サイトアイコン 名古屋市の原状回復工事・内装解体業者|店舗・テナント・オフィス・マンション・アパートのリフォーム解体工事|株式会社ウラシコ

【5種類】解体工事の作業主任者とは?種類と役割を現場目線でわかりやすく解説します。

解体工事で求められる作業主任者

「解体工事で求められる作業主任者ってなんだろう?」

「解体工事で求めらる作業主任者の種類と役割を詳しく知りたい」

解体工事で必要な作業主任者について詳しく知りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。この記事では、解体工事に必要な作業主任者の種類と役割について詳しく解説していきます。

解体工事の作業主任者は、解体工事を円滑に進めるための重要なポジション。解体工事の作業主任者の種類は数多くあり、種類によって指揮の執れる内容が変わってきます。解体工事の作業主任者の種類と役割の理解を深めるためにも、この記事をチェックしてみてください。

解体工事の作業主任者とは?

解体工事の各セクション(足場の組み立てやコンクリート造の解体など)の指揮を執るのが作業主任者です。作業主任者の指示に従って解体工事を進めます。作業主任者は解体工事の責任を負うため、経験と知識、各セクションの講習の修了が必要です。

また、作業主任者が必要とされる工事を行う場合、必ず1人、作業主任者を配置することが義務付けられています。なお、解体工事の現場では、安全確保の観点から、作業主任者の他にも「職長」「安全衛生責任者」を配置することが義務付けられています。

解体工事に必要な主要な作業主任者の種類と役割

解体工事の作業主任者は以下5つの種類があります。

・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者

・特定化学物質等作業主任者

・木造建築物の組立て等作業主任者

・建築物等鉄骨の組立て等作業主任者

・足場の組立て等作業主任者

上記5つそれぞれ役割をこれから詳しく解説していきます。

①コンクリート造の工作物の解体等作業主任者

高さが5m以上コンクリート造の工作物の解体作業等を行う場合は、コンクリート造の工作物の解体等作業主任者を配置しなければなりません。家やビルなどの大半はコンクリート造で5m以上を超えるので、ほとんどの解体工事でコンクリート造の工作物の解体等作業主任者の配置が必要です。

②特定化学物質等作業主任者

特定化学物質によって解体工事の作業員の身体に影響を及ぼさいないようにするのが、特定化学物質等作業主任者です。特定化学物質により汚染や吸収を防ぐ作業工程を決め、工事の指揮を執ります。

また、労働者が健康の被害を受けることを予防するための装置(排ガス処理装置、局所排気装置、プッシュプル型換気装置、除じん装置など)の点検と使用の監視を担います。

③木造建築物の組立て等作業主任者

軒の高さが5m以上の木造建築物の構造部分の組立て、屋根下地や外壁下地の取り付けに必要となるのが、木造建築物の組立て等作業主任者です。一見、解体工事には必要ないと思われがちですが、軒の高さが5m以上の木造建築物の解体工事をおこなう際にも必要な資格となります。

④建築物等鉄骨の組立て等作業主任者

建築物の骨組みや塔の高さが5m以上の金属製部材の組立て、解体を行う場合に必要となるのが、建築物等鉄骨の組立て等作業主任者です。建築物等鉄骨の解体工事で発生する可能性のある労働災害を防ぐために作業員をコントロールする重要なポジションです。

⑤足場の組立て等作業主任者

ゴンドラのつり足場を除くつり足場や、張出し足場、又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体作業をおこなう際に必要になるのが、足場の組立て等作業主任者です。ビルやマンション、アパート、2階建て以上の住宅などを解体工事する際に必要になります。

まとめ

この記事では、解体工事に必要な作業主任者の種類と役割について詳しく解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。

上記のポイントを参考にして、解体工事での安全を第一に考えてみてください。

解体工事では、残念ながら”悪徳業者”も数多く存在します。「壊せば終わり」と考えている業者には要注意です!こちらのページでは解体工事でよく起こるトラブルや、悪徳業者の手口、対処法、優良業者の選び方をわかりやすくまとめています。ぜひご覧ください。

モバイルバージョンを終了