2024/12/26
2025年最新|アスベスト解体に活用できる補助金制度|申請手続きと注意点を解説
アスベスト解体に補助金制度を活用できると、解体費用が安く済んで助かりますよね。アスベスト解体には、何かと費用がかさむことから、補助金制度が使えるのに越したことはありません。
しかし、どんな補助金制度があるのか、どんな手続きで申請すればよいのなかど何かと分からないこともあると思います。今回は、アスベスト解体に活用できる補助金制度の種類や申請手続きについて詳しく解説します。
目次
アスベスト解体に補助金制度を活用すべき理由
アスベスト解体に補助金制度を活用すれば、費用負担を少なくすることが可能です。アスベスト解体には、さまざまな工程が必要になり、多くの費用がかかります。
たとえば、アスベストを除去する際、1㎡に付き1.5万~9万円程度の費用がかかるのが一般的です。当然ながら、解体する建物の規模が大きくなれば、それだけ多額の費用がかかるため、頭の痛い問題といえます。そこで、アスベスト解体の補助金制度を活用できれば、費用負担を少なくできてとても助かるのです。
アスベスト解体で補助金制度が活用できるケースは?
アスベスト解体では、下のようなケースで補助金制度を活用できます。
- アスベストの分析調査
- アスベストの除去
- アスベストの飛散防止処理(環境安全対策)
ただし、自治体によっては、補助金制度そのものがないことがあります。自治体のホームページなどで、アスベスト解体関連の補助金制度があるかどうか、調べてみてください。
アスベスト解体の補助金制度の対象となる建築物と上限金額
ここでは、アスベスト解体の補助金制度の対象となる建築物や補助金の上限について見ていきます。
補助金制度の対象となる建築物
アスベスト解体の補助金制度は、以下のような条件を満たす建築物が対象になります。
- 名古屋市内にある民間が所有している
- 今後も継続して使用する
- これから分析調査・除去等を行う
- そのほかの補助金制度を申請していない
なお、税金を滞納している、解体予定があるといった建築物は、対象外と判断されます。
補助金の上限
交付される補助金の上限は、自治体によって異なります。一例として、名古屋市の場合は、以下のとおりです。
- アスベスト解体時の調査:調査に要した費用の全額(上限15万円)
- アスベストの除去:除去に要した費用の3分の2(上限120万円)
そのほかの内容については、名古屋市の公式ホームページ「名古屋市民間既存建築物吹付けアスベスト対策補助事業のご案内」ページを参考にしてください。
アスベスト解体の補助金制度の申請手続きの流れ
アスベスト解体の補助金制度の申請手続きは、以下のような流れで進みます。
自治体の担当窓口に事前相談を行う
最初に、自治体の担当窓口にアスベスト解体の補助金制度の申請について相談しましょう。このとき、一般的には以下のような書類の提示が求められます。
- 申請する予定の建物がある場所の地図
- アスベスト調査や除去作業を予定している部分の図面および現状を撮影した写真
自治体の事前相談によりアスベスト解体の補助金制度の対象であるとの確認を受けたら、次のステップに進みましょう。
解体業者にアスベスト解体の見積もりを依頼する
信頼できる解体業者に、アスベスト解体の見積もりを依頼しましょう。指定日時と場所にて、解体業者が現場視察を行った後、見積もりを出してもらえます。
見積もりを受け取ったら、誤字・脱字の有無、費用明細が明確か、法外な費用を請求していないかといった点をチェックしてみてください。なお、単に費用の安さだけで選ぶと、高確率で失敗するので気を付けましょう。また、この時点では、まだ解体業者に正式に依頼しないことが大切です。
解体業者を通じて自治体に補助金の交付申請書を提出する
解体業者を通じて自治体にアスベスト解体の補助金の交付申請書を提出しましょう。交付申請書以外に必要な書類は、以下のとおりです。
- 解体業者からの見積書
- アスベスト解体を行う建物の登記簿
- 事業計画書
その後、交付申請書や提出書類を参考に、自治体が交付審査を行います。
着手届を提出してアスベスト解体を開始する
自治体の交付審査を通過したら、交付決定通知書が送られてきます。その後、自治体に着手届を提出し、アスベスト解体作業を開始しましょう。
なお、交付決定通知書を受け取る前に解体業者に依頼すると、何らかの理由で交付審査を通過できなかった場合、補助金を受け取れません。また、申請時と異なる作業を行った場合も、補助金の交付を却下されることがあるので気を付けましょう。
自治体にアスベスト解体の完了報告を行う
無事にアスベスト解体が終了したら、30日以内に自治体に完了報告を行いましょう。完了報告には、以下のような書類が必要です。
- 解体業者との契約書の写し
- アスベスト解体に関する費用の請求書
- 施工写真
- 除去作業後にアスベスト粉じん濃度を測定した結果報告書
なお、自治体によって必要な書類が異なるため、詳しくは自治体もしくは解体業者に確認してください。
補助金交付請求書の提出し補助金を受け取る
自治体がアスベスト解体の完了報告書をチェックして特に問題がなければ、補助金確定通知書が送付されます。その後、補助金交付請求書を作成し、自治体に送付してください。
後日、指定口座に補助金が入金されるので、、金額が間違っていないか確認しておきましょう。
アスベスト解体の補助金制度の申請に関する注意点
ここでは、アスベスト解体の補助金制度に関する注意点について具体的に見ていきます。
自治体によって申請条件や上限金額が異なる
アスベスト解体の補助金制度は、自治体によって申請条件や上限金額が異なります。申請条件を確認し、該当するかどうか必ず確認しておきましょう。
なお、自治体によっては、早期に予算上限に達したなどの理由で、申請期間中であっても打ち切ることがあります。後日に受け付けが再開される可能性もありますが、確実ではないため、早めに申請することが大切です。
事後申請はできない
アスベスト解体の補助金制度を利用する場合、事後申請はできません。また、すでに解体業者へ依頼してしまっている場合は、補助金制度の申請条件を満たさなくなります。
したがって、アスベストの解体補助金制度を利用する場合は、業者に依頼する前に自治体に相談することが必須となります。念のため、解体業者にアスベストの解体補助金を利用したいことを伝えるのを忘れないようにしましょう。
アスベスト解体の補助金制度に詳しい業者に依頼する
アスベスト解体は、アスベスト解体の補助金制度に詳しい解体業者に依頼することがおすすめです。豊富な知識と実績により、安心してアスベスト解体を依頼できます。また、アスベスト解体の補助金制度の申請手続きもスムーズで、申請時の不備などが起こりにくいのもメリットです。
なお、私たち株式会社ウラシコでも、アスベスト解体を数多くお受けした実績と補助金制度の詳しい知識がございます。ご不明な点がございましたら、まずは、何なりとご相談ください。
まとめ
アスベスト解体で補助金制度を活用すると、安い費用で済ませることができます。まずは、自治体のアスベスト解体に関する補助金制度の内容をチェックしてみてください。申請条件を満たす場合は、申請期間内に所定の申請手続きを済ませましょう。
なお、アスベスト解体を安全かつ確実に行うには、信頼できる業者に依頼することが重要です。私たち株式会社ウラシコでは、アスベスト解体に関する調査や除去作業に関する豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいていますので、ぜひご検討ください。
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