土間はつりとは？内装解体工事でよくある工事品目を分かりやすく解説します。

writer_okamoto

2年前

そもそもはつりとは？

内装解体工事やリフォームなどの工事品目でよく見る「土間はつり工事」。土間はつり工事とは、コンクリートやレンガなどの硬い部材の解体や削りなどを行う工事です。

施工方法によって費用も変化するため、工事内容を理解しておくと費用の削減ができることがあります。本記事では、土間はつりの基礎知識や費用の内訳について解説していきます。土間はつりについて知らない方や学びたい方は、ぜひ本記事をご参照ください。

そもそもはつりとは？

はつりとは、主にコンクリートやレンガなどの硬い部材を解体したり、削ったりする工事を指します。解体工事やリフォームなどの工事現場で行われ、アスファルトなどの道路工事などにもはつりは行われます。

また、はつり工事は一般的に解体工事と呼ばれる作業とは異なります。建物全体を壊す工事は「解体工事」、コンクリートなどの加工を施す工事は「はつり工事」と覚えておきましょう。

近年流行っているDIYなどで、土間はつり工事を行おうとする方は多いですがおすすめできません。現在の土間はつりは、基本的にハンマドリルやダイヤモンドカッターなどの機器を使うため、購入費用がかなりかかります。

ホームセンターなどでも購入はできますが、相場として3万～5万円程度はかかるでしょう。また、工事中に発生する騒音や粉じんの対策などを行う必要があることに加えて、ケガの恐れもあるため素人にはリスクがかなり高いです。もし、はつりを考えているのであれば、解体業者に依頼することをおすすめします。

解体工事やリフォームを依頼する際に、土間はつりの依頼費用は主に2種類に分かれます。

作業範囲や作業場所などによって、上記の2種類の方法で土間はつりは行われます。それぞれの作業内容や費用の違いについて、詳しく見ていきましょう。

人力での土間はつりは、作業員が電動工具を使用する作業です。屋内や狭い範囲など、重機が入れないスペースなどは人力での土間はつりを行います。場合によっては「ノミ」と「ハンマー」で、昔ながらの手ばつりを行う場合もあります。費用の相場としては、以下の通りです。

上記はあくまで目安であり、使用する電動工具代や作業内容によって変動します。もし詳しく知りたい方は、解体業者に1度相談しましょう。

重機での土間はつりは、ユンボやショベルカーなどの重機を使用しての作業になります。主に、屋外や広範囲での土間はつりが必要な場合に選ばれます。

費用としては、解体業者が「重機を所持しているか」「重機の種類」などによって異なります。詳しく知りたい方は、解体業者に相談ください。

前章で土間はつりについての費用を解説しましたが、工事費用に付随する項目もあります。

追加費用は工事によって異なりますが、費用がかかるのは上記の3つです。土間はつり工事を依頼する前に、理解しておきましょう。

土間はつりには、粉じんや騒音が発生します。発生した粉じんや騒音を放置しておくと、近所の方からクレームがきたり、法律に違反したりする可能性があるでしょう。そのために、粉じんや騒音の対策をする作業が必要となります。

また、屋内の土間はつりであれば、周囲の壁や床にキズを付けないために、養生作業が必要です。養生を行うにも、養生材や養生作業に時間と費用がかかってしまうため、土間はつり工事に合わせて必要な費用となります。

土間はつり工事に限らず、工事を行うには作業員が必要となります。人件費の増減は、基本的に作業の日数と作業人数によって計算されます。

そのため、作業規模が大きくなるに比例して、費用もかかると覚えておきましょう。また、解体業者によって、1人あたりの費用が異なります。

土間はつりを行っていると、コンクリートやレンガの破片が出てきます。その破片を撤去するためにも費用がかかり、その総称が「廃材撤去費」です。

廃材を運ぶ「トラック代」などもあり、土間はつりの範囲が広くなると廃材撤去費も増加します。土間はつり工事費以外にも追加費用が必要となるため、資金計画は立てておきましょう。

土間はつりは、内装解体工事やリフォームを行う際に必要となる工事です。コンクリートやレンガを削ったりする際は、解体業者に土間はつりを依頼する必要があるかもしれません。

本記事では、土間はつりの基礎知識や費用の内訳について解説していきました。これから土間はつりを検討している方は、まずは専門家に相談してみてから土間はつり工事を依頼しましょう。

株式会社ウラシコは、建築物の解体業者です。重機を使っての土間はつりなどの経験あるため、工事依頼や見積書の相談などがあればお気軽にお尋ねください。