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【高すぎると感じたら】飲食店の原状回復費用の相場観と見積もりのポイントを解説します

飲食店の原状回復

店舗の閉店や移転の際、賃貸の場合は原状回復工事が必要となります。原状回復工事の費用が高すぎると感じた方へ、今回は飲食店の原状回復工事の費用の相場と見積もりでチェックしておくべきポイントをご紹介します。

なお、この記事でご紹介する相場は、あくまで一般的な目安の相場感になります。実際の費用は皆様の店舗条件や賃貸契約の内容に異なります。詳しい見積もりは、原状回復業者に見積もりを依頼しましょう。もちろん、私たち株式会社ウラシコにお気軽にお申し付けください。

内装解体・原状回復工事など、退去費用の見積もり書の見方は動画でも解説しています!ぜひこちらも合わせてご参照ください。

飲食店の原状回復とは

飲食店の原状回復とは

飲食店の原状回復とは基本的に退去時に借りた時の状態に戻すことを指します。賃貸物件を退去する際は、借主に対して、この原状回復義務が発生します。ここで争点となるのがどこまで原状回復を施さなければならないのか、ということです。

ほとんどの場合、物件契約時の賃貸契約書に、原状回復の範囲と工事内容が指定してあります。そのため、まずは賃貸契約書を確認しましょう。その記載内容(居抜き退去か、スケルトン渡しか、など)により原状回復工事の内容と費用相場は大きく変動します。

なお、冒頭で借りたときの状態に戻す、とお伝えしましたが、契約内容によってはそのルールが当てはまらない場合もあります。居抜き物件を借りたときでも、退去時はスケルトン渡しが指定されていることは少なくありません。

原状回復に関してはこちらの記事でより詳しく解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。

飲食店の原状回復の範囲と負担割合い

飲食店の原状回復の範囲と負担割合い

先程の述べたとおり、原状回復の範囲はその賃貸契約によって異なります。そしてもう一つのルールが、基本的に原状回復費用はすべて借主側が負担することになります。例えば賃貸住宅では借主負担にならない「経年劣化」や「通常損耗」も飲食店の原状回復では借主側が負担することになります。

これは、店舗やオフィスなどの事業を目的とした物件では、その利用目的が多岐に渡るためです。住居目的の場合は、経年劣化や損耗の度合いの基準を設けることができますが、事業目的の場合は、業種ごとに利用内容、劣化度合いが異なるため、基本的に100%借主負担となります

飲食店の原状回復の種類

飲食店の原状回復の種類

飲食店のみならず、原状回復には大きく分けて「スケルトン方式」と「居抜き方式」の2種類があります。それぞれの特徴と概要を押さえておきましょう。基本的にスケルトン方式の方が原状回復費用が高かくなり、居抜き方式の方が安くなります。

スケルトン方式(スケルトン渡し・スケルトン戻し・スケルトン仕上げ)

スケルトン方式

スケルトン方式は、内装を撤去して床、天井、壁なども全て無くした「建物だけの躯体のみ」という状態がスケルトン方式です。この建物の骨組みの状態を「スケルトン」と呼びます。あらゆる造作の撤去が必要なため、当然費用は高くなります。

スケルトン工事にかかる期間は、面積や設備などにより異なりますが、工事開始から1~3ヵ月程度かかります。また、取り払うだけではなく、配線の整備、下水道管の整備、シャッターの塗装など、必要に応じて各種メンテナンスも行われます。総じて専門的な内装解体の技術が必要な特殊な工事となります

居抜き方式

居抜き方式は、壁紙や、設備などを残した状態で次の入居者に引き継ぐのが居抜き方式です。設備などの撤去費用や解体費用を抑えられるのが特徴です。ただし、居抜き退去の場合でもクリーニングや空調のメンテナンス、残置物の撤去などが必要です。

また、飲食店の場合は、油脂汚れ、タバコのニオイ、下水道(グリーストラップ)などから、クロスや床材が全面張り替えとなる場合が多いです。また看板や外構設備の撤去が必要となる場合もあります。

飲食店の原状回復費用(スケルトン戻しの場合)の相場

飲食店の原状回復費用(スケルトン戻しの場合)の相場

一般的に、飲食店の退去ではスケルトン戻しを求められる場合が多いです。そのため、スケルトン戻しの場合の費用相場をご紹介します。ただし、先程述べたとおり、店舗の原状回復は必ずしも借りた状態に戻せばよいとは限りません。

店舗の規模によって、原状回復工事にかかる費用は大きく異なります。また、契約時の特約によって、その工事の種類や範囲は多岐に渡ります。これからご紹介する相場はあくまで、非常に大まかな相場としてお控えください。

30坪以下の小規模店舗の坪単価 1万円~2万5,000円程度
30〜40坪ほどの中規模の店舗の坪単価 2万円~2万5,000円程度
51坪以上の大規模店舗の坪単価 5万円程度

原状回復の見積もりにおける3つのポイント

1.店舗の業態によって費用相場が変わる

店舗の業態によって費用相場が変わる

原状回復工事にかかる費用は店舗の業態で変わります。また、飲食店では店内を完全禁煙にしていたり、床や壁の傷が少ないなどの店舗状態が良いと判断できる場合には、原状回復費用も安くなりやすいです。業態別のスケルトン解体の目安も記載いたします。

業態 1坪当たりの工事費
カフェ 1万5千円~
レストラン 2万円~
居酒屋、ラーメン店 2万5千円~
焼肉屋 2万7千円~

原状回復費用が比較的安い飲食店の業態

油汚れの心配があまりないカフェや喫茶店、テイクアウトが中心の店舗などは原状回復費用が安い傾向にあります。しかし、個室などの間仕切りなどを増設した場合は、原状回復費用も多くかかる場合があります。

原状回復費用が高い飲食店

開業時に厨房設備を大きく変更していたり、排水設備が詰まっていることが多いラーメン屋、間仕切り壁が多い居酒屋、排煙設備がある焼き肉屋などは原状回復費用も高くなる傾向にあります。他にも、喫煙が認められている飲食店は、退去時にメンテナンスやクリーニングにかかる費用が高額となることがあるため注意が必要です。

2.打ち合わせはオーナーと借主が顔を合わせて行う

賃貸人と原状回復範囲の打ち合わせ

原状回復において、オーナーと借主間の打ち合わせ、内容の相互確認は必要不可欠です。例えば、元のスケルトン物件の状態に戻して欲しい方もいれば、増設した設備などは残しおいて欲しいと希望する方もいます。

通常原状回復の内容については、契約書に記載されていますが、契約書に改修内容の記載がなかったり、わからないところがある際には、工事に取りかかる前にオーナーや不動産会社などに確認しておきましょう。

3.賃貸人側からの指定の業者でなければならない場合がある

賃貸人側からの指定の業者でなければならない場合がある

賃貸物件の原状回復では、工事業者を自分たちで選ぶことができない場合が多いです。例えば、オフィスや貸しテナントでは、オーナーや管理会社が原状回復の工事業者をあらかじめ指定している場合が多くあります。

借主側で原状回復業者を探してきたとしても、実績が少ないなどの理由で、オーナーや管理会社など賃貸人側から断られる可能性もあります。特約などで業者が指定されている場合には、他の工事業者に依頼することは非常に難しいのが現状です。

ただし、変更の可能性がゼロであるわけではありません。貸主サイドもスムーズな退去を臨んでいるため、費用面などで借主サイドが受注した業者の条件も飲んでくれることがあります。やはり大切なことは、貸主と借主感とコミュニケーションです。

原状回復費用を安くする方法

退去立ち会い前に掃除や不用品の撤去を徹底する

店内の洗浄や清掃を行う

自分たちで店内の掃除を行ったり、クリーニングサービスを一回行うだけでも原状回復費用を安くできることがあります。入居した期間が短かった場合や、あまり損耗がない場合は、クリーニングを行うだけでも原状回復だと認められる可能性があります。

造作譲渡の提案をする

造作譲渡の提案をする

造作譲渡とは増築したカウンターなどの造作、空調設備、厨房機器などを次の入居者に譲渡することです。スケルトン戻しの場合でも一部の造作を譲渡することは珍しくありません。オーナーが造作譲渡を認めれば、その撤去費用は免除されます。借主サイドから積極的に造作譲渡を提案しましょう。

オーナー指定業者意外にも見積もりを依頼する

オーナー指定業者意外にも見積もりを依頼する

可能であれば、オーナー指定業者意外にも原状回復工事の見積もりを依頼しましょう。ただし、その際は指定業者との相見積もりであることを伝えることがマナーです。見積もりを出すことで、不要な工事がないか、不当に高額になっていないか、比較することができます。

まとめ

原状回復工事の専門業者

以上、飲食店の原状回復費用の見積もりのポイント、費用を下げるテクニックをご紹介して参りました。人生で何度もあるわけではない退去のときこそ、損をしないように要点を抑えてスムーズに交渉を進めましょう。もちろん一人で進めず、私たち株式会社ウラシコにお気軽にご相談ください。

株式会社ウラシコは原状回復工事の専門業者です。受注から施工まで自社職人が対応いたしますので、どこよりもリーズナブルな価格でご提案させていただきます。原状回復に関するご相談、お見積りは無料で対応させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。

また、万が一原状回復やテナント退去でトラブルが起きてしまった際の相談先は、こちらの記事でまとめています。こちらも合わせてご参照ください。

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株式会社ウラシコのスタッフ

株式会社ウラシコは愛知県名古屋市の原状回復専門業者です。豊富な現場経験から、原状回復だけではなく、各種解体工事や不動産管理運用のサポートも承っております。オーナー様、入居者様どちらの立場からもご依頼いただけますので、どなた様もお気軽にご相談ください。

東海エリアを中心に年間約2,000件の現場で、原状回復、内装スケルトン解体、退去立会い代行サポート、ハウスクリーニング、クロス張り替え、不動産建物管理、リーシング、各種解体工事、不用品回収、残置物撤去、産業廃棄物収集運搬、アスベスト調査除去工事等を行っております。その他の地域も対応可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

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