2021/09/12
【物件オーナー向け】マンションの内装解体工事のポイントと注意点まとめ
解体工事というと建物全体の解体を思い浮かべる方も多いと思います。解体工事には2種類あり、今回は建物内部の工事をする内装解体工事にポイントをあててみました。
内装解体工事は外から見えない分、どのような工事を進めているのか疑問に思うでしょう。そこでこの記事では、内装解体の種類から内装解体にあたっての注意点を挙げています。内装解体工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
内装解体の種類について
内装解体には大きく分けて2種類あります。物件を貸し出すオーナーの方は、どちらの工事を依頼したらいいのか把握しておくと契約時が楽になるでしょう。
スケルトン工事
スケルトン工事とは、建物の柱や壁、床などをむき出しの状態に残した解体工事です。わかりやすくいうと、構造体のコンクリート状態にしたもの。テナントの受け渡しでは、スケルトン工事を依頼することも良くあります。
原状回復工事
原状回復工事とは、入居前の状態に戻し物件を引き渡す工事です。スケルトン工事と違う点は、入居前にあった壁や床などは剝がす必要がないということ。マンションの契約終了時の多くは、原状回復工事を依頼します。
物件を退去した時などに聞く「原状回復」とは一体何か?こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。
マンションの内装解体を依頼するときの注意点
マンションの内装解体は物件オーナーが依頼するため、少しでもトラブルは避けたいものですよね。マンションの構造にもよりますが、スムーズな内装解体を進めるためにもいくつか注意点を挙げてみました。内装解体は「早めに行動」がキーポイントになります。
工事範囲を決めておく
内装解体を検討するときは、解体業者への見積もり前に工事範囲を決めておきましょう。工事範囲の決め方は、関係者が全員そろって打ち合わせすること。
この際、決められた内容は文書として残しておくことがポイントです。原状回復を目的として内装解体することが多いため、次の入居者のことも考えて決めていくといいでしょう。
見積もり依頼は複数業者へ依頼する
物件オーナーが内装解体を依頼する際、付き合いのある解体業者へそのまま依頼することもあるかもしれません。しかし工事が適切に行われるのか、適正な費用なのかは、他の業者と比較しないとわからないことも多いのが現状です。
付き合いがあるとしても、2~3社に見積もり依頼を出してみることをおすすめします。その中で納得いけば、付き合いのある業者へ依頼するのもいいでしょう。
内装解体の依頼は早めにする
内装解体の工期は一般的に3日程度といわれています。短い工期のため、業者に依頼するのはギリギリでも大丈夫と思いがちですが、余裕を持って早めに依頼するのが賢明です。最低でも工事の1ヵ月前には業者に依頼し、工期にゆとりを持たすようにしてください。
アスベスト除去が含まれる工事は追加料金がかかる
築年数が経っている物件は要注意です。というのも、古い建物にはアスベストが含まれているものが数多く残っています。
アスベストは1970~1990年頃に輸入された健在で、日本でも広く使われていました。しかしアスベストは細かい繊維で体内に滞留し、さまざまな健康被害が報告され、現在ではアスベストの使用が禁止されています。
そのため、内装解体と同時にアスベスト除去が必要な物件もあります。この場合、通常の内装解体とは別に追加料金がかかるため、見積もり時にしっかり確認しなければいけません。実は内装解体のトラブルで多い事例がアスベストに関することです。古い物件を持っている方は十分注意してください。
まとめ
マンションの内装解体は、初めて依頼する方も多いと思います。まず内装解体には種類があることを把握しておきましょう。自身の物件がどの程度解体が必要なのかも、打ち合わせ時に確認しておくことが大切です。
内装解体の工期はさほど日数がかかりませんが、いつスケジュールが変更になるかわかりません。その場合に備えて、早めに行動しておくといいでしょう。
また、優良な解体業者に見分け方に関しましては、こちらの記事一覧ページにてまとめております。こちらも合わせてご参照ください。
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