2022/06/30
解体工事業者に差し入れは必要?実情を内装解体(原状回復)業者が解説します
「解体工事を近々おこなう予定なんだけど、解体工事業者に差し入れってした方がいいのかな?」
「解体工事業者に差し入れをするタイミングとものを知りたい」
このように、解体工事などの工事関連の業者に差し入れをするかどうかで迷われている方は、多いのではないでしょうか。この記事では、解体工事業者に差し入れをする必要があるのか否か、差し入れのタイミングと頻度までを、内装解体業者目線で解説していきます。
日本は昔から工事業者に差し入れをする文化があります。現在では、差し入れをする文化が少しづつ薄れてきていますが、残っているのが現状です。しかし、やみくもに差し入れをすればいいというわけではありません。
差し入れのタイミングや頻度、渡すものを間違えてしまうと、かえって迷惑になる可能性があります。解体業者の差し入れで失敗しないためにもこの記事を参考にしてみてください。
目次
解体工事に差し入れをすべきなのか?
結論から言うと、解体工事の差し入れをする必要はありません。解体工事業者とコミュニケーションが取れるという点でのメリットはありますが、基本的に差し入れは「気持ち」になります。
解体工事業者とのコミュニケーションのとり方で、心配事やお悩みがあれば、差し入れをする選択をしても良いでしょう。しかし、義務ではないので、解体工事に差し入れをしなくてもなにも問題ありませんし、工事の質が下がるということもありません。
解体工事の差し入れの目的とは?
解体工事の差し入れの目的は、「解体工事をしているスタッフへの感謝の気持ち」を伝えることです。夏は暑く、冬は寒い屋外で働いている業者のスタッフに対して、なにか力になれればという思いを差し入れとして表します。感謝されていると伝わるので、受け取る側も嬉しいです。
解体工事に差し入れをするメリット
解体工事に差し入れをするメリットは以下3つです。
- 解体工事の業者にあいさつできる
- 解体工事の進捗を知ることができる
- 解体工事での騒音や不正を働いていないかを確認できる
差し入れをすると同時に、上記3つを確認できるのがポイントです。どのような業者なのかや工事の進捗、不正を働いていないかを確認することは、とても重要でしょう。
解体工事の業者にあいさつできる
解体工事の業者とコミュニケーションを取ることで、業者の人間性を確認することができます。また、仕事ぶりをみることで、業者への信用や安心感を得ることができるでしょう。依頼者があいさつに来てくれることは、解体業者にとってもモチベーションにつながります。
解体工事の進捗状況を知ることができる
工事期間の中盤ぐらいに差し入れをすると、工事の進捗状況やどのくらいで工事が終わりそうかの、目安を知ることができるでしょう。
希望通りの工事がおこなわれているかや、予定通りに進んでいるかを知れると、より安心感を得ることができます。工事が遅れているなどの場合は、業者から直接話が聞けるので、トラブルに発展しにくくなるでしょう。
解体工事での騒音や不正を働いていないかを確認できる
解体工事で一番問題なのが近隣とのトラブルです。騒音が激しかったり違法駐車などをしていたりすると、近隣から苦情がくるでしょう。
近隣とのトラブルが発生して悪化してしまうと、工事の中断を余儀なくされたり、裁判沙汰まで発展してしまう可能性があります。最悪な事態を防ぐためにも、差し入れの段階で、騒音や不正を働いていないかのチェックをしておくといいでしょう。
解体工事の差し入れで喜ばれるものとは?
季節や気温、現場状況に合わせて差し入れを選ぶことがポイントです。たとえば、気温が25℃以上ある場合は、冷たい飲み物などを差し入れするといいでしょう。
一方、気温が15℃を下回る場合は、温かい飲み物が喜ばれます。一般的に差し入れすると喜ばれるモノは、スポーツドリンクやお茶などの飲み物や簡単につまめるお菓子などの軽食類です。
悩んでしまう場合は、現金を渡すのも一つの手段です。コンビニなどで好きなものを買える現金も喜ばれます。大金だと業者も困ってしまうので、適切な金額を差し入れするといいでしょう。
解体工事の差し入れで避けるべきものとは?
暑い夏の時期などは、腐ってしまう食べ物は避けましょう。また、生菓子なども避けるべきでしょう。甘いジュースや炭酸飲料も好みが分かれてしまうため、避けるのが無難です。
果物を差し入れする場合は、バナナやブドウなどのそのまま食べられるものは喜ばれますが、リンゴやなしなどの手を加えなければならない果物は、避けるべきでしょう。腐ってしまうものや手を加えないと食べられないもの、好みが分かれるものは避けたほうがいいと覚えておきましょう。
解体工事の差し入れのタイミングは?
差し入れをする最適なタイミングは、就業前の時間(9時~10時)と昼休み(12時~13時)、午後休憩の15時前後、就業後の時間(18時頃)でしょう。差し入れをしても邪魔に思われない時間帯になります。
休憩時間に差し入れをすることで、業者のスタッフとコミュニケーションも容易に取れるでしょう。時間が合わない場合は、業者のスタッフに一言「お召し上がりください」と声をかけて置いていく方法でも問題ありません。
解体工事の差し入れの頻度とは?
差し入れの頻度は、特にきまりがあるわけではありません。差し入れをしてもしなくてもいいですし、1回でも2回でも問題ないでしょう。現場が近い場合は、頻繁に差し入れをするという方もいらっしゃいます。
しかし、毎日などあまりにも頻繁に差し入れをすると、かえって作業の迷惑になる可能性があるので注意しましょう。「感謝の気持ち」を忘れずに差し入れをする頻度を考えるといいかもしれません。
まとめ
この記事では、解体工事業者に差し入れが必要か否か、差し入れのタイミングと頻度までを、解体業者目線で解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。
- 差し入れの目的は「解体工事をしているスタッフへの感謝の気持ち」を伝えること
- 無理に差し入れをする必要は全く無い
- 差し入れするタイミングで仕事ぶりをみることで、業者への信用や安心感を得ることができる
- 工事期間の中盤ぐらいに差し入れをすると、工事の進捗状況や終わりそうな目安を知ることができる
- 差し入れをすると騒音や不正を働いていないかのチェックができる
- 季節や気温、現場状況に合わせて、手軽に食べれる・飲めるモノまたは現金を差し入れすると、感謝される
- 差し入れをする最適なタイミングは、就業前の時間(9時~10時)と昼休み(12時~13時)、午後休憩の15時前後、就業後の時間(18時頃)
- 過剰に差し入れをすると、かえって作業の迷惑になる可能性がある
解体業者への差し入れは、気持ちが大切です。また、差し入れをする上では、業務に支障をきたさないように配慮することが大切です。解体業者への差し入れを適切におこなうためにも、上記のポイントを参考にしてみてください。
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