2022/04/29
マンションの原状回復の相場は?内装解体・スケルトン解体の専門業者が徹底解説いたします
今回は、マンションにおけるスケルトン解体工事(原状回復)について説明していきます。これからリフォームやリノベーションを考えている人は必見です。
私達ウラシコは、解体から原状回復リフォームまでを一括して対応できる原状回復の専門業者です。店舗・オフィス・住宅のリフォーム、リノベーション、リニューアルは私達にお任せください!私達の設計施工部門「サイファー」の詳細はこちらをチェック!
目次
マンションのスケルトン解体(原状回復)とは?
そもそもスケルトン解体とは、壁や天井などの建物の骨組みとなる部分(躯体)以外の内装部分のみを解体する工事のことです。
この工事を行うことで、コンクリート打ちっぱなしの状態になることが多いですが、場合によっては、骨組みだけ残るような場合も考えられます。
マンションのスケルトン解体の場合には、マンションごとに定められた規約によって規制がありますので、その規制に従って行う必要があります。
外壁や共用部はもちろんですが、室内でも手を加えることができない場所がありますので注意が必要です。詳しくは、管理会社や仲介不動産業者に問い合わせてください。
スケルトン解体はどんな時にやるのか
基本的には、退去の際の原状回復、間取りやデザインの変更などのためにリフォームをする前に行われます。すべて取り払ってから新しい間取りやデザインで部屋を作りなおす、と考えるとわかりやすいと思います。
また、湿気やシロアリにより、骨組みとなっている金属や木材が腐食してしまっている場合などは、補強工事も合わせて行います。
スケルトン解体の費用相場
ここでは、目安としての料金をご紹介します。
なお、スケルトン解体の工事費用は、解体する面積、階数、内装の装飾品、立地条件などにより変動してきますので、詳しい料金は見積もりをとることをおすすめします。
一般的に、マンションのスケルトン解体工事の坪単価は、約2万円〜5万円といわれています。平均的なマンションであれば、約18坪(約60㎡の2LDK)であることが多く、この場合の費用は約30万前後となります。
しかし、石綿(アスベスト)など特殊な資材が使用されている場合にはプラスで料金が発生するほか、解体で出た廃材(産業廃棄物扱い)の処分費用も別でかかる可能性もありますので、注意が必要です。
これはあくまでも、スケルトン解体をするだけの場合になりますので、建物の骨組みの補強が必要な場合や解体後にリフォームを行う場合には、別途費用がかかります。
スケルトン解体費用の内訳
一般的に、解体費用には大きく分けると次に挙げられるような項目に分けることができます。
撤去費
作業員への報酬のことです。人件費と思ってもらえればわかりやすいと思います。これは、作業日数や作業人数によって変わります。工事が長くなる場合や深夜時間帯などの工事が含まれる場合には高くなります。
廃材処分費
解体によって生じた木材やがれき、依頼した場合には不用品などの処分費用のことです。見積もり額が安い場合には、この項目が含まれていない可能性がありますので注意してください。
養生費
解体工事をする前に、マンションの共用部や解体現場を遮音性を備えた養生シートで囲うことで、近隣への騒音を抑えるとともに、機材運搬時にキズが付かないようにしたり、チリや埃が飛散しないようにします。
養生シートの種類や大きさ、量、材質によって値段は変動します。
見積書のチェックポイント
基本的には、見積書内にこのような感じでいくつかの項目に分けて記載されています。
詳しく記載しているところでは、もっと詳細にどの廃材の処分にいくらかかるといったことが記載されていたり、何種類かの養生を使用する場合には、その種類ごとに料金が記載してあるなどされています。
もし、このような詳細が割愛され、「一式」という見積もりを出されたら、詳細な見積もりの提出をお願いしてください。こうすることで、余分な工事やコストをカットすることができるほか、後からのトラブルを避けることができます。
解体工事の見積書のチェックポイントはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
解体費用を抑えるためには
マンションのリフォーム費用を少しで安く抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは費用を抑える方法をいくつか紹介します。
ただし、安いからという理由だけで工事依頼することだけは避けましょう。金額の裏には、何か隠されていると疑ってかかってもいいくらいです。
①中間業者を挟まずに直接工事業者に依頼する
費用を抑えるための方法1つ目は、自分で施工会社を選び工事を依頼することです。不動産仲介会社などの紹介で依頼すると、その分中間マージンが発生し、その分費用がかかります。
一方で、自身で探して依頼した場合には、この中間マージンが発生することがありませんし、信頼できそうな業者をきちんと選定できます。
ただし、マンションの管理会社などによって内装工事に指定業者が設定されている場合があります。その場合には、業者を選定することが難しいです。
②不用品はできる限り自分で処分する
室内にある大型の不用品の処分を自身ですることで費用を抑えることができます。大型設備などの処分を業者に依頼する場合には、不用品は産業廃棄物として扱われるため、通常よりも費用が高くなります。
一方、自身でリサイクルショップに買い取ってもらったり、行政の粗大ごみの回収などで処分することで、費用は安く済みます。
リサイクルショップに買い取ってもらう場合には、逆にお金が入ることになりますので、ぜひ一度検討してみてください。
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は、マンションのスケルトン解体に焦点を当ててお話ししてきました。
これから中古マンションを購入しようと考えていらっしゃる方、マンションを保有していて貸し出すために内装をきれいにしようと思っていらっしゃる方などのご参考になれば幸いです。
マンションやアパートの原状回復費用の事例についてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
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