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2023/11/03

アスベスト調査に必要な資格と取得方法について【YouTube動画紹介】

こちらの記事では、ウラシコのYouTubeチャネル【ウラシコチャンネル】で解説した、アスベスト調査に必要な資格と取得方法についての動画をご紹介します!ぜひ本編動画もご参照ください!

はじめに

皆さんこんにちは!ウラシコチャンネルです今回はアスベスト調査に必要な資格と取得方法について解説します。

アスベストの有無に関わらず、建築物の解体・改修・補強工事において、アスベストが含まれているか否かの調査報告を遅延なく行う必要があります。

解体業者を選ぶときはこれからご紹介する資格をもった会社を選ぶと安心です!

アスベストの調査報告が義務付けられていますが、調査するためには資格が必要とされています。今回は、アスベスト調査等に必要な資格と取得方法について解説していきます。

・石綿作業主任者
・アスベスト診断士
・建築物石綿含有建材調査者
・作業環境測定士

アスベスト調査をするには、上記の4つを取得するとアスベスト調査の業務に従事できます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

アスベストとは

まず、最初にアスベストについて簡単に説明しましょう。

アスベストは別名「石綿」とも呼ばれ、耐久性、耐熱性、耐薬品性、防音性など、優れた特性を持つ鉱物繊維です。広範な用途で使用され、主に建築物の天井裏や屋根材として広く利用されていました。

しかし、1970年頃に世界中でアスベストの使用が問題視され、日本でも1975年に吹付アスベストの使用が禁止されました。

その後、段階的にアスベストの使用が禁止され、現在では完全に禁止されており、工事の際にはアスベストの有無を調査し、報告することが法的に義務付けられています。

アスベストの有無を調査するためには専門の資格が必要です。アスベストを誤って取り扱うと、アスベスト吸入による肺がんや肺水腫などの健康問題が発生する可能性があります。

さらに、適切な調査方法を学び、基準を満たす調査報告を提出するためにも、アスベスト調査の資格は不可欠です。

アスベスト調査に関する資格4選

それでは、アスベスト調査等に必要な資格と取得方法について解説していきます。

アスベスト調査は、安全な作業を行うために必要なスキルと資格が必要です。以下の4つの資格について詳しく見ていきましょう。

石綿作業主任者

アスベスト診断士

建築物石綿含有建材調査者

作業環境測定士

①石綿作業主任者

  • アスベスト専門の国家資格。
  • 建築物の解体や改修工事現場で必要。
  • 作業指示から予防装置の点検まで、石綿作業を管理。

石綿作業主任者の取得方法

石綿作業主任者の取得には、2日間の講習と修了考査を受講すると取得できます。講習内容としては、以下の通りです。

・健康障害及びその予防措置に関する知識

・作業環境の改善方法に関する知識

・保護具に関する知識

受験資格については、現在は特にありません。しかし、18歳未満は石綿作業主任者に選任できないことから、18歳以上とする場合もあるため注意しましょう。

講習開催場所については、厚生労働省のHPで公表されています。

石綿作業主任者講習会情報

https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/course/

②アスベスト診断士

  • 既存建築物のアスベスト調査とアドバイスができる資格。
  • アスベストの場所を特定し、適判断を行う。

アスベスト診断士の取得方法

アスベスト診断士の取得方法は、同協会が実施する3日間の研修会と試験に合格すると取得できます。また、受講資格者に該当しなければ、受講できません。以下のいずれかに該当する必要があります。

  • 石綿作業主任者技能講習修了者又は特定化学物質等作業主任者技能講習修了者
  • 第1種の作業環境測定士
  • 建築士法に基づく、一級建築士及び二級建築士の免許登録者
  • 建設業法に基づく、一級施工管理技士(建築施工管理)の資格を有する者
  • 労働安全衛生法に基づく、労働衛生コンサルタントの資格を有する者
  • アスベストを含むものの除去に関し、3年以上の実務経験をもつ者
  • アスベスト有無の事前調査に関し、1年以上の実務経験をもつ者

こちらもアスベスト診断士の講習開催場所のリンクを記載しておきます。

アスベスト診断士認定制度の概要

http://jati.or.jp/shindanshi/index.html

③建築物石綿含有建材調査者

  • 建築物の解体や改修時にアスベストの有無を調査する資格。
  • 一般、一戸建て、特定の3つの種類があり、種類によって対象となる建築物が異なる。

建築物石綿含有建材調査者の取得方法

建築物石綿含有建材調査者の取得方法は、講習機関が提供している建築物石綿含有建材調査者講習と修了考査を受講する必要があります。主な講習内容は、以下の通りです。

  • 建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識
  • 石綿含有建材の建築図面調査
  • 現場調査の実際の留意点
  • 建築物石綿含有建材調査報告書の作成
  • 成形板等の調査

建築物石綿含有建材調査者講習情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/sekimen/other/pamph/index_00002.html

④作業環境測定士

  • アスベスト濃度やサンプリングの解析ができる国家資格。
  • 第一種と第二種の2つのタイプがあり、それぞれの仕事内容が異なる。

作業環境測定士の取得方法

作業環境測定士の取得方法は、資格試験に合格して、指定された登録講習を受講しなければ取得できません。試験内容としては、5つの選択肢から正解を選ぶマークシート形式となっており、60%以上の点数で合格となります。

合格後は、「日本作業環境測定協会」や「関西労働衛生技術センター」などで登録講習を受けましょう。こちらも講習開催場所のリンクを記載しておきます。

作業環境測定士講習情報

https://www.exam.or.jp/exmn/H_shikakusakan.htm

さいごに

今回は、アスベスト調査に必要な資格と取得方法について解説しました。 アスベストへの危険性への注目は、徐々に高まってきており、アスベスト調査の資格を取得しなければ、作業に従事できません。

アスベスト調査を行う上では必ず資格は必要となるため、計画を立てて早めに取得するようにしましょう。株式会社ウラシコでは、建築物の解体と合わせてアスベスト調査も行っています。

今まで多くのアスベスト調査の実績と経験を私たちは兼ね備えています。アスベスト調査への依頼やお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。 それではまた!ありがとうございました。

アスベストに関する記事はこちらのカテゴリーでまとめています。令和4年度の改正法令を反映した記事を公開していますので、ぜひ合わせてご確認ください。

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