2026/02/23
カフェの原状回復費用の相場は?坪単価の目安と費用削減のポイントを解説します

大切に運営してきたカフェを閉じる際、最後に立ちはだかるのが「原状回復」の不安です。「費用はいくらかかるのか」「業者選びに失敗し損をしないか」と悩むカフェオーナー様は少なくありません。
今回は、ウラシコの視点から、費用の相場や費用削減のポイントを分かりやすく解説します。工事後の新しい一歩を気持ちよく踏み出すためのガイドとしてぜひお役立ていただけましたら幸いです。
また、飲食店テナントの原状回復費用についてはこちらのYouTube動画でも解説しています!ぜひこちらもご覧ください。
目次
カフェの原状回復費用(スケルトン解体)の相場

まず最も気になるのは「結局、いくら用意すればいいのか」という点ですよね。カフェの原状回復費用は、一般的に「坪単価」で計算されることが多いです。
ただし、カフェは一般的な飲食テナントに比べて、厨房設備や配管が複雑なため、相場は少し高めになる傾向があります。
また、内装に凝っている(個性が出ている)ことも多く、多くの店舗が基本的に「スケルトン戻し(内装をすべて取り払った状態)」となります。
【広さ別】1坪あたりの費用目安
まずは、店舗の規模に応じたおおよその坪単価を見てみましょう。こちらはウラシコがある名古屋市を基準に算出した大まかな目安です。
| 店舗の規模 | 坪単価の目安 | 総額のイメージ |
| 小型店(10〜20坪) | 5万円 〜 10万円 | 50万円 〜 200万円 |
| 中・大型店(20〜50坪) | 8万円 〜 15万円 | 160万円 〜 750万円 |
自分の店舗の原状回復費用の相場を調べるには、複数の業者に相見積もりをかけることをおすすめします。もちろん、私たちにもお気軽にご相談ください。
路面店と商業施設(ビルイン)での違い
「意外と幅があるな」と感じられたかもしれません。実は、カフェの解体費用は「広さ」だけでなく、「どんな場所にあるか」によっても大きく変動します。
路面店(1階店舗)の場合は、重機やトラックを作業車のすぐ近くに停められるため、搬出作業がスムーズに進み、費用を抑えやすい傾向にあります。
一方で、大型ショッピングモールや駅ビル、オフィスビルの上層階などに入っている「ビルイン店舗」の場合は、注意が必要です。
- 指定業者の存在: ビル側が指定する業者が施工を行う場合、相場より高くなることがあります。オーナー様が自由に業者を選べないため、費用交渉が難しいのが現状です。
- 夜間作業の有無: 営業中の施設では、騒音が出る作業を夜間に行わなければならず、深夜手当によって人件費が上がります。
- 養生の範囲: 共用部の廊下やエレベーターを傷つけないための保護作業が広範囲に及び、その分コストがかさみます。
原状回復費用が「変動する」4つの理由

カフェの原状回復費用が変動するのはなぜでしょうか。プロの視点で見ると、そこには「カフェ特有の事情」があります。
①「スケルトン戻し」か「部分解体」か
最も重要なのは、大家との契約内容です。
- スケルトン戻し: 床、壁、天井のすべてを取り払い、コンクリート打ちっぱなしの状態に戻す。
- 部分解体: 壁紙の張り替えやカウンターの撤去のみなど、一部を残す。
契約書に「スケルトン状態で返還すること」と明記されている場合は、どんなに綺麗な内装だったとしても、取り壊す必要があります。
②厨房設備・給排水工事のボリュームが多い
カフェの厨房にはコーヒーマシン、製氷機、シンクが限られたスペースに集中しています。カウンターの解体や床下の複雑な配管処理は、見た目以上に手間がかかります。ガス・水道の封印処理など、専門作業も不可欠です。
③廃棄物の種類と量が多い
おしゃれな内装にこだわったカフェほど、ウッドデッキ、タイル、レンガ、照明器具など、仕分けに時間がかかる素材を多く使っているものです。これらを「混ぜればゴミ、分ければ資源」として丁寧に分別解体するかどうかで、最終的な処分費が変わってきます。
④搬出経路と作業環境のハードルが高め
カフェは店舗が小さめで、それ故に意外と特殊な場所にあることを多いです。例えば「地下1階でエレベーターが使えない」といった場合、すべての廃材を職人が手作業で運び出すことになります。この「手運び」の距離や階数が多ければ多いほど、人件費として見積もりに反映されます。
カフェの原状回復の費用削減5つのポイント

「最後にかかる費用は、できるだけ抑えて次の資金に回したい」 それはすべてのオーナー様の切実な願いです。ここでは、私たちウラシコが現場で見てきた「賢い削減方法」を5つご紹介します。
①賃貸借契約書の「原状回復条項」を再確認する
まずは、手元にある契約書をもう一度読み直してみてください。
- 入居時の状態(どこまで戻す必要があるか)
- 返還の期限
- 指定業者の有無
これらを把握せずに見積もりを依頼すると、本来必要のない工事まで含まれてしまう可能性があります。「どこまで壊すべきか」を明確にすることで、数万円〜数十万円の差が出ることも珍しくありません。
②「居抜き譲渡」の可能性を管理会社に相談する
もし、次に入居する方が「そのままカフェとして使いたい」と言ってくれれば、解体費用をほぼゼロにできる可能性があります。これを「居抜き譲渡」と呼びます。 管理会社に早めに相談し、居抜きでの募集を検討してもらうのも一つの手です。
ただし、これはあくまでもラッキーな場合です。ほとんどの場合、居抜き譲渡は難しいため、居抜きが成立しない場合を想定しておきましょう。
③厨房機器・什器を「解体前」に売却する
解体業者がすべてを「ゴミ」として処分すると、処分費用がかかります。しかし、まだ使える冷蔵庫、オーブン、エスプレッソマシン、デザイナーズチェアなどは、中古買取業者に売却すれば「収入」になります。
解体作業が始まる前にこれらを運び出しておくだけで、解体見積もりの項目が減り、実質的な解体費用をカットできます。業者の中にはこれらの設備を買取してくれる業者もありますので、解体業者に相談もおすすめです。
④複数の業者から「現地調査」付きの見積もりを取る
電話や図面だけで見積もりを取るのは危険です。必ず現場に来てもらい、搬出ルートや壁の構造を確認してもらいましょう。 複数の業者を比較することで相場感が分かりますし、「なぜこの金額なんですか?」と質問することで、見積もりの不透明な部分をなくせます。
⑤自社施工の解体業者へ直接依頼する
多くのオーナー様が、不動産仲介会社経由で解体を依頼されますが、そこには「紹介手数料」が発生していることが多いです。 私たちのような、自社で職人とトラックを抱えている解体業者に直接依頼することで、その余分なコストをカットできます。
名古屋・東海地方で、カフェ解体と原状回復工事を検討されている方は、ぜひウラシコにご相談ください!
まとめ

カフェの原状回復は「壊して終わり」ではなく、新しい一歩を踏み出すための「リセット」です。原状回復工事は、「工事が始まる前の確認」でほぼ結果が決まります。
- 相場を正しく知る
- 契約書を確認し、削減を工夫する
- 信頼できる解体業者をパートナーにする
この3点を意識すれば、コストも心の負担も抑えられます。 名古屋・東海地区で不安を感じている方は、ぜひ私たち「ウラシコ」へご相談ください。無料見積もり・LINE相談も受け付け中です。愛するお店の最後のステップを全力でサポートします。
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ウラシコは名古屋市を拠点とする原状回復工事・解体工事の専門業者です。名古屋市を中心に東海エリア全域で年間約2,000件以上の現場実績があります。オーナー様・管理会社様・入居者様いずれのご依頼にも対応可能です。
さらに、退去立会い代行、ハウスクリーニング、クロス張り替え、残置物撤去、不用品回収、産業廃棄物収集運搬、アスベスト調査除去、不動産管理やリーシングサポートなど、建物に関する幅広い業務を一括して承っております。
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