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アスベストはいつまで使われていたのか?使用の時期や規制の流れを動画で詳しく解説!

今回は、私たちにも特に多くの質問が寄せられる「アスベストが使われている可能性がある建物の年代」について解説します。

また、日本におけるアスベストの使用と規制の歴史についても合わせてお話ししていきます。

アスベストが含まれている可能性がある建物の年代

アスベストが含まれている可能性がある建物の年代

2006年以前の建物は注意が必要

まず結論からお伝えすると、2006年より前に建てられた建物にはアスベストが使用されている可能性があります。

アスベストの使用が実質的に全面禁止となったのが2006年であるためです。

古い建物ほど使用リスクが高い

アスベストは1970年代頃から危険性が指摘され、徐々に規制が強化されてきました。特に1950年代〜1970年代は使用の全盛期とされており、その時期の建物では使用量も多い傾向があります。

しかし実際には、2000年代初頭まで使われていた例もあります。

建築年だけでは判断できない場合も

注意点として、建設の年代だけでアスベストの使用を判断することはできません。たとえば、2006年以前に着工された建物が2006年以降に完成した場合や、古い建材を使ったDIYでもリスクが残る可能性があります。

確実に判断するには、専門業者によるアスベスト事前調査が必要です。調査については別の動画で詳しく解説していますので、ぜひ概要欄のリンクもご確認ください。

アスベストはなぜ危険なのか

アスベストはなぜ危険なのか

アスベスト(別名:石綿)は、カナダや南アフリカなどが原産の天然鉱物繊維で、その耐熱性・保温性・絶縁性から「奇跡の鉱物」として広く利用されました。

しかし、1960年代ごろから健康被害が指摘されるようになり、長期間吸い込むことで肺がんや中皮腫を引き起こすリスクが明らかにされました。

特に恐ろしいのがその潜伏期間(15~40年)で、「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。経済優先の時代背景もあり、リスクを知りつつ使用が続いていた歴史があります。

日本のアスベスト規制の歴史

日本のアスベスト規制の歴史

  • 1900年代:近代的な使用開始(断熱材・防火材など)
  • 1950年代:高度経済成長期により世界中で大量使用
  • 1972年:WHOなどが発がん性を指摘、各国で規制スタート
  • 1975年(日本):吹付けアスベスト使用を禁止
  • 1980〜1993年:欧州各国で全面禁止
  • 1995年(日本):労働安全衛生法改正、防護服着用・規制強化
  • 1997〜1998年:フランス・イギリスなどで全面禁止
  • 2004年(日本):ほとんどのアスベスト製品を禁止
  • 2005年(日本):クボタショックが発生
  • 2006年(日本):実質的に全面使用禁止
  • 2021〜2023年(日本):大気汚染防止法改正、事前調査の報告義務化

重要な規制の流れ

1975年:吹付け材の使用が原則禁止に

1995年:建材全般の使用禁止、防護措置義務化

2004年:1%超の含有物の製造・使用禁止

2005年:クボタショックによる社会的な注目

2006年:事実上の全面禁止

2021年以降:解体時の事前調査・報告が義務に

アスベスト問題への対策は?

アスベスト問題への対策

アスベストのリスクを正しく理解したうえで、私たちが取るべき対策をまとめました。

① 建物の築年数を確認する

2006年以前の建物はアスベスト使用の可能性があります。 まずは建築年を確認し、不安があれば自治体に相談しましょう。

② リフォーム・解体前には「事前調査」を

解体・リフォーム時にはアスベスト事前調査が法律で義務づけられています。 調査→報告→除去の流れを専門業者に依頼してください。

③ 素人判断で壊さない

怪しい素材があっても、絶対に自分で壊したり削ったりしないでください。 粉じんの飛散によるリスクが非常に高くなります。

④ 信頼できる専門業者に相談する

調査・除去には資格が必要です。 自治体や国の情報を参考に、信頼できる業者を選びましょう。

※私たちウラシコも、資格を持ち、法令を遵守して作業を行っています。不安があればお気軽にご相談ください。

まとめ

アスベストが使われている可能性がある建物は2006年以前に建てられた建物。特に1950〜1970年代に建てられたものは使用リスクが高い。

解体・リフォームの際には法令に基づく事前調査と処理が必須。専門業者への相談が、安全で確実な第一歩です!

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