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【解体工事・原状回復】電気・ガス・水道はいつ止める?施工前に必要な手続きまとめ

【解体工事・原状回復】電気・ガス・水道

店舗や家の解体工事・原状回復工事は事前にいろいろな準備が必要です。特に手間がかかるのが電気、ガス、水道などのライフラインの停止手続きです。

事前に施主側がライフラインの解約・停止の手続きをすることが多く、その際、立ち会いが必要なものがほとんどです。予想以上に時間がかかったり、最悪の場合解体工事・原状回復工事に間に合わない…ということも。

そんなことのないように、解体工事・原状回復工事前のライフラインの手続きについてまとめました。

また、原状回復工事全体のスケジュールはこちらで詳しくまとめています。解約通知から行政処理まで漏れなく記載していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。

電気ガス水道の解約手続き予約の流れ

まずは、前提として、電気ガス水道の解約手続きを予約する際は、ほとんどの場合電話対応になります。理由は簡単で、立ち合いが必要なため予約をしなければならないからです。

電話の最初のほとんどは以下の問いを毎回必ず聞かれます。いちいち調べていると意外に時間がかかるため、電話の前に契約書類や納付通知書(ご使用料のお知らせ)を手元に用意しておきましょう。

また、店舗の場合では契約者と連絡者が違うことがあるので、契約者は誰なのか?ということも事前に確認しておきましょう。

解約手続きの電話で確認されること

①電話の要件
②お客様番号
③解体する家屋の住所
④契約者の氏名(名義)
⑤連絡者の氏名と電話番号

まずは「解体工事・原状回復工事をするため◯◯の手続きがしたい」ということを伝えて下さい。これだけで状況を理解してくれることが多く、伝わり易くなります。

また、立ち合いの予約は”最短でも5営業日後”という場合が多いです。最短ということは、予約が混雑している時は1ヶ月以上かかることも。自分の希望する日に来てもらうためにも、早めに予約することをオススメします。

電気ガス水道の解約手続き予約チェックリスト

解体工事で止めなければならないライフラインのチェックリストは以下の通りです。このチェックリストを元に手続きを進めてみてください。ただし、工事前に止めてOKなもの、止めてはいけないものがあるので注意しましょう

解体工事の前に止めておくべきおもの

原状回復工事の前に止めてはいけないもの

原状回復工事前に止めるもの

①電気

解体工事・原状回復工事前には電気を停止すること、場合によっては電気配線と電気メーターを撤去してもらうことが必要です。原状回復工事では電気配線や電気メーターの撤去をしないこともあるので、確認が必要です。

ご利用中の電力会社へ連絡し手続きをすると、工事前の撤去作業を依頼できます。撤去作業には立ち合いが必要です。

②ガス

解体工事・原状回復工事前にはガスを停止すること、場合によってはガスメーター・ガス管やガスボンベの撤去が必要です。原状回復工事では電気メーターやガス管・ガスボンベの撤去をしないこともあるので、確認が必要です。

まずはご利用中のガスの種類を確認しましょう。ガスの種類は都市ガス、プロパンガスの2種類です。利用中のガス会社に連絡するとガスの停止・撤去依頼ができます。また撤去作業には立ち合いが必要です。

都市ガスを停止する場合

ガスを停止すること、場合によってはガスメーター・ガス管の撤去が必要です。ガス管の撤去が必要な場合は「地境撤去(じざかいてっきょ)をして欲しい」と言わないとガスの停止だけで終了することがあるので、気をつけて下さい。

地境撤去(じざかいてっきょ)とは地中に埋められているガス管を解体家屋の敷地内と公道下との地境(境界線)の接続部分を切断し撤去することです。地境撤去は切断する費用がかかります。

プロパンガスを停止する場合

ガスの停止、場合によってはガスメーター・ガスボンベの撤去も必要です。ガス会社がわからない場合はガスボンベかガスメーターに書かれているので確認して下さい。

③電話、インターネット、テレビ

電話線、インターネットの有線、テレビのアンテナなどは撤去が必要で、撤去の際には基本的に立ち会いが必要になります。手続きは電気やガスと同様に行って下さい。

また、転勤や入学シーズンの3月から4月は数週間先まで予約が埋まっていることもあるので、特に早めに対応しましょう。

④浄化槽

浄化槽を使用している場合は解体工事・原状回復工事前に浄化槽の清掃が必要です。清掃業者に直接連絡し、清掃を依頼して下さい。

清掃は有料で各清掃業者によって料金が違うので、清掃業者が複数ある場合は料金の確認もしておきましょう。清掃業者がわからない場合は家屋のある役所で担当の清掃業者を確認できます。

原状回復工事前に止めてはいけないもの

水道だけは止めてはいけません!

意外かもしれませんが水道は停止してはいけません。その理由は、解体工事・原状回復工事中に粉塵が広がるのを防ぐために水を撒くのです。

工事中はちりやホコリなどが大量に出ます。散水せずに作業すると粉塵が近隣の家や車等を汚してしまい、トラブルの元となる場合があります。そのため止めてはいけないのです。

また誤って水道を止めてしまうと、解体業者側で貯水タンクを搬入するなどが必要となり、その分の料金は施主が負担することになります。最悪の場合、解体作業ができないこともあるので気をつけましょう。

解体工事の水道料金は誰が負担?契約時に確認をすること!

解体工事、原状回復工事中に使う水道料金はどうするのか疑問に思いますよね。

・施主が負担→解体前に生活用水として使った分
・解体業者が負担→解体時に作業用として使った分

とする場合が多いです。しかし業者によっては解体時の作業用水の支払いを施主がする場合があるので、見積もりや契約前に確認しておくことが大切です。その際、水道料金の精算方法も一緒に確認すると安心ですよ。

解体工事・原状回復工事前の水道料金の精算方法

解体工事・原状回復工事前に使った水道料金と解体工事中に使った水道料金はどうやって分けるのか、心配になるかと思います。

  • 使用中の水道局へ連絡する
  • 解体工事・原状回復工事のため水道料金を精算したいと伝える

上記のように、基本的には業者と相談で決まりますが、利用中の水道局に連絡をすると工事前に使った水道料金を精算することができます。事前に水道料金を精算すれば、施主と業者の料金負担が明確になって行き違いが起こり辛いです。

その他原状回復工事前にする手続き

原状回復工事前にする手続きとしてライフライン以外にもすることがあります。慣れない手続きばかりで少し慌ただしくなることが予想されますので、なるべく早く動くようにしましょう。

転居届

原状回復をする際には転居届を出すことが考えられます。引越しをする際には各市区町村に転居届を出してから、引越し先で転入届を出すことを求められます。そのため、転居届が必要な方は早めに手続きをするようにしましょう。

郵便物や宅配物の転送届

郵便物や宅配物の転送届をして新しい住所に荷物や郵便が届くように手続きをしましょう。郵便物の転送届は処理に時間がかかる場合がありますので、原状回復工事の1週間くらい前までには手続きを済ませておきましょう。

まとめ

・依頼をする時には「解体工事・原状回復工事のための依頼」であることを伝える

・依頼から予約まで時間がかかる場合があるので、できるだけ早く連絡をする

・水道は止めない

以上3点に注意して手続きをしましょう!

解体工事・原状回復工事では、施主側でしなければならないことも多く時間もかかります。そのため困った時に相談に乗ってくれる、信頼のできる業者に工事を依頼することが重要です。

その上で施主側もスムーズに各手続きが出来るように大切なポイントを押さえて手続きをすすめましょう。

原状回復や内装解体は施工業者との連携が必須です。こういった解約手続きの相談などにも、親身に対応してくれる業者を選びましょう。解体業者の選び方に関しましては、こちらの記事で詳しく記載しています。ぜひ合わせてご参照ください。

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