内装解体や原状回復工事を依頼するときの一番の気がかりは、工事費用がどれくらいになるかだと思います。しかし、工事費用が安いことだけで解体工事業者を選ぶのは正しい判断とは言えません。
今回は、一宮市で内装解体や原状回復工事を依頼する業者の選び方や確認すべきポイントを紹介していきます。
内装解体・原状回復工事など、退去費用の見積もり書の見方は動画でも解説しています!ぜひこちらも合わせてご参照ください。
また、こちらのページでは実際に弊社が作成している見積書を掲載しています。チェックポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。
目次
一宮市での解体業者の選び方
それでは早速、一宮市で内装解体業者、原状回復業者を選定するときに、抑えておくべきポイントを紹介していきます。
解体工事に必要な資格があるかどうか
工事業者が事業として解体工事を行うためには、都道府県(一宮市であれば愛知県)に「解体事業者の登録」を行うか、「解体工事業」と「土木一式工事」、「建築一式工事」、「とび・コンクリート工事業」のうち少なくともいずれか1つの「建設業許可」を保有している必要があります。
「解体事業者の登録」については建設リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)で、「建設業許可」については建設業法で定められています。解体事業者の登録は、解体工事費用が税込500万円未満の解体工事のみを受けることができ、解体工事は登録している都道府県内(愛知県内など)に限られます。
一方、必要な建設業許可を保有している場合には、工事金額の上限や工事場所の制限なく工事を実施することができます。
解体工事に付随する資格
工事自体のほかにも、解体工事の中で行う作業に対して許可や免許が必要になることがあります。
例えば、解体工事で発生した廃材をトラックやダンプで運搬する場合には「産業廃棄物収集運搬業許可」、アスベストが使用されている建物の解体工事を行う前に実施する必要があるアスベスト除去工事を実施するには「石綿作業主任者」の資格と工事前の各種届出が必要です。
また、工事で使用する重機を操縦するにはそれぞれ免許や講習の受講が必要になります。どちらの場合でも、一定期間ごとに更新が必要ですので、必要な許可や登録を行っているかどうかを確認することで、スケジュール管理がきちんと出来ているかどうかを判断する基準にもなりますので確認するようにしてください。
工事の実績が豊富かどうか
業者を選ぶときに、実際に依頼しようとしている会社の工事の実績が十分かどうかを確認することも必要です。
通常の解体工事や原状回復工事であればどの業者でもさほど変わりはないかもしれませんが、浄化槽の撤去が必要な場合や、アスベスト除去工事が発生する場合には、正確な知識やノウハウ、経験がある業者に依頼する必要があります。
高度な技術が必要な工事ほど、実績や経験があるかどうかで依頼する業者を選ぶ必要があります。実績や経験については、それぞれの会社のHPで紹介されていたり、まとめサイトなどで確認できることもありますので、検索してみてください。
訪問見積もり(現地調査)を実施するかどうか
解体工事の見積もりを行う際には、実際に現場を訪問し、建物の立地や状態を確認してから見積もり金額を算出するのが一般的です。
解体工事に関しては、建物の立地や工事現場の規模次第で重機を使用できるかどうか、廃棄物を搬出するトラックを横付けできるかどうかが変わってきます。
重機を使用できるかどうか、トラックを近くに駐車できる場所があるかどうかについては、実際に訪問して確認しなければわからないこともあります。
これらについては、実際工事が始まって作業時間や作業工数が増えるとなれば、追加費用が必要になることもありますので、綿密に現地調査を行った後、見積金額を算出してもらうことをおすすめします。
万が一、電話だけで見積もりを出された場合には、廃棄物処理料金が含まれていないなど、工事後に追加料金が必要になる可能性が高くなりますので、訪問での見積もりを依頼するか、追加費用に関して確認するなどの対処が必要です。
見積価格が適正である
基本的に見積書には工事の詳細と金額が記載されているはずですが、工事費用の総額が「一式」として書かれている場合には、詳細な見積もりを出してもらうようにしてください。
「一式」表記が多用された見積もり書では、使用部材や各部材の数量などのチェックができず、工事内容に問題があってもその対応が十分に検討できない可能性があります。
A社とB社では料金に含まれる工事内容が異なることもありますし、廃棄物の処分費用が別になっているため、見積金額が安く見えている可能性もあります。
見積書を確認するときには、金額が極端に安すぎないかどうかの他に、内訳書をくださいと聞いてみることをお薦め致します。もしも、詳細な見積もりの提出を拒否するような場合には、その業者は本当に信頼できる業者か怪しいです。
工事保険に加入しているかどうか
屋内での原状回復工事の場合にはあまり意識する必要がないかもしれませんが、解体工事や屋外での原状回復工事では、重機や工具を使用していることもあり、工事従事者だけでなく、第三者に対しても事故のリスクがあります。
しっかりとした解体工事業者であれば、万が一の事故に備えて賠償責任保険に加入しています。保険に入っている(加入できている)ということは、リスクマネジメントがしっかりとできている会社であるというだけでなく、保険会社の審査を通過している信頼できる業者であるという指標にもなります。
依頼しようとしている業者のHPなどに記載がない場合には、見積もりや相談の際などに確認するようにしてください。
一宮市の解体工事もウラシコにお任せください!
今回は一宮市で解体工事の業者を選定する際に、注意する点をいくつか紹介してきました。今回紹介した点については、後からトラブルに発展する可能性があることも考慮して紹介してきましたので、トラブルを未然に防ぐためにも、知っておいて損はないです。
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解体工事では、残念ながら”悪徳業者”も数多く存在します。「壊せば終わり」と考えている業者には要注意です!こちらのページでは解体工事でよく起こるトラブルや、悪徳業者の手口、対処法、優良業者の選び方を体形的にまとめています。ぜひこちらもご覧ください。