2024/09/19
マンションの漏水調査完全ガイド|費用と基本手順、注意点を解説します
床に浸水している、水が漏れている音がするなどの場合には、漏水している可能性があることはわかりやすいですが、「普段より水道代が高い」「配管から変な音がする」など通常と違う違和感がある場合にもどこかで漏水している可能性があります。
漏水については、どこから漏れているのかがわからないと、適切な修理ができませんので漏水調査が必要になります。今回は、漏水調査の費用相場や調査手順などを徹底解説します。
目次
マンションの漏水調査費用
マンションの漏水調査にかかる費用は、1~4万円程度が相場です。依頼する業者や調査内容によっても異なりますが、一戸建てよりもマンションの方が高額になりやすい傾向にあります。
漏水調査の料金は「漏水調査の難易度の高さ」と「漏水調査に用いる道具の種類」に左右されるため、探知機のような専用機材を用いて調査を行うと、数千円〜数万円ほど費用がアップすることになりますが、少ない装備で原因個所の特定に至れば費用は安く抑えられます。
とはいえ、調査費用を惜しんで漏水個所を特定できないとなると本末転倒ですので、きちんと調査してもらうのがおすすめです。また、修理も同時に実施してもらう場合には、調査費用とは別に修理費用が発生することになります。
マンションの漏水調査手順
マンションの漏水が疑われる場合には、自分で業者に漏水調査を依頼する前に、まず管理会社に連絡するようにしてください。管理会社に連絡すると、漏水調査や修理の手配をしてくれる可能性があり、調査の結果漏水の原因が経年劣化など居住者に非がない場合には、かかった費用は管理会社が支払うのが一般的です。
しかし、管理会社に連絡せず、管理会社が別途契約している業者以外の業者に勝手に依頼すると、居住者に非がない場合でも、調査や修理にかかった費用が居住者持ちになってしまうので注意が必要です。
なお、居住者が漏水関連の費用を支払わなければならなくなった場合でも、火災保険の特約でまかなえる可能性があるので、自身が契約している火災保険の内容を確認し、保険金請求の手続きを実施してください。
漏水調査は自身でも実施できる箇所がありますが、業者へ依頼すれば専門機器による本格的な調査で正確に漏水箇所を特定してもらうことができますので、基本的には管理会社に連絡して、漏水調査の手配を実施してもらい、修理という流れで進めるようにしてください。
マンションの漏水調査方法
業者に依頼する場合
業者へ漏水調査を依頼する場合、音聴棒といわれる道具を使用した音調査や、振動やセンサーなどで漏水の有無を判定できる専用の器具や機械を使用する調査を実施することもあります。複数の調査を併用して場所を絞り込むことで、正確な場所を特定していきます。
自分で実施する場合
キッチンの漏水調査
キッチンの漏水調査では、水漏れが発生しやすい蛇口やシャワーホース、給水管、排水口と排水パイプの接続部分などを中心に確認していきます。
具体的には、蛇口の吐水口・ハンドル部分が濡れていないか、シャワーホースタイプの蛇口のホース部分から水が漏れていないか、シンク下の戸棚を開けて給水管からの漏水・水溜まりがないか、シンク下の床プレート下部の排水接続部から漏れていないかを確認することになります。
トイレの漏水調査
トイレの漏水調査では、水漏れが発生しやすい便器や給水管、各種接続部分、ウォシュレットなどの温水洗浄便座を中心に確認することになります。使用していないのに便器の水が流れ続けていないか、給水管が濡れていないか、ウォシュレットなど温水洗浄便座のノズルから水が流れ続けていないか、便座と便器の間から漏れがないかなどを確認することになります。
洗濯機の漏水調査
洗濯機の漏水を調査する際には、給水・排水ホースや蛇口、各接続部分を中心にチェックしていきます。給水ストップした状態で蛇口を開いて漏水するか、蛇口と壁の接地面からの水漏れがないか、排水ホース回りや防水パンが濡れていないか確認するなど接続部をメインで確認します。
マンションで漏水を疑うポイント
いつもより水道代が高い
洗車を行ったなど大量に水を使用した覚えがないにも関わらず、いつもより水道代が高くなっている場合には、どこかから漏水しているかもしれません。
水を出していないのに水道メーターが回る
水を出していないのに水道メーターが回っていれば、どこかで漏水していると考えられます。水を使っていないときに水道メーターに取り付けられているパイロットが動いていないか、水道メーターがデジタル表示の場合は、漏水警告が出ていないかを確認してみてください。
配管から異音がする
壁の中や床下などからいつもはしない「ピチャン」「ポタポタ」という音が聞こえたら、配管からの漏水の可能性があります。また排水時に空気が引っかかって「ゴボゴボ・コポコポ」という音が発生する場合も注意が必要です。配管からの音の種類や大きさは、漏水個所・被害の大きさによって異なり、被害が大きくなるほど音が大きくなる傾向にあります。
マンションの漏水調査まとめ
今回はマンションの漏水調査について紹介してきました。漏水は気づかぬうちに発生していることもあり、カビの原因になったり、高額の水道代を請求される原因にもなりますので、おかしいなと思ったらすぐに確認・行動するようにしてください。
調査を依頼しなくとも、キッチンやトイレなど見れるところはありますので、まずは自分で確認してから依頼でもいいと思いますので、何かしら行動するようにしてください。
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