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原状回復工事の基本的な流れとスケジュール|お得に退去する重要なポイントとは

原状回復工事の基本的な流れ

原状回復工事の流れやスケジュールについて、詳しく知りたいとお考えでしょうか?

賃貸物件の退去が決まると、原状回復費用がどれぐらい請求されるのか、とても気になりますよね。入居時に敷金や入居一時金など支払っている場合であっても、なるべく安い費用で済むほうがよいことに違いはありません。

今回は、原状回復工事の流れやスケジュールと共に、お得に退去するためのポイントについてもご紹介します。 原状回復費用をできるだけお得に済ませたい方も、ぜひ読んでみてください。

また、こちらのページでは実際に弊社が作成している見積書を掲載しています。チェックポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。

原状回復工事の流れを把握する!主なステップごとに解説!

最初に、アパートやマンションなどの賃貸物件を退去する際に、原状回復工事がどんな流れで進むかについて、主なステップごとに見ていきます。

ステップ1:「解約通知書(退去届)」の送付および退去の準備

原状回復工事の主なステップ

賃貸物件を退去すると決めたら、管理会社もしくはオーナーに「解約通知書(退去届)」を送付しましょう。「解約通知書(退去届)」は、退去予定日の1か月前には送付するのが一般的です。

ただし、契約内容によっては、2〜3か月前に送付する必要があるので、注意してください。

「解約通知書(退去届)」を送付したら、退去に向けて家財を処分したり、新居に持ち込む荷物をまとめたりしましょう。

余裕をもって退去当日を迎えられるよう、掃除なども含めて逆算してスケジュールを組み、早めに進めていくのがコツです。

ステップ2:退去時の立ち会いおよび確認

退去立会いの確認

賃貸物件を退去する際、通常は、入居者とオーナーもしくは管理会社とで立ち会いし、傷や汚れ・不具合などの現状をチェックします。

賃貸物件では、退去時に入居者が原状回復を行う義務が基本的に発生するため、どこをどれぐらい、どちらが負担して修繕するかを細かく決める必要があるからです。

具体的に確認する場所や内容については、以下をご覧ください。

  • 各所の壁・柱・天井・床(畳を含む)
  • キッチン・トイレ・浴室などの水回り
  • 設備(エアコン・給湯器・換気扇・ネット回線・照明など)
  • 上記以外の専用スペース(玄関ポーチ・ベランダ・庭など)

なお、通常使用や経年による劣化については、入居者が原状回復費用を負担する必要はありません。

ステップ3:原状回復工事の実施

原状回復工事の実施

賃貸物件のオーナーは、次の入居者が決まるまでに、原状回復工事を行います。簡単な内容であれば、半日程度で終わることもありますが、水回りの修繕や床・壁紙の張り替えなどで大がかりになると、数日~1週間程度かかることもあるでしょう。

そのため、オーナーとしては、早く次の入居者を入れたいため、退去が決まったらスムーズに原状回復工事を進めたいのです。

ステップ4:敷金や入居一時金と原状回復費用の相殺と精算

敷金や入居一時金と原状回復費用の相殺と精算

退去後1か月以内を目安に、敷金や入居一時金と原状回復費用を相殺し、精算されます。敷金の場合は、精算して余った場合は、返金されることでしょう。精算して足りない金額については、指定期日までに支払う必要があります。

なお、入居一時金の場合は、原状回復費用が安く済んだ場合であっても、契約内容によっては、返金されないことがあるので注意してください。入居一時金は、賃貸契約書に償却金やハウスクリーニング代などの名目で、退去時に返却されない旨が記載されていることもあります。

退去費用を安く抑えたい!入居前・入居中・入居後にできることは?

退去費用を安く抑えるためにできることを、入居前・入居中・入居後の3つのタイミングに分けてご紹介します。

入居前にできること

退去立会いの入居前にできること

原状回復費用を抑えるには、入居前に以下のポイントを確認しておくことがおすすめです。

  • 入居時に存在した傷や汚れなどをすべて撮影する
  • 設備の欠品や不具合がないか、すべてチェックして記録する

なお、撮影した写真を印刷し、余白部分に切手を貼って郵便局で消印を押してもらうと、タイムスタンプ替わりになって便利です。

また、上記のポイントについて確認したら、すぐに管理会社(オーナー)に連絡しておきましょう。連絡しておくことで、退去時の立ち会い時などに、無用なトラブルを予防できます。

入居中にできること

退去立会いの入居中にできること

入居中にも、原状回復費用を抑えるためにできることがあります。たとえば、以下のようなことに気を付けると、よいでしょう。

  • 家具を配置する前に床にクッションシートを敷いておく
  • 汚れが付着したら速やかに掃除する(放置すると厄介な汚れになる)
  • カビが繁殖しないように除湿対策や結露対策を徹底する
  • 設備は適切な使い方を守る

なお、うっかり窓ガラスを割ってしまった、柱に大きな傷を付けてしまった、などの場合は、契約中の火災保険を使用して修繕できることがあります。

少額の自己負担で直すことが可能で、退去時に請求される原状回復費用より安く済むケースが多いため、活用するとよいでしょう。

退去時にできること

退去時にできること

賃貸物件を退去する際、以下のようなことに気を付けると、原状回復費用を安く抑えられます。

  • 汚れを隅々までキレイに掃除しておく
  • 入居時の設備を元どおりにしておく(例:洗濯機のエルボやエアコンのキャップなど)
  • ゴミや不用品などをすべて処分しておく

なお、キッチンの油汚れ、浴室の鏡のうろこ汚れや水あか、トイレの尿石汚れなど、入居中の掃除不足で付着した汚れは、できる限りキレイにしておきましょう。

掃除を怠ったために、ハウスクリーニング費用を上乗せして請求されることが、よく見られます。

原状回復費用をお得に退去したい!+αでやってみるべきこと!

原状回復費用をお得に退去するために、+αでやってみるべきことを4つご紹介しましょう。

原状回復費用の不当な請求分を交渉する

原状回復費用の不当な請求

実際に、退去後に原状回復費用の請求書をチェックすると、「この金額は納得できない」「なぜこの内容で請求されているのか」といったことがあります。

納得できないのなら、仕方がないと受け入れる前に、根拠となる証拠(入居時に撮影した写真など)を添えるなどして、不当な請求分であると伝えて交渉してみましょう。

このとき、すべてのやり取りを、文書の形で残しておくことが大切です。後からでも簡単に経緯を確認でき、「言った・言わない」で揉めずに済みます。

国土交通省のガイドラインに沿って交渉してみる

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」 に沿って交渉してみると、原状回復費用が安くなることがあります。

悪質なケースでは、入居者の無知を見越して、経年劣化による消耗部分など、本来なら支払わなくてよい部分まで請求されていることがあるからです。

中には、数十万円以上の請求額を上記のガイドラインに沿って見直してもらった結果、数万円程度で済んだといった例もあるので、交渉してみる価値があるといえます。

閑散期のタイミングで退去する

退去の理由にもよりますが、閑散期のタイミングで退去すると、原状回復費用が安くなることがあります。

3~4月・9月前後は、卒業・入学・入社・転勤などで引っ越しシーズンとなり、業者が繁忙期を迎えることから、原状回復費用が高くなりがちだからです。

気分転換のために引っ越したい、急ぎで引っ越す必要はない、といった場合は、検討してみるとよいでしょう。

DIYでの原状回復は逆効果なこともある

原状回復費用をお得に済ませたいからといって、DIYで済ませるのは慎重になるべきです。

たとえば、壁に空いたビスやクギの穴、床に付いた軽いひっかき傷といった程度なら、市販の専用補修材で上手に直せる可能性があります。

しかし、大がかりな修繕になると、どうしてもプロとの仕上がりで差が出てしまうものです。結果的に、やり直しすることになって、多額の原状回復費用を請求されることもあり得ます。

まとめ

賃貸契約書の取り決め

賃貸物件を退去した後は、オーナーが新たな入居者を募集する前に、原状回復工事を行うことになります。

賃貸物件を退去することが決まったら、賃貸契約書の取り決めを参考にして、早めに「解約通知書(退去届)」を管理会社もしくはオーナーに送付し、必要な準備を進めていきましょう。

原状回復費用を安く、お得に済ませるためにも、この記事でご紹介した内容を参考にチェック・交渉してみてください。

 

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