2022/08/02
ブロック塀解体の流れと費用相場を徹底解説!トラブル対処、工事を成功させるコツも合わせご紹介します
近年、地震などの災害により人が倒壊したブロック塀の下敷きになるという被害が多く報告されています。「うちのブロック塀は大丈夫だろうか」と気になる方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、ブロック塀の解体の流れや費用相場、工事を成功させるコツなどについて詳しくご紹介します。ブロック塀解体に関する補助金制度についても解説していますので、興味のある方はチェックしてみてください!
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目次
ブロック塀解体の費用相場
ブロック塀の解体を考えているならまず知っておきたいのが、費用の相場です。
「手作業」か「重機を使用」するかによって費用は変動しますが、大まかな目安は1平方メートルあたり5,000~10,000円程度かかると見ておくと良いでしょう。
ただし、施工面積が小さければそれに比例して金額が安くなるというわけではありません。その理由は費用の内訳が「人件費」「運送費」「廃材処分費」の3つに大きく分かれているからです。したがって、解体するブロック塀の面積が小さい場合でも最低5万円はかかると考えた方が無難と言えます。
・「人件費」に関しては、主に重機で作業を行い、工事に携わる作業員の人数が少ない場合は費用が安くなります。
・「運送費」はブロック塀の解体に使う重機を解体現場まで運ぶのにかかる費用です。業者が自社で重機を保有しているのか、レンタルで利用するのかなどによって料金は異なってきます。
・「廃材処分費」は工事で出た廃材の処分を産廃処理場に依頼するのにかかる費用です。廃棄物の種類と量によって変動します。
ブロック塀解体の流れ
ステップ①:業者を選ぶ
まずは、ブロック塀の解体を任せる業者を選びましょう。業者によって作業の単価や工期が変わってきますので、工事の施工方法や、重機は使用するか、工期はどのくらいかかるか、施工人数は適切かなどの条件を鑑みて信頼できると思った業者に工事を依頼していきましょう。
ステップ②:隣人の了解を得る
ブロック塀の解体に際しては、騒音、振動、粉塵が生じて日常生活の妨げとなるため、工事に入る前に隣人の了解を得ておくことが必要になります。後々トラブルになるのを防ぐため、なるべく解体業者にも同行してもらい、工事に対する理解を得ておくようにしましょう。
ステップ③:マーキングとコンクリートカッター入れ
マーキングとは一部のブロック塀だけを解体する場合に、塀の段にマークをつけておく作業を言い、そのマークに合わせてカッターで切れ目を入れる作業がコンクリートカッター入れです。いいかげんな業者だと、この工程を省くこともあるので見積もりの際に工事内容にしっかり組み込まれているか確認しておきましょう。
ステップ④:解体工事
マーキングとコンクリートカッター入れが終わったらいよいよ本格的な解体作業に入っていきます。工期は短ければ1日、長くとも3日から1週間程度で終わるケースがほとんどです。重機を使用するか手作業で行うかによってかかる費用も変わってきますので、見積もり時に作業人数や工期についてしっかり確認しておきましょう。
ステップ⑤:廃材処理
解体作業で出た廃材を、産廃処理場まで運搬して適切に処理してもらいます。
ステップ⑥:小口補修と掃除
ブロック塀全体ではなく一部だけを解体した場合に、残ったブロック塀の断面をセメントで補修することを小口補修と言います。この工程を行うことで見た目が良くなり、景観をきれいに保つことができます。最後に解体作業で出たガラやコンクリートの破片などをきれいに掃除して工事は完了です。
ブロック塀の工事を成功させるための注意点
注意点①:ブロック塀の所有権を明確にしておく
ブロック塀は隣家との境界に建っていることが多く、解体の際は誰に所有権があるのか事前に確認しておく必要があります。確認もせずに勝手に解体してしまうと、裁判沙汰になるなどのトラブルにつながることもあります。
自分が所有者であれば解体してしまっても問題はありません。共有している場合は解体費用を折半、隣人に所有権がある場合は、隣人と話し合って対応を考えるようにしましょう。
注意点②:近隣への挨拶は業者立会いの下で行う
ブロック塀の解体では、騒音や粉塵が発生し、少なからず隣人に迷惑がかかるため事前に挨拶回りをしておくことは必須です。その際は、是非解体業者にも立ち会ってもらいましょう。
古いブロック塀を放置しておく危険性や、工事の流れについて専門家の立場から説明してもらうようにすると、説得力が増し、隣人の理解も得やすくなると思います。
ブロック塀解体には補助金が出る!
安全基準を満たしていないブロック塀の倒壊による悲惨な事故が増えているため、危険防止の観点から、ブロック塀解体に対して補助金を出している自治体は多くあります。
全ての自治体が行っているわけではないので、工事を発注する前にお住まいの自治体窓口に確認したり、インターネットで制度の有無を調べたりしておくと良いでしょう。
こうした制度を活用することで、工事にかかる費用の負担をいくらか減らすことができるので是非チェックしておくようにしてください。
まとめ
ブロック塀解体に際して知っておきたい知識を解説しました。劣化が進んだブロック塀を放置しておくと地震が来た時に倒壊する恐れがあるので、隣人の了解のもと、解体工事を進めていきましょう。
その際は、丁寧な施工をしてくれそうな業者に作業を依頼するようにして、確実に施工を完了し、地域の安全性を高めていきましょう!
私達にご依頼いただいた場合のお問い合わせから工事完了までの一連の流れについてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
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