2025/12/09
看板撤去の費用相場はいくら?種類別・大きさ別に徹底解説します

店舗の移転や閉店、リニューアルのタイミングで看板の撤去を検討する際、「費用はどのくらいかかるのか」「どこに依頼すればいいのか」と不安を感じる方は少なくありません。私たちウラシコにも多くのご相談をいただいています。
看板撤去の費用は、看板の種類や大きさ、設置場所によって大きく変動します。小型の看板なら数万円で済む場合もあれば、屋上の大型看板では10万円以上、場合によっては20万円を超えることもあります。
今回は看板撤去にかかる費用相場を種類別・大きさ別に詳しく解説します。費用が高くなる条件、費用を抑えるためのポイントもご紹介しますので、安心して撤去を進めたい方はぜひ参考にしてください。
テナントの原状回復の流れについてはこちらのYouTube動画でも解説しています!ぜひこちらもご覧ください。
目次
看板撤去の費用相場【一覧表】

まずは全体像をつかみやすいように、代表的な看板の撤去費用相場を一覧でご紹介します。以下はウラシコの費用感です。
| 看板の種類 | 撤去費用の目安 |
| スタンド看板 | 約1〜2万円程度 |
| 袖看板(突出看板) | 約2〜3万円程度 |
| 内照式看板 | 約2〜3万円程度 |
| 野立て看板 | 約2〜3万円(基礎撤去は10万円以上) |
| 壁面看板 | 約3万円〜 |
| 屋上看板・広告塔 | 約10〜20万円以上 |
※基礎部分の解体や壁面補修、高所作業車の手配が必要な場合、追加費用が発生します。
費用が変わる主な理由
看板撤去の費用は、設置場所の高さ、道路沿いかどうか、看板の材質や構造、重機の必要性、補修の有無、産業廃棄物の量、警備員の配置など、さまざまな条件によって変動します。
たとえば、同じサイズの看板でも、1階の壁面に設置されているものと3階に設置されているものでは、高所作業車や足場の必要性が変わるため費用が大きく異なります。
また、交通量の多い道路沿いでは警備員の配置が義務付けられることもあり、これも費用に影響します。これらが費用が変動する理由です。
【種類別】看板撤去の費用と特徴

ここからは、代表的な看板を種類ごとに詳しく見ていきましょう。
袖看板(突出看板)
建物の外壁から突き出している看板です。費用目安は2〜3万円で、高所作業になるケースが多いのが特徴です。通行量が多い道路沿いでは警備員の配置が必要な場合もあります。中小サイズであれば比較的安価ですが、高所作業車が必要になると追加費用が発生します。
壁面看板(ファサード)
店舗の正面に設置される最も一般的なタイプです。費用目安は3万円〜で、建物の壁に直接固定されているため、撤去後にビス穴や色あせ跡が残ることがあります。高所に設置されている場合は足場の設置が必要になり、5万円〜10万円以上かかるケースもあります。
スタンド看板(置き型)
飲食店やコンビニの前に置いてある自立式の看板です。費用目安は1〜2万円で、移動できるものも多く比較的撤去しやすいのが特徴です。ゴミ回収で対応できる場合もありますが、電飾入りのスタンド看板は分解作業が必要なため処分費が上がります。
内照式看板(電飾タイプ)
アクリル内部にLEDや蛍光灯を仕込んでいる看板です。費用目安は2〜3万円で、電源処理が必要になります。内部照明が多いほど手間が増え、費用も上がる傾向にあります。
自立看板・野立て看板
駐車場やロードサイドにある、柱で支える大型タイプです。費用目安は2〜3万円ですが、基礎撤去込みの場合は10万円以上かかることもあります。地中に鉄骨やコンクリート基礎が深く埋まっているため、重機と解体作業が必要な場合は大規模工事になります。
屋上看板・広告塔
ビルの屋上に設置されている大規模な看板です。費用目安は10〜20万円以上で、重量があり骨組みがしっかりしています。クレーンや高所作業、夜間作業が必要になることもあり、大型看板の中でも特に費用差が大きく、専門性の高い撤去作業が求められます。
看板撤去費用が高くなりやすいケース

見積もりよりも費用が高くなりがちなケースをご紹介します。事前に把握しておくことで、予算オーバーを防ぐことができます。
①足場が必要な場合
高所の壁面看板などは、作業員の安全確保のため足場を設置する必要があります。足場の設置・解体だけで数万円かかることもあるため、高所にある看板は費用が高くなる傾向があります。
②高所作業車・クレーンが必要
道路沿いや屋上など、特殊な車両が必要な環境ではリース代が発生します。高所作業車は1日あたり数万円のレンタル費用がかかるため、作業日数が長引くほど費用も増えていきます。
③基礎撤去が必要
野立て看板やポール看板などは、コンクリート基礎の掘削が大規模工事になることがあります。地中深くに埋まった基礎を完全に撤去する場合、重機の使用や地面の復旧工事も必要になり、費用が大きく跳ね上がります。
④重量が大きい・構造が複雑
鉄骨フレームが太い看板や、複雑な構造の看板は、解体作業の人員が増えるため費用が上がります。特に古い看板は錆びついていることも多く、取り外しに時間がかかることがあります。
⑤警備員の配置が必要
道路沿いや歩行者が多い場所では、安全確保のため警備員の配置が必須です。交通整理が必要な場合、警備員の人件費が追加でかかります。
看板撤去の依頼先は解体業者がおすすめの理由

撤去は看板屋でも対応できますが、解体業者には高所作業や重機作業の経験が豊富で、大型看板や基礎撤去など大掛かりな工事に強いというメリットがあります。また、法律に基づいた産業廃棄物処理ができ、建物解体や内装解体と一緒に依頼するとスムーズに進むのも利点です。
不法投棄のリスクが低いため、看板撤去は安全管理と処分ルールがしっかりしている専門業者に任せるのが安心です。ウラシコでは産業廃棄物の収集運搬も承っております。
まとめ:安全で確実な撤去は専門業者へ

看板撤去の費用は、種類・サイズ・設置環境によって数千円から10万円以上まで大きく変動します。安心して撤去を進めるためには、専門業者に依頼することをおすすめします。
現地調査後に正確な見積もりをもらい、産業廃棄物処理を含めて安全に対応できる業者を選ぶことが大切です。専門の解体業者に依頼することで、費用面でも安全面でも安心して進めることができます。
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