「トイレの解体工事を考えているけど、費用ってどのくらいかかるんだろう?」
「トイレの種類って色々あるけど、どれが一番高くなるんだろう?」
このように、トイレのリフォームなどを予定していて、トイレの解体工事の費用を知りたいと考えている方は、多いのではないでしょうか。この記事では、トイレの解体から撤去、処分までの費用を詳しく解説していきます。
トイレは和式から様式に変えたり、ユニットバスから独立のトイレにするなど、現代の使用に合わせて変更を加えることが多いでしょう。
しかし、トイレの解体費用の相場を把握していないと、業者に多額の請求をされてしまう可能性が。トイレの解体で失敗しないためにも、この記事をチェックしてみてください。
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目次
トイレの解体を業者に依頼する理由とは?
トイレの解体工事は思っているより大変です。トイレの解体にはトイレの下にある砂出しという作業があり、砂出しの作業が一般の人には難しい作業になります。
特に汲み取り式や和式タイプのトイレは、砂の量が多い場合があります。また、トイレ解体後の便器やタイルなどを搬出して撤去するのも結構な時間を要するでしょう。
加えて、トイレは作業スペースが狭いため、壁など他の部分を壊さずに解体するのが至難の業になります。解体作業の大変さや解体後の撤去などを考えると、トイレを解体できる業者に任せるのが最適な手段となるでしょう。
トイレの解体はどの業者に依頼すればいい?
基本的に解体工事業者に依頼すればいいでしょう。一般的に通常の解体工事業者は、トイレの解体工事を請け負っています。解体工事から撤去、処分までしてくれる業者が多いです。
中には、トイレの解体工事を請け負っていない業者もあるので、問い合わせて確認するといいでしょう。解体業で実績のある業者を選ぶと高額な費用を請求されることはありません。実績を確認したうえで業者を選ぶようにしましょう。
トイレの解体費用相場とは?
トイレ解体の費用は、トイレの種類や作業範囲がどこまで及ぶかによって異なります。ここでは、解体の費用を記載しますが、電気設備工事や旧排水衛星設備工事、床や壁の工事、クロスの張り替えなど解体工事に伴う追加費用が発生する可能性があるので注意してください。
汲み取り式トイレの解体費用
- 費用相場→20,000円〜30,000円程度
トイレの広さや作業員数によって費用が左右します。
和式トイレの解体費用
- 費用相場→20,000円〜30,000円程度
和式トイレは汲み取り式と同程度の料金で解体できます。洋式トイレと比べて1万円〜2万円ほど安く済む傾向にあります。
洋式トイレの解体費用
- 費用相場→30,000円〜40,000円程度
洋式トイレは解体範囲が広いため、和式トイレと比べて費用が高くなる傾向にあります。
ユニットバスの解体費用
- 費用相場→30,000円〜40,000円程度
上記はユニットバスのトイレだけを撤去する場合の費用となります。ユニットバス全体を撤去する場合は、10万〜15万ほどかかると考えておくといいでしょう。
小便器の解体費用
- 費用相場→10,000円〜15,000円程度
小便器の解体費用は他のトイレの種類と比べると安く済むでしょう。しかし、小便器の周りの床は汚れている可能性が高いので、床まで工事する場合が多いです。工事範囲が広くなる可能性が高いため、追加費用もかかると考えておいた方がいいでしょう。
トイレ解体後の撤去費用
トイレ解体後の撤去費用は以下の項目が考えられます。
- 便器の撤去費用→20,000円〜30,000円程度
- 浄化槽の撤去費用→30,000円〜70,000円程度
- ガレキの撤去費用→20,000円〜30,000円程度
- 棚など残置物の撤去費用→10,000円〜20,000円程度
残置物などは、自分自身で撤去すると費用が安くなるでしょう。一般的に解体から撤去まで込みでの料金となっている場合が多いです。どこまで作業してくれるかを事前に確認しておくといいでしょう。
トイレ解体後の処分費用
トイレの処分は、自分自身でおこなうのは難しいでしょう。トイレ本体が重く運び出すのが難しかったり、処分の手続きが複雑だからです。基本的には、業者に処分を依頼するのが最適でしょう。
トイレの処分は産業廃棄物扱いとなるため、産廃業者に依頼することになります。トレイの数や大きさにもよりますが、2tトラックで済めば15,000円〜20,000円程度です。4tトラックになると20,000円〜30,000円が相場になります。
産廃業者の中には、悪徳の業者が多く存在するので、過去の実績を確認してから依頼するようにしましょう。また、解体から処分まで一括しておこなってくれる解体業者も存在するので、事前に確認してみてください。
トイレの移動について
トイレの解体をするにあたり、トイレの移動を考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、トイレの移動は現実的に難しいです。
たとえば、トイレの下には排水管があるので排水管を移設させるとなると、大規模な工事が必要になります。大規模工事となると多額の費用がかかるので、費用面も考慮しなければなりません。
また、建物の作り上、排水管の移設ができないケースも考えられます。特にマンションやアパートなどは独自の排水方式を取っているため、排水管の移動が難しいです。よって、基本的にはトイレの移動は現実的に難しいと考えておくといいでしょう。
トイレのリフォームについて
トイレを解体するにあたり、和式トイレから洋式トイレに変えるなどのリフォームを考えている方も多いでしょう。和式トイレから洋式トイレに変えるリフォームは、30万円〜45万円ほどかかると考えておくといいでしょう。
劣化した洋式トイレを新しい洋式トイレに変えるリフォームの場合は、15万円〜30万円ほどになります。また、トイレのリフォームには、「高齢者住宅改修費用助成制度」や「住宅ローン減税」、「ローン型減税」、「投資型減税」など補助金を受けられます。該当する場合は申請するといいでしょう。
まとめ
この記事では、トイレの解体から撤去、処分までの費用を詳しく解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。
- トイレの解体は難しいため解体業者に任せるのが適切
- トイレの解体は通常の解体工事業者に依頼する
- トイレの解体工事は解体費用のほかに撤去費用や処分費用などがかかる
- 電気設備工事や旧排水衛星設備工事、床や壁の工事、クロスの張り替えなど追加料金がかかる可能性がある
- 汲み取り式・和式トイレは20,000円〜30,000円が費用相場
- 洋式トイレ・ユニットバスは30,000円〜40,000円が費用相場
- 小便器は10,000円〜15,000円が費用相場
- 撤去は「便器」「浄化槽」「ガレキ」「残置物」などがある
- トイレの処分費用は15,000円〜20,000円が相場
- トイレの移動は現実的に難しい
トイレの解体は簡単のようで難しいです。自分自身の解体で最悪な事態を招かないようにするためにも、解体業者に依頼するのが最適でしょう。トイレ解体工事をスムーズにおこなうためにも、上記のポイントを参考にしてみてください。
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