LINE

名古屋の原状回復工事・内装解体の専門業者 愛知・岐阜・三重・静岡・東京・大阪も対応可能!お気軽にご相談下さい。

スタッフブログ Staff blog

解体工事でよく使われるLGSと軽天(けいてん)とは?違いをわかりやすく解説します。

LGSと軽天の違い

従来、店舗や事務所の建築には鋼製の材料を使う軽天工事がよく使われています。さらにプラスターボードなど新しい素材の発明から一般住宅でも使われるようになりました。

今回は建築工事や解体工事でよく混同される「LGS」と「軽天」の違いを解説します。建設工事や解体工事で頻出する基本用語になりますので、この機会にしっかりと覚えておきましょう。

また、解体工事でこれだけは覚えておきたい!という用語をまとめていますので、こちらも合わせてご確認ください。

LGS(ライトゲージスチール)とは?

LGS(ライトゲージスチール)とは?

LGS(エルジーエス)は、ライトゲージスチール(Light Gauge Steel)を省略した言葉で、直訳すると軽い規格の鋼です。建物の壁や天井の元となる下地材で、枠組みを作る棒状の部材の軽量鉄骨の中の1つです。LGSで枠組みを作り、石膏ボード(PB)を貼り、塗装をすると壁や天井が出来上がります。

LGSは厳密には軽量鉄骨のことですが、工事業者の間では枠組みそのものを指す言葉として使われていたり、単純に「壁」を指す言葉として使われることもあります。

軽天(けいてん)とは?

軽天(けいてん)とは?

軽天(けいてん)は軽量天井下地を省略した言葉です。軽量天井下地とは、上述のLGSで作られた壁や天井の下地(枠組み)のことで、店舗や事務所から一般住宅まで幅広く使われています。

この枠組みを作る工事を「軽天工事」や「LGS工事」と呼び、軽天工事やLGS工事に使われる材料を「軽天」や「LGS」と呼ぶのです。少しややこしくなってきましたね。

LGSと軽天は同じ?

工事業者の中では「LGS」も「軽天」も同じ軽量鉄骨を指す言葉

本来LGSは材料のことで、軽天は壁や天井の枠組みのことですが、工事業者の中では「LGS」も「軽天」も同じ軽量鉄骨を指す言葉として使われています。

他にも上述の枠組みを「LGS」と言ったり、枠組みを作る工事を省略して「軽天」と言うこともあります。使われる状況により、何を指している言葉なのか変わってくるのです。また軽量鉄骨を「軽鉄(けいてつ)」と記載することもあり、見積書では「LGS」「軽天」「軽鉄」は全て同じ意味として使われています。

なお、ビルや建物の建築に使われる鉄骨や鉄筋には、さらにたくさんの種類があります。こちらの記事で網羅していますので、こちらも合わせてご参照ください。

LGSのメリットとデメリット

LGSのメリットデメリット

LGSの特徴である軽い鋼は以下のメリットとデメリットが存在します。木材と比べると違いがはっきりしやすいですね。

メリット

  • 曲がったり湿気による変動があまりなく安定している
  • 耐火性能が高いためキッチン周りに重宝される
  • 軽量なため搬入が容易でR曲げなどの加工にも向いている

デメリット

  • 部分的に削ることができないので微調整には向いていない
  • 切断で丸ノコを使用すると火花が出るため場所を選ぶ必要がある

一緒に覚えておきたい:PB(プラスターボード)とは?

PB石膏プラスター工事

「LGS・PB工事」のようにLGSと一緒に「PB」が使われることがあります。PBとはプラスターボードを省略した言葉で、石膏ボードとも言われ、石膏プラスターという素材を板状にし、表面を特殊な紙で仕上げた材料です。

上述の軽天にプラスターボードを固定し、クロス等を張ると壁が出来上がることから一緒に使われていることがあるのです。ちなみに「LGS/PB工事」は「軽天工事」と同じ意味で使われています。

LGSと軽天(けいてん)の解体手順

LGSと軽天(けいてん)の解体手順

LGS(軽天)を解体する場合、まずはPB(プラスターボード)の引き剥がしから行います。基本的に、バールなどを用いて人力で行われます。PBの引き剥がしが完了したあとは、むき出しとなった鉄骨部分を金属切断用の丸のこなどで切断して除去します。

まとめ

軽天撤去工事

解体工事の見積書の中では「LGS」「軽天」「軽鉄」は同じものを指す言葉として使われます。しかし使われる状況によっては、工事そのものを指す言葉として使われる場合もあるので、注意が必要です。

また、軽天、LGSを含む、鉄骨の溶断解体の業者の選び方はこちらで詳しく解説しています。こちらも合わせてご参照ください。

原状回復・退去立会い・不動産管理・解体工事はウラシコにすべておまかせください!

株式会社ウラシコのスタッフ

株式会社ウラシコは愛知県名古屋市の原状回復専門業者です。豊富な現場経験から、原状回復だけではなく、各種解体工事や不動産管理運用のサポートも承っております。オーナー様、入居者様どちらの立場からもご依頼いただけますので、どなた様もお気軽にご相談ください。

東海エリアを中心に年間約2,000件の現場で、原状回復、内装スケルトン解体、退去立会い代行サポート、ハウスクリーニング、クロス張り替え、不動産建物管理、リーシング、各種解体工事、不用品回収、残置物撤去、産業廃棄物収集運搬、アスベスト調査除去工事等を行っております。その他の地域も対応可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

当社への直接のご依頼でコスト大幅削減!ウラシコは自社職人が多数在籍する自社一貫体制の会社です。一貫体制の業者と直接契約を交わすことで、仲介手数料などの中間マージンが発生しません!ご相談お見積りは無料で対応しております。まずはお気軽にお問い合わせください。

店舗・オフィス・マンション・住宅のデザイン設計や内装施工もおまかせください!

ウラシコのデザイン設計施工部門

株式会社ウラシコのデザイン設計施工事業部 CYPHER(サイファー)がオープンいたしました。 店舗・オフィス・マンション・住宅のデザイン設計&施工もウラシコにお任せください!経験豊富なデザイナーがデザインいたします。

解体、デザイン、施工まで一括で依頼することで、一般的な施工会社よりも解体費用を抑えることができます。 余力のある資金が生まれ、予算のコントロールやお客様の立場に立った施工マネジメントを行うことが可能です。

店舗、オフィス、マンションのリフォーム・リニューアル・新規出店をお考え中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。ご相談は無料で承っております。皆様からのご連絡をお待ちしております。

関連記事

一覧に戻る