店舗やオフィスの解体工事には、建物全体の解体工事だけではなく外構(がいこう)撤去工事という工事もあることをご存じでしょうか?今回は外構撤去工事の撤去対象や工事の種類などを具体的に解説します。
原状回復・解体工事に関する基礎用語はこちらのカテゴリー一覧にもまとめております。これだけは覚えておきたい!という用語をまとめておりますので、ぜひこちらもご参照ください。
外構撤去工事とは
外構撤去工事とは、分かりやすく言うと建物周辺の撤去工事のことです。家屋の場合、ブロック塀や庭、門柱などの構造物があります。これらの構造物を撤去する工事になります。
外構撤去工事の撤去対象と費用相場
ブロック塀撤去工事
ブロック塀はブロックを積んで作られた堀です。ブロック堀は耐久力や耐震性能があまり高くないため、ヒビが入っている、傾きがある、築年数が長いといった場合、新しいものに変える必要があります。
ブロック塀の撤去工事は平米単価となることが多いです。費用相場は1㎡あたり5000円~1万円程です。
門柱(もんちゅう)・門扉(もんぴ)撤去工事
家や敷地の入口にある門の撤去工事です。人が日常的に通る箇所になりますので、安全面の観点からも、ヒビが入ったり、傾いたりしてしまっている場合、早めに解体して新しくすることをおすすめします。
この工事は門柱と門扉によって相場が変わります。門柱は3~5万円程、門扉の場合8~11万円程が相場です。門全体を撤去する場合はもう少し費用が高くなります。
カーポート撤去工事
カーポートの解体は、建物の解体工事と同時に行われることが多いです。住宅のカーポートの場合、隣家と接している場合が多いため、隣家を傷つけないように慎重な作業が必要です。
カーポート撤去の工事費用は5万円~10万円程が相場になります。
フェンス撤去工事
フェンスは家の外周を囲い、近隣からの視線を切るために設置されています。カーポートと同様に隣家と接している場合が多いため、隣家を傷つけないように慎重な作業が必要です。
フェンスの撤去費用の相場は5~10万円程です。
庭木や庭石の撤去
庭木は長い時間が経つと成長しすぎて邪魔になってしまうことがあります。特に、地中深くに根を伸ばしている場合、水道管やガス管の故障の原因になる場合もあります。
庭木や庭石は重さ、大きさによって撤去費用が変わります。もちろん大きければ大きいほど費用は高くなります。庭木の場合、高さによって費用設定がされている場合が多いです。
- 低木(高さ約1.5m未満) 5,000円/約1本あたり
- 中木(高さ約1.5m~3m) 15,000円/約1本あたり
- 高木(高さ約3m以上) 30,000円/約1本あたり
この費用に処分費と運搬費が加えられます。
庭石の場合、1㎏あたり30~40円が相場と言われており、それに人件費や処分費が加わります。重機を使った場合は追加費用がかかります。
部分解体、住まいの撤去工事費用に関しましては、こちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
まとめ
いかがでしょうか。今回は外構撤去工事の基本的な種類や費用相場について解説しました。住まいの撤去工事は私達ウラシコにお任せください!撤去解体専門のスタッフが迅速に対応いたします。
外構撤去工事を行う際は、撤去だけでなく処分するところまで行わなければならないので、きちんと信頼のおける業者へ依頼しましょう。信頼できる解体業者の選び方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。こちらも合わせてご参照ください。