おしゃれ感を出すのにおすすめのモルタル。近年ではDIYをする方にもモルタルは人気の建材です。モルタルは新築やリフォームする方にもおすすめです。
とはいえ、モルタルの特徴を知らない方も多いと思います。さらに、モルタルの解体には特別な資格が必要となります。この記事ではモルタルの特徴と解体方法、処分方法について解説いたします。
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目次
モルタルの特徴!自由自在に使えるのがウリ
モルタルは、セメントと砂を混ぜ合わせ水で練り合わせた建材です。おもな使用用途はレンガやブロックなどの接着剤ですが、近年ではおしゃれな壁材に使う方も多くいらっしゃいます。
使用用途がさまざまなモルタルでは、ほかの建材にはない特徴がウリ。おもに挙げた3つの特徴から、モルタルの良さを見つけてみてください。
仕上げ方によって壁に表情が出る
モルタルのおもしろいところは、仕上げ方によって表情がまったく変わることです。そのため、自分好みの壁に仕上げることも可能。
代表的な仕上げ方は
- リシン吹付
- スタッコ仕上げ
- 吹付タイル
- リシンかき落とし
- 左官仕上げ
ほかにも仕上げ方は多数あるので、施工業者と相談して決めるのもおすすめです。
モルタルは外壁・内壁などさまざまな場所で使える
モルタルは先ほど簡単に説明したように、接着剤として使われることが多い建材です。しかし、近年では使い方もバラエティに飛んでいるのが特徴。
外壁や内壁で使うのは当たり前というぐらい、モルタルは浸透しています。
他にも床やバルコニーの仕上げとしても使われています。表情豊かなモルタルだからこそ、使う場所を選ばないのも大きな特徴です。
カラーはお好みを選べる
以前はモルタルというと、グレーや暗めの色が主流でした。近年ではモルタルのカラーも多様化しており、自分の好きな色を選べるのも大きな特徴です。
グレーや暗めの色もすてきですが、オリジナリティを出すなら変わったカラーのモルタルを使ってみるのもいいですね。
こちらの記事では建物の壁や床の下地材である石膏ボードについて詳しく解説をしています。ぜひ合わせてご参照ください。
モルタルを内装解体した後の処分方法
建物の増改築でも使われるモルタルですが、内装解体後の処分方法は気をつけなければいけません。
一見すると、粗大ごみや不燃ごみでも良さそうに思いますが、モルタルは特別な方法で処理が必要です。
モルタルは産業廃棄物として処理
内装解体で出るモルタルは、粗大ごみや不燃ごみでは処理できません。
内装解体後に出たモルタルは、コンクリート廃棄物扱いになります。そのため、家庭ごみとして出すことは法律で禁止されています。
モルタルを処分するときは産業廃棄物処理業者へ依頼
産業廃棄物のモルタルは、民間の産業廃棄物処理業者へ依頼し、適切に処分しなければいけません。産業廃棄物処理業者は、都道府県知事の許可を得た業者が行えます。
中には、許可を得ずに廃棄物処理を行う業者もいます。そのような業者は違法な処理や不法投棄することが多いので、モルタル処理を依頼するときは必ず許可を得ているか確認してください。
産業廃棄物は法律にのっとって処理
産業廃棄物は1970年に公布された「廃棄物処理法」にのっとって処理されます。内装解体で出たモルタルも、この法律に従って処理します。
廃棄物処理法では
- 責任の所在
- 許可の管轄
- 業者
- 施設の基準
などが厳格に決められており、マニフェストを元に処理しなければいけません。
産業廃棄物とマニフェストの関係は、こちらの記事でより詳しく解説しています。解体工事を依頼される際は、必ず理解しておきましょう。
まとめ
モルタルはひび割れがしやすいというデメリットはありますが、個性を出す建材としてはとても使いやすいものです。理想の仕上がりをイメージしながらモルタルを取り入れてみるのもいいでしょう。
ただし、内装解体でモルタルを処分するときは、指定の業者に依頼しなければいけません。許可を受けた業者でないと思わぬトラブルに発展するため、業者選びは慎重に行ってください。
優良な解体業者に見分け方に関しましては、こちらの記事一覧ページにてまとめております。こちらも合わせてご参照ください。