リフォーム工事や店舗改修工事などさまざま場面で行われるのが、内装解体工事や原状回復工事です。実際にこれらの工事を行う場合には、内装解体・原状回復工事を行う工事業者に依頼しなければいけません。
しかし内装解体や原状回復工事を依頼する際にどんな業者を選べばいいのかわからない方も、多いのではないでしょうか。今回は、岩倉市における内装解体・原状回復の優良業者の選び方について解説していきます。
原状回復や内装解体とは?原状回復に関する基礎知識はお得に施工するポイントはYouTubeでもご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
内装解体工事とは?
まず内装解体工事についてですが、大きく分けて2つ種類があります。
・スケルトン工事
・原状回復工事
上記の2つに分けられます。ここからは、この2つについて詳しく解説していきます。
スケルトン工事
まずスケルトン工事ですが、建物の屋根や外壁、主要な構造部分を残してそれ以外の部分を解体撤去する工事です。解体後に残るのが骨組み部分のみとなるため、スケルトン工事と呼ばれています。
建物の内装には、骨組みとなる柱や梁とは別に、壁には石膏ボードが貼られており、天井についても下地を組んで石膏ボードが貼られています。
床についても、土台や大引きといった構造材の上にフローリングが貼られており、骨組み以外の部分も多く存在しており、撤去する部分は多くあります。
骨組みを傷つけたりしてはいけないので、解体工事とはいえ丁寧な作業が求められる工事といえます。
原状回復工事
原状回復工事とは、賃貸によって物件を借りて内装工事を行ったものを、退去時に借りた時の状態に戻す工事のことをいいます。
特に店舗の場合が多いこの原状回復工事ですが、店舗の業態に合わせた内装工事を行うため、そのままでは、次の借主が限定されてしまうため、原状回復工事が必要となってきます。
天井や壁について壁紙を変更したり、新たにカウンターや造作の収納などを設置したり、床の材料をフローリングをクッションフロアに変更したりと、店舗によってさまざまな内装工事が行われます。
原状回復工事は、入居時に内装工事をどれだけ行っているかで、作業の内容が大きく変わってくるため、経験豊富な工事業者にて工事を行うことが重要です。
内装解体・原状回復工事業者の選び方
内装解体・原状回復工事を行う業者は多くの数が存在しています。その中から、優良な工事業者を選ぶことは非常に難しいです。
そんな内装解体・原状回復工事業者の選び方にはいくつかのポイントがあります。
・内装解体・原状回復工事の実績
・各種免許の有無の確認
・廃棄物処理方法の確認
ここからは上記の選び方のポイントについて詳しく解説していきます。
内装解体・原状回復工事の実績
まず内装解体・原状回復工事の施工実績について確認していきましょう。内装解体工事にあっては、構造が鉄筋コンクリートであったり、木造であったり、内装に使用されている材料についても、物件ごとに全く違います。
材料や構造に違いがあれば作業の進め方や処分の方法も変わってきます。原状回復工事についても、工事の規模や店舗の業態によって解体範囲が違ってきます。
このようにさまざまな場合が想定されるため、施工実績による経験が必要となってきます。この経験によって工事の精度や、工期、費用に影響を与えるために非常に重要な要素といえます。
工事業者のホームページや口コミなどによって施工実績などを確認し、自身の行う予定の工事の経験について確認していきましょう。
各種免許の有無の確認
内装解体工事を行う場合には、さまざまな免許や許可が必要となってきます。
特に重要なのが「建設業許可証」です。ある一定規模の解体工事を行う際には、この「建設業許可証」が必要です。建設業許可証は、国が定める要件を満たさなければ取得が出来ないものとなっています。
ホームページなどの情報だけでは、なかなか工事業者の良さなどの判断は難しいですが、国の定めた許可証を取得しているかどうかは、判断基準のひとつとして利用することが可能です。
免許や許可もなく、工事を行うような工事業者では、安心して工事を任せることができません。適切な工事を行ってもらうために、ぜひ確認することをおすすめします。
廃棄物処理方法の確認
内装解体・原状回復工事には、廃棄物の処理が必ず必要となる工事です。廃棄物の処理には、分別や処理方法が決められています。
廃棄物の処理を適切に行っている工事業者を選ぶことをおすすめします。
廃棄物を適切に処理せずに、不法投棄などを行い、廃棄費用を安くして工事の契約をとったり、利益を上げたりといった違法工事業者も存在しています。
これは場合によっては、依頼主が罰せられる場合もあるため注意が必要です。不法投棄などの問題を防止するために、廃棄の流れと廃棄に関わった業者や名前を明示したマニフェストというものがあります。
このマニフェストの発行を適切に行っている工事業者は、適切な処分を行っていることを証明できます。
マニフェストの発行が出来ない、手続きを知らない工事業者は悪徳業者である可能性が高いため、このような工事業者は必ず避けるようにしましょう。
内装解体・原状回復工事業者選びの注意点
内装解体・原状回復工事業者の選び方について解説していきましたが、さらに選び方の注意点もあります。
建設業の許可やマニフェストの発行について解説していきましたが、さらに過去に行政処分や指名停止などを受けていないかの確認も行いましょう。これは、都道府県のホームページで確認が可能であるため、必ず行いましょう。
さらに、内装解体・原状回復工事は、騒音や振動が必ず発生するため、近隣への配慮は必須な工事です。これらの配慮を徹底する業者を選びましょう。近隣とのトラブルは工事業者だけでなく、工事完了後の依頼主への印象も悪くしてしまいます。
特に店舗などの場合は、客商売であるためこういった近隣への印象は非常に重要なものです。工事着工前の挨拶回りであったり、工事時間や工事内容の詳細について、丁寧な説明が必要です。
このような近隣への配慮を徹底している工事業者であることがさまざまトラブルを未然に防ぐことができます。
解体工事では、残念ながら”悪徳業者”も数多く存在します。「壊せば終わり」と考えている業者には要注意です!こちらのページでは解体工事でよく起こるトラブルや、悪徳業者の手口、対処法、優良業者の選び方を体形的にまとめています。ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
今回の記事では、内装解体・原状回復工事の優良業者の選び方について詳しく解説していきました。内装解体・原状回復工事業者は会社の数も多く、優良業者と悪徳業者を見分けることは非常に難しいです。
しかし、今回の記事を参考に工事業者選びの参考にしていただければ、悪徳業者を選択してしまう可能性を低くすることが可能です。
費用などで工事業者を選択してしまいがちですが、さまざまな部分から適切な工事業者を選択し、安心して任せられる工事業者をみつけてください。
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