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【2023年更新】空き家の解体費用の平均相場|注目の補助金やローン情報も解説します

実家の解体

空き家の解体費用

「実家が空き家になってしまったので近隣に迷惑がかかる前に解体したい」

「子や孫に迷惑を掛けたくないので自分の代で空き家を処分したい」

とお考えの方も多いのではないでしょうか?とはいえ家を新築するのと違い、家の解体費用をイメージできない方も多いと思います。

そこで今回の記事では、空き家を処分したいと考える方に解体費用の平均相場や補助金の制度、ローン情報などについて詳しくお伝えします。空き家解体を検討中の方は是非ご参考ください。

解体工事では、残念ながら”悪徳業者”も数多く存在します。「壊せば終わり」と考えている業者には要注意です!こちらのページでは解体工事でよく起こるトラブルや、悪徳業者の手口、対処法、優良業者の選び方を体形的にまとめています。ぜひこちらもご覧ください。

空き家解体の現地調査の様子をYouTube動画でも解説しています!

私達ウラシコでは、解体撤去工事の見積もりの前に必ず現場を確認して、建物の位置や造作の形状、残置物の有無を確認し、お客様のニーズをきちんと確かめて、適切な見積もりをしています。実際の現地調査の様子を動画でもお確かめください。

解体費用の内訳

解体費用は大まかに言って次の4つの要素に分けられます。

・養生費
・解体人件費
・重機使用料
・廃棄物処分費

以下、それぞれについて詳しく解説していきます。

養生費

工事で出る粉塵が舞うのを防ぐために使う養生シートや防音効果のあるシート、仮設の足場、仮設トイレなど作業員の方が作業を効率よく進めるのに必要な設備に使われる費用です。

解体人件費

解体人件費は、解体工事をするのに必要な人件費のことです。解体作業に携わる人のことだけを言うのではなく、重機を運転する人や、警備が必要な場合は警備員の給料も含みます。

人数が多く、工期が長いほど費用は高くなるので、見積もり時にはしっかり確認しておくことが必要です。

重機使用料

家を解体するにあたり、人力ではなく、重機が必要になる場面も多いです。解体業者が重機を所有していれば、事務所から工事現場まで運んでくる運搬費がかかります。

ただし一般的には重機はレンタルで賄うことが多く、借りる日数が長くなるほど、費用も高額になります。

廃棄物処分費

解体工事で出た廃棄物は「産業廃棄物」という扱いになり専門業者によって分別、処理されるよう建設リサイクル法によって決められています。

廃棄物を不法投棄されてしまうと工事の注文者も法的処分の対象になるため、業者選びには注意が必要となります。廃棄物を管理するマニフェストを発行し、正しく処分をしてくれる業者に作業を依頼しましょう。

空き家の解体費用相場はどのくらい?

空き家の解体費用相場が決まる条件は概ね以下のようになります。

・建物の構造(木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造など)と広さ

・現場の状況や建物の立地条件

・地域

空き家の解体費用相場は、空き家の立地、構造、解体方法によって大きく異なります。そのため、以下にご紹介する相場は、あくまで目安程度の大まかな相場であることをご理解ください。

家の構造体 坪単価
木造 坪単価3~5万円
鉄骨造 坪単価5~7万円
鉄筋コンクリート造 坪単価6~8万円

建物の立地条件も重要です。土地が狭くて重機が入りにくかったり、近隣の家が近い現場だったりすると、人力で解体する必要が出てきたり、養生にもより気を使わなければならなくなったりするので、その分費用が上乗せされることになります。

また地域によっても解体費用は変わってきます。作業のしやすさや重機使用料、人件費などが都市部と地方では違いがあるためです。

人件費は地方と比べると都市部の方が高くなる傾向があります。

重機使用料は重機を置いておく場所の家賃が都市部の方が高い、地方の方が都市部より隣の家との間隔にゆとりがあるため作業がしやすいといった理由でいずれも都市部の方が費用が高くなります。

空き家の解体で利用できる補助金について

ここからは利用できる代表的な補助金についてご紹介していきます。ただし、制度の有無や名称は自治体によってまちまちなので、お住まいの自治体で利用できる制度について事前に調べておきましょう。

都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金

この補助金は都市の景観を守る目的で、長い間放置された空き家の解体に際して支給される補助金です。支給額は解体費用の1/5~1/2程度です。解体後には都市の景観の向上に役立つような土地の活用を実践することが義務付けられます。

老朽危険家屋解体撤去補助金

この補助金は長い間維持や管理をされることなく放置されてきた空き家の解体に際して支給される補助金です。支給額は解体費用の1/5~1/2程度です。老朽化してきた空き家が倒壊するリスクを減らすために設けられています。

建て替え建設費補助金

長期間放置された空き家が倒壊したり、犯罪の温床になったりするリスクを減らすため、空き家の解体費用や基準を満たした新築住宅の建設費の一部を助成する制度です。

自治体によって制度の有無や支給条件などが異なるので事前にホームページなどを調べてみましょう。

空き家の解体で利用できるローン情報

解体にかかる費用は決して安いものではありません。現金だけで支払うことが難しい場合、融資を受けて支払いに充当したいと考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

空き家解体ローンは金融機関やJAなどで取り扱っている場合が多いです。支給額やローンの名称などはそれぞれの店舗によって異なりますが、多くの金融機関で500万円程度の融資を受けられます。

空き家を放置しておくことは様々なリスクがありますので、こういう選択肢もあることを知っておいたうえでスムーズな解体につなげていきましょう。

まとめ

空き家の数は年々増えており、対策を打つ意味でも自治体は解体費用の一部を補助するための制度を拡充させています。

長期間管理の行き届いていない空き家を放置しておくことで、倒壊の危険や犯罪の温床になるなど、近隣へ多大な迷惑をかけることになりかねません。情報を集めて適切に解体を遂行していきましょう。

もちろん、東海エリアの空き家解体は私達ウラシコにおまかせください!解体費用でお困りの方はぜひ一度お気軽にご相談いただけますと幸いです。

私達にご依頼いただいた場合のお問い合わせから工事完了までの一連の流れについてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

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