水漏れは突然起こるもの。そんな時、どこに修理を頼めば良いのか悩みますよね。
水道工事を専門とする業者や工務店、ハウスメーカーなど、さまざまな業者がありますが、安心して修理を任せられる業者を選ぶことが大切です。
水漏れが発生した際にどこに頼めば良いのか、業者の選び方、水漏れが起きた場合の対処法を分かりやすく解説します。
目次
水漏れの修理はどこに頼む？
自宅や物件で水漏れが発生した場合は、以下の業者または管理会社へ修理の依頼や相談をしてみましょう。
・水道局指定業者
・工務店
・物件の管理会社
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水道局指定業者
水道局指定業者とは、法令で定められた基準に従い、適切な施工ができると判断された水道業者です。
各市町村から水道局指定業者として認められるには、水道工事に関する資格が必要となり、全ての企業がなれるわけではありません。
適切な知識と技術を持ったスタッフが在籍しているため、突然の水漏れでも安心して修理を依頼できます。また、修理費用も適当であるため、料金に関するトラブルにも繋がりにくいのが特徴です。
工務店
工務店とは、地域密着型で建築物の設計や施工を行っている建設会社です。
工務店といえば、建築やリフォームをイメージする方も多いかもしれませんが、水漏れや水道の詰まりの修理にも対応してもらえます。
また、突発的な故障の修理依頼にも素早く対応してくれるのが地域密着型である工務店の特徴です。
地元に根付いた業者に頼みたい、相談したいという方は工務店がおすすめです。
物件の管理会社
水漏れが発生した物件が賃貸の場合は、水道業者に依頼する前に物件の管理会社へ相談をしましょう。
配管や部品の劣化による水漏れの場合、一般的には管理会社負担での修理となります。
また、勝手に修理をして管理会社や近隣住民とのトラブルに発展することもあるため、水道業者へ相談する前に、管理会社へ一報入れておくことが大切です。
信頼できる修理業者を選ぶための5つのポイント
一見良心的な水道業者でも、施工が雑、修理費が高額など、悪質な水道業者も少なくありません。
安心して水道の修理を任せるためにも、5つのポイントを押さえた業者を選びましょう。
・自治体が推奨する水道業者
・電話対応が丁寧
・価格設定が適当
・アフターケアがある
自治体が推奨する水道業者
各自治体が認めた水道局指定業者であれば、適切な知識や技術を持っており、修理も適当であるため安心です。水漏れの修理を依頼したのは良いものの、適切な処置が受けられなかった、料金が高額だったというトラブルが多発しています。
技術力、料金ともに基準を満たしている水道局指定業者に依頼することで、トラブルが発生する可能性をできるだけ減らし、安心して修理を任せられます。
電話対応が丁寧
水漏れの電話をした際、対応が丁寧であるか確認をしてみましょう。電話対応は、顧客とのファーストコンタクトです。
社内教育がしっかりとできている業者であれば、雑な対応や高圧的な態度は取りません。
もしも、上記のような対応をされる業者に依頼してしまうと、施工が雑であったり、水漏れの原因や対策を十分に説明してもらえなかったりと、トラブルに発展することが考えられます。
電話対応が良いからといって、現場スタッフの対応が良いとは言い切れませんが、業者選びをする際のポイントです。
実績豊富である
業者選びで実績の有無は重要なポイントです。実績が豊富な水道業者は、知識や経験が豊富でサービスの質が高い傾向にあります。
つまり、顧客からの信頼が厚く、リピーターも多いということです。
業者のホームページや口コミサイトで何件の実績があるのか、どんな施工をしてきたのかなどを確認してみましょう。
また、実績に合わせて顧客からの口コミや評価の高さも業者選びで重要です。ただし、ヤラセ口コミが大量にある会社には注意しましょうね。
価格設定が適当
修理費用が過度に高い業者や、過度に安い業者への依頼は控えましょう。悪質な業者の場合、必要のないオプションを進めてきたり、基本料金とは別に作業料を高額請求してきたりします。
また、最初に安そうな印象を与え、作業後に追加料金として高額請求してくることもあります。
広告やホームページに記載の料金や基本料のみで判断せず、見積もりが適切な価格になっているか、追加料金等の発生がないかを確認した上で業者を選びましょう。
アフターケアがある
水道業者を選ぶ時には、アフターケアの有無も重要なポイントです。ミスなく水漏れの修理をしたとしても、数日後に同じ箇所から水漏れが再発することや、別の箇所が故障することもあります。
アフターケアのある業者であれば、施工後に発生したトラブルにも無償での対応が可能です。ただし、サポート内容によっては補償内容が異なるので事前に確認をしておきましょう。
水漏れがおきた時の応急処置3STEP
水漏れが起きた時の応急処置を分かりやすく解説します。
1.水道の蛇口と元栓を閉める
水漏れが起きているなと思ったら、まずは本当に水漏れなのかを確認しましょう。全ての蛇口と水道の元栓を閉め、水道メーターが回転していないかをチェックします。
水漏れかと思っていたが、蛇口がしまっていなかったなんてことはよくあります。業者に修理の依頼をする前に、本当に水漏れなのかを必ず確認しましょう。
2.接合部のナットやパッキンを確認する
次に、自身で修理できる水漏れなのかを確認します。
ナットの緩みやパッキンの劣化による水漏れは、自分で修理できることがあります。ナットの緩みによって水漏れしている場合は、レンチで締めることで水漏れが改善されます。
パッキンの劣化による水漏れは、ホームセンターでパッキンを購入し、取り替えることで水漏れの修理ができます。
ただし、修理したけれど水漏れが再発したという場合は必ず業者へ相談をしましょう。
3.水漏れ箇所にテープを巻く
自身では修理できない水漏れの場合は、応急処置として配管補修用のテープやビニールテープで水漏れ箇所を塞ぎましょう。
補修用テープやビニールテープは、ホームセンターや100均で購入が可能です。
テープでの補修はあくまでも応急処置でしかないため、業者に修理してもらう必要があります。
まとめ
今回は、水漏れが発生した際にどこに頼めば良いのか、業者の選び方や応急処置の方法について解説しました。
水道業者といっても企業の数は多く、どこに依頼すれば良いのか悩むと思います。悪質な業者に依頼しないためにも、ご紹介したポイントを押さえながら業者選びをしましょう。
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