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解体業者にお茶出しは必要?差し入れの必要性を解体業者目線で解説します。

解体業者にお茶出しは必要

建物の解体工事を行う際に、現場で作業している作業員の方にお茶出し(差し入れ)をしたほうがいいのかと迷うこともあるかと思います。

今回は、解体工事業者へのお茶出し(差し入れ)が必要なのかどうか、また差し入れするときには何がいいのかを紹介します。

私達にご依頼いただいた場合のお問い合わせから工事完了までの一連の流れについてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

お茶出しは必要?

解体工事とお茶出し(差し入れ)の関係性

日本では、昔から家を建てる大工や庭の剪定をする庭師にお茶出し(差し入れ)をするという文化(慣習)が存在しました。この文化(慣習)に従って解体工事業者にお茶出し(差し入れ)をするという人もいます。

しかし、本当にお茶出し(差し入れ)が必要なのか疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、本当に必要かどうかお話ししていきます。

お茶出しは必要なのか

結論から言えば、お茶出し(差し入れ)は必要ありません。というのも、お茶出し(差し入れ)をしなければならないという規定があるわけではなく、工事の依頼主の優しさや感謝の気持ちで行うものであるからです。

中には、差し入れをしたいけど仕事の都合などで、差し入れをすることが難しい人もいらっしゃると思います。そのような方は、無理をしてまで差し入れを行う必要はありません。

また、現在では解体工事業者のほうが「差し入れ(お気遣い)は不要です」、「お気持ちだけで結構です」といったことを言われることもあります。

もちろん、差し入れをもらえばうれしいとは思いますが、相手にわざわざ引け目を感じさせる必要はありませんので、差し入れを押し付けるようなことは控えるのがいいでしょう。

先に説明した日本の文化で考えると、自分たちが住む家を建ててくれていることへの感謝、自分たちではできない庭の剪定を代わりに行ってくれていることへの感謝、危険が伴っている作業を行ってくれている作業員へのねぎらいなどの気持ちから、お茶出し(差し入れ)を行っていると考えることができます。

決して義務感からそうしているわけではないと思います。

お茶出しの影響

お茶出し(差し入れ)を行うことは、工事の依頼主(施主)の気持ち次第であることは述べましたが、お茶出し(差し入れ)をしないことで、なにかデメリットがあるのではないかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、そのようなことはありません。

そもそも、解体工事自体はお金を払って依頼しているものですので、お茶出し(差し入れ)を行わないことで、工事が雑になったり、工事が遅れたりするのは、解体工事業者側の問題であり、依頼主(施主)には何の責任もありません。

逆に、お茶出し(差し入れ)を行うことで、作業員のやる気やモチベーションが上がり、多少普段よりも丁寧になったり、工期が前倒しになったりすることはあるかもしれませんが、それほど大きな影響はありません。

お茶出しの習慣の衰退

古くからの文化(習慣)として行われてきたお茶出し(差し入れ)ですが、その文化(習慣)は徐々に衰退してきています。以前は、地域密着型の業者の減少や人間関係の希薄化など要因はいろいろとありますが、時代の流れにそぐわなくなっているというのが一番の理由かもしれません。

お茶出しを行う場合には

先に述べたように、お茶出し(差し入れ)は必ずしも必要ではないことをお話ししましたが、お茶出し(差し入れ)を行う場合に気を付けたいことを紹介します。

ついでに行う

先にも少し述べましたが、わざわざお茶出し(差し入れ)をするために、仕事の合間を縫って訪問したり、わざわざ遠方から訪問することに対して引け目を感じる可能性は高くなります。

そのため、お茶出し(差し入れ)を行う場合には、工事の進捗確認をしに行く「ついでに」行うのが相手の気持ちを考慮した行動になります。

実際、解体工事を行う際には進捗確認や希望通りの工事になっているのかどうか確認することが望ましいとされていますので、解体工事現場を訪問する予定があるついでにお茶出し(差し入れ)を行ってみてください。

ただし、進捗確認で何時間も作業員の手を止めてしまうのは、作業員の迷惑になりますので、適度な時間を心がけてください。工事現場に行き、進捗を確認して、好きな時間に召し上がってくださいといって持参した差し入れを渡す程度がいい塩梅になると思います。

工事に関して疑問点があったり、聞きたいことがある場合には、工事責任者が現場にいるときに行うのがいいかと思いますので、次回の出勤日などを確認して、その時に訪問するか電話などで聞くのがいいでしょう。

お茶出しの回数とタイミング

お茶出し(差し入れ)を行うのであれば、進捗確認のついでに行うのがいいという話はしましたが、実際にお茶出し(差し入れ)はどのタイミングで、どれくらい行うのがいいのでしょうか。

お茶出し(差し入れ)の回数に関しては、進捗確認に行く度に行う必要はありません。工期中に1~2回行えばいいでしょう。

というのも、小規模工事の場合であれば作業員はそれほど多くないでしょうが、大がかりな工事の場合作業員の数も多くなります。この場合、お茶出し(差し入れ)のためのドリンクやお菓子などを購入するもの持っていくのも大変です。お茶出し(差し入れ)の回数の正解などありませんので、無理のない範囲で行ってください。

また、お茶出し(差し入れ)を行うタイミングですが、いつでもいいわけではありません。大切な工事の最中に手を止めることはできませんので、作業開始前や終了後、昼休憩、また10時と15時頃に行われる小休憩のタイミングで行くことをおすすめします。

変なタイミングで差し入れを持参して、工事の手を止めさせてしまうのは、逆に迷惑になってしまう可能性があるのでタイミングは重要です。また、休憩の時間に行く場合には、あまり長く話し込んでしまうと体を休めるための休憩を十分にとることができませんので、最低限の配慮は忘れないようにしましょう。

お茶出しに持っていくもの

お茶出し(差し入れ)を持っていく時に何がいいのかと思うこともあるかと思います。基本的には、片手間で摂取できるものが好まれますので、お茶やスポーツドリンク、コーヒーなどの飲料、すぐに食べることができる軽食などがいいでしょう。

飲料に関しては、季節に合わせて冷たいもの、暖かいものを使い分けると嬉しいです。ペットボトルの飲料をケースで購入して「好きな時に飲んでください」と言って渡すのでも十分です。

軽食に関しては、夏場はアイスなど体を冷やすことができるもの、冬場であれば肉まんなど体をあたためることができるものがいいでしょう。

また、オールシーズン対応できるものとして、軽くつまむことができる個別包装のおかしなど気軽に食べれるものが助かります。

逆に、ケーキや生ものなど傷んでしまったり食中毒の危険性が高いもの、高価すぎるものに関しては控えるようにしましょう。

まとめ

今回は、お茶出し(差し入れ)の必要性と差し入れを行う場合の注意点などを紹介してきました。

何度も繰り返していますが、お茶出し(差し入れ)は、依頼主(施主)の感謝や労いの気持ちを表すものであり、義務ではありませんので差し入れを持っていくかどうかで悩む必要はありません。

また、お茶出し(差し入れ)を行う場合には、最低限の気遣いを忘れないようにしましょう。

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