見積もり提示までの期間など、原状回復工事業者からの連絡がどれくらい速いかで、その業者がどの程度信頼できるかどうか計ることができます。
メールなどであれば1日以内には返信がある、他作業中で電話対応できなくても、そのあと折り返しの連絡があるなど、対応の速さも業者選びには重要になってきます。
訪問見積もりを実施している
原状回復工事を実施する際には、実際に現地を訪問し建物の立地や状態を確認してから工事の見積金額を算出するのが一般的です。
新型コロナウイルスなどの影響で、一部オンラインで実施されていたこともありましたが、見積もりに関しては「必要なこと」として実施されていたほど大事な部分です。
万が一、電話やメールだけで概算ではない見積もりを提示された場合には、あとから追加料金を請求されたり、実施してほしい工事を実施してもらえない可能性が出てきます。このようなトラブルを避けるためにも見積もり金額を提示するために現地を訪問してもらえるかどうかは重要なポイントです。
事前説明などの対応が丁寧
原状回復工事を実施する物件を訪問した後で見積もりを提示する際には、対面で工事の内容などの説明があることが多いです。原状回復工事をはじめとした工事に関しては専門用語が多く、説明されてもわからないといったことが発生します。
よくわからないまま工事を依頼した結果、追加費用が発生するなどのトラブルに発展するということもあり得ます。このようなことを防ぐためにも、原状回復工事についての不明点は質問するなど十分に理解してから依頼することが必要になります。
この時に、担当者の説明の中で不明な部分を質問した際に、丁寧にわかりやすく説明してもらえる、こちら(依頼者)の話をきちんと聞いてくれるなど細やかな気遣いをしてくれる業者を選ぶようにしてください。細やかなサービスが提供されている業者であれば、万が一トラブルになった際でも、理不尽な主張をしてくることが少ないなどもあります。
また、後述の見積もりにも関係してきますが、見積書がわかりやすい(掛かるコストの詳細が明確に細かく書かれている)なども対応が丁寧かどうかを判断する材料となり得ます。
こちらのページでは実際に弊社が作成している見積書を掲載しています。チェックポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。
見積価格が適正である
原状回復工事に関する記事の中で業者を選ぶ際に気を付けることとして記載されることが多い、適正価格についてですが、具体的に何が適正価格であるのか不明なことが多いです。
適正価格については、判断が難しいところではありますが、原状回復工事を依頼する場合には複数社に見積もりを依頼していると思います。
それぞれの見積もりが提示された後で見比べた際に、必要な工事がすべて含まれている見積もりの金額が大体同じくらいであれば、相場である＝適正価格であると判断できます。
ここで重要なのが、必要な工事がすべて含まれているかです。手抜き工事の結果見積金額が安くなっているのでは適正価格とはいえません。
解体工事に必要な許認可を保有している
原状回復工事に解体作業が含まれている場合には、工事のために「解体事業者の登録」(名古屋エリアであれば、愛知県に登録)をしているか、「解体工事業」と「土木一式工事」、「建築一式工事」、「とび・コンクリート工事業」のいずれかの「建設業許可」を保有していなければなりません。
この条件を満たしているということは、行政の審査を通っているということですので、詐欺集団などではないということは確認できます。
登録や許認可に関しては、一定期間ごとの更新が必要ですので、きちんと更新しているかどうかでスケジュール管理がきちんとできるところかどうかを見極めるポイントとしても使えます。解体事業者の登録に関しては、愛知県のHPに「愛知県解体工事業登録業者名簿」として公開されていますので、こちらを参考にするのもいいでしょう。
また、原状回復工事の中で実施する作業などに対しても許認可が必要になることがあります。例えば、原状回復工事の一環で実施した解体工事で発生した廃材をトラックで運搬する場合には「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要になりますし、解体する建物にアスベストが使用されている場合には、解体工の前に「石綿作業主任者」の資格を有した人を含む作業者が各種届出を行った後に、アスベスト除去工事を実施する必要があります。
依頼する工事に関する許認可をきちんと有しているかどうか、有していない場合には他の会社に委託することになる旨の説明があるかなどを確認する必要があります。万が一、無資格の業者が作業を行った場合には、実施業者だけでなく依頼者まで罰せられる可能性が出てきますので、ここは必ず確認するようにしてください。
工事業者向けの保険に加入している
工事を実施するということは、事故が発生し損害を与えてしまう可能性があるということですので、工事(特に解体工事)を実施する場合には、ほとんどの業者が損害賠償保険に加入しています。
工事を実施しているのは、原状回復工事業者であり、万一損害を与えたとしても、業者側の責任であるのに、なぜ確認しなければならないのかと思う方もいらっしゃるかも知れません。
損害賠償保険は基本的には業者を守るために加入すべきものですが、原状回復工事業者に支払い能力がない場合や工事業者が賠償責任を逃れるような行動をとる場合、依頼主に責任追及が来る可能性もあります。
このような事態を避けるためにも、原状回復工事を依頼しようとする業者がどのような形であれ、損害賠償保険に加入しているかどうか確認することが重要です。
また、保険に加入しているということは、リスクマネジメントがきちんとできているというだけでなく、保険会社の加入審査を通過している最低限の信用が置ける業者であるという指標にもなります。
依頼しようとしている業者のHPや見積書に記載されていない場合には、直接問い合わせるなどして確認するようにしてください。
ウラシコは今回ご紹介した選定ポイントをすべてクリアしています！
今回は、名古屋エリアで原状回復工事業者に依頼するときの業者の選び方のポイントについて説明してきました。
今回紹介したポイントすべてに当てはまる業者を見つけるのは、なかなか大変だと思いますので、譲れないポイントが何かなどを考えながら業者の選定を実施するようにしてください。
もちろん！私達ウラシコは今回ご紹介したポイントをすべて抑えたサービスをご提供しています。名古屋エリアの原状回復工事のことなら私たちにウラシコにご相談ください！
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