今回は石の撤去の現場の様子をご紹介したいと思います！一連の流れと費用の算出方法を解説していきます。動画では10分でわかりやすくまとめていますので、ぜひ本編動画もご参照ください。
現場の様子を確認！
まずは、現場の様子を見たいと思います。
大きな石ですね。この大きな石を撤去します。それから、この小さな木も撤去します。この作業は重機を使って行いますので、その様子を見ていただければと思います。
この石は非常に大きくて、縦が大体1メートル50センチ、横も1メートルぐらいあります。
ユンボの移動
これから重機をトラックから降ろして準備をします。トラックからガタガタと降ろすためのアルミ板を使って降ろします。
まず、ユンボを撤去対象の石がある場所まで操縦して運びます。この時のポイントは周囲の安全を確保することです。複数人の作業員を配置し、通行人や周囲の物に配慮しながら慎重に操縦します。お客様の住宅の地面がブロック舗装されているため、ユンボのキャタピラで壊れないように板を挟みながら移動させます。このような配慮を忘れずに徹底しています。
石周辺の草木の撤去
まずは周りの草木を撤去して参ります。
ユンボが現場に到着したので、まずは石の周りに生えている草木を撤去します。ユンボのパワーを使えば、あっという間に撤去できます。ちなみに、浦では樹木の撤去や草刈り作業も承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
ブレーカーを使って砕く方針に切り替え
石は思った以上に重く、地中に埋まっている部分が多いため、ブレーカーという道具を使って石を砕くことにしました。
手持ちタイプのブレーカーでは効果がなかったため、ユンボに取り付けるブレーカーに切り替えて砕いていきます。今度はうまくいきました。ブレーカーを使ってどんどん砕いていきます。
庭石の撤去費用の算出方法
さてここで、庭石撤去の費用の相場と算出方法について解説します。まず前提として、庭石の撤去には石の種類、個数、大きさ、設置場所など様々なパターンがあるため、一概に目安を示すことは難しいです。業者に問い合わせて見積もりを取ったり、ホームページで施工事例を確認することをお勧めします。
庭石の撤去費用の算出方法は大きく2つのパターンに分かれます。
人力で撤去・運搬が可能な場合
1つ目は、人力で撤去・運搬が可能な場合です。この場合、トラック何台分という形で算出されることが一般的です。この相場は業者によって異なるため、見積もり依頼やホームページの確認が必要です。
重機を使用しなければならない場合
2つ目は、重機を使用しなければならないような大きな石の場合です。この場合、撤去費用、運搬費用、処分費用の3つの要素で費用を算出します。
まず、撤去費用ですが、庭石の大体の重さを予想し金額を出します。重さは石の縦・横・高さと比重で計算されます。比重とは同じ体積の水と比べた時の重量比のことで、石の種類によって異なります。例えば、安山岩は1.7から1.9、御影石は2.5から2.7、大理石は2.5から2.9程度です。
石の大体の重さが分かれば、1kgあたりの単価を掛け合わせて庭石1個あたりの撤去費用を算出できます。1kgあたりの単価の相場は業者によって異なりますが、約30円から50円です。量にもよるため、必ず業者に確認しましょう。
さらに、撤去の際に重機を使用する場合、重機の使用料が3万円から5万円ほどかかります。
次に運搬費用ですが、トラック代が約1万円から2万円ほどかかります。ただし、これは現場との距離によって大きく変動します。
石の撤去費用の実例
少し具体的に説明するために、縦1m、横1.5m、高さ50cmの庭石を例にして撤去費用を計算します。まず、石の重さを計算します。1m × 1.5m × 0.5mで比重が2.5とすると、約1875kgとなります。ここに1kgあたりの単価30円を掛けると、撤去費用は56,250円となります。
これに石の運搬費用としてトラック代が1万円、処分費用が約1万円かかります。合算すると、この御影石の撤去費用は76,250円となります。ただし、これはあくまでも目安であり、周囲の環境やその他の条件によって費用は変動するため、詳しくは業者に見積もりを依頼することをお勧めします。
動画本編では実例を元に費用の算出方法を解説していますので、ぜひ本編動画もご参照ください。
最後に
今回、庭石と樹木の撤去作業が無事に完了しました。きれいさっぱりしましたね。この映像にある通り、職人さんが水を使って、ちり一つ残さないように丁寧に埃や瓦礫を掃除しました。
「立つ鳥跡を濁さず」を徹底しておりますので、作業後に現場が汚れていることはありません。このような姿勢をお客様によくお褒めいただいています。
庭石の撤去はぜひウラシコにおまかせください！経験豊富な職人が適正価格で確実な工事を対応させていただきます。
