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物件退去時に増設したネット回線(光回線)の撤去はどこまで必要?原状回復専門業者が解説します

増設したネット回線

みなさんは家庭にインターネット回線を導入されていますか?インターネットが普及した現代では、導入しているところがほとんどであると思います。今回は、物件退去時のインターネット回線(光回線)の原状回復について説明していきます。

ウラシコでは、賃貸物件管理・退去立会いも承っております!ぜひウラシコにお任せください!退去立会いの詳細は以下ページでより詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

原状回復とは

原状回復(工事)とは、賃貸物件などを退去するときに、入居前の状態に戻す(次の入居者が入居できる状態にする)義務や工事を指す言葉です。原状回復の範囲(どこまで戻すか)については賃貸借契約書などで決められていることがほとんどです。

原状回復工事の基礎知識に関しましては、ウラシコのYouTubeチャネル【ウラシコチャンネル】でも解説しています。10分でわかりやすく要点をまとめておりますので、ぜひご参照ください。

インターネット回線の撤去が必要になる場合

インターネット回線の撤去が必要になる場合

賃貸マンションやアパートでインターネット回線が既に導入されている場合には、各会社と契約をすることで、室内にある光コンセントやLANコンセント、モジュラージャックと呼ばれる差し込み口にケーブルを差し込むだけで、インターネットが使用できるようになります。

賃貸マンションやアパートの場合には、共用部に導入している回線が掲示してあったり、ポストに勧誘のチラシが投函されていたりすると思います。しかし、必ずしも自身が導入したい回線がすでに導入されているとは限りません。その場合には、新たに光回線を導入するための工事を行う必要があります。

入居中に新たに導入したインターネット回線に関しては、退去時に原状回復が必要になるのは主に次の①、②の場合です。

①オーナーや管理会社などの貸主から撤去を求められている場合

②回線事業者との契約で退去時には撤去することになっている場合

もちろん、これ以外の場合でも撤去を求められることになりますが多くは①、②のどちらかの理由です。

①の場合に関しては、オーナーや管理会社などの貸主との交渉次第で、原状回復しなくても良くなる可能性もありますので、退去前に一度確認してみることをおすすめします。また、光回線の撤去が必要かどうかに関わらず、回線事業者からONUなどの機器をレンタルしている場合には指定の方法で返却を行ってください。

原状回復(撤去工事)の流れ

原状回復(撤去工事)の流れ

退去時に光回線(光ケーブル)の撤去が必要な場合に行わなければならないことを紹介します。

①移転・解約の手続き

移転・解約の申し込み

現在の物件の退去の日が決まったら、電気やガスと同様に移転・解約の申し込みを行います。多くの場合、インターネットや電話での申し込みになりますので、詳しい方法は契約書を確認したり、窓口に問い合わせたりしてみてください。また、契約内容によっては解約費用が発生しますので、併せて確認するようにしてください。

注意点

ここで注意したいのが、退去の時期です。通常期であれば申し込みから2週間~1ヶ月後には工事が完了することになりますが、3月、4月などは引っ越しのシーズンとなり、導入・撤去の工事が多くなります。

その関係で工事が退去期日に間に合わなくなる可能性もありますので、退去が決まればすぐに移転・解約の申し込みを行い、工事の日程を決めてください。なお、工事には室内での作業が行われることもある関係で立ち合いが必要になります。

また、室内の工事で壁に埋め込まれているケーブルや機器の撤去が必要になることがあります。その場合には壁に穴をあけての作業になりますが、この穴を塞ぐまで行ってくれるかどうか、穴をふさぐ費用が別途発生するかどうかの確認も重要です。

②撤去工事(立会い)

先にも述べた通り、撤去工事には立ち合いが必要です。都合が悪くなった場合には代理人をたてるか、日程を変更してもらう必要があります。工事の際に、ONUなどの機器の回収も行ってもらえるはずですので、そのあたりは事前に確認しておいてください。工事の内容としては、以下のようなことが考えられます。

・光回線の撤去

・内装、壁に設置したコンセントなどの撤去

・回線導入のために開けた穴を埋める

・導入工事で発生したキズなどの修復

それぞれ、どのような作業か簡単に紹介します。

光回線の撤去

多くの場合、電柱などから建物へ光ケーブルを敷設しそれを居室内で使えるように工事が行われていますので、これを元の状態に戻すことになります。

内装、壁に設置したコンセントなどの撤去

導入した光回線を室内で使用できるように壁に穴をあけ、光コンセントなどを設置した場合には、それらを元の状態に戻す必要があります。モジュラージャックが設置されていた場合には取りつけを行い、何もなかった場合にはただ撤去するだけになります。

回線導入のために開けた穴を埋める

回線を導入するために外壁や内装に穴を開けることがあります。回線ケーブルを撤去した後でこの穴を埋める必要があります。パテ埋めや防水加工などで元の状態に近い状態まで戻してくれるはずです。回線事業者で行ってもらえない場合には、別途業者に依頼することになります。

導入工事で発生したキズなどの修復

室内の工事に伴ってクロスや床にキズが入った場合には、これも原状回復しなければなりません。この工事に関しては、回線事業者で行ってもらえるものではありませんので、別途業者を手配するか、自身で行うかになります。

撤去にかかる費用

光回線の撤去工事は、基本的に無料で行ってくれるところが多いですが、一部回線事業者やプロバイダでは、1万円ほどの費用が発生することがあります。費用が発生する場合には、工事の申し込みの段階で費用の提示があるかとは思います。費用は、基本的には解約費用などとともに請求されることになります。

回線の撤去が不要でも工事が必要?

回線の撤去が不要でも工事が必要

オーナーなどの貸主から光回線の撤去が不要といわれている場合でも、退去に当たって回線事業者に工事を依頼しなければならないケースがあります。それは、ONUなどの装置が壁に埋め込まれているなど自身で撤去できない場所にある場合です。

戸建て物件の場合に多く発生することですが、ONUなどの機器がケーブルと同じように壁の中に埋め込まれている場合には、自身での機器の撤去ができませんので、工事を依頼することになります。

回線撤去のトラブルを避けるために

回線撤去のトラブルを避けるために

原状回復に関しては、トラブルが発生しやすいことになりますので、インターネット回線の原状回復でも費用負担や原状回復の範囲などでトラブルになる可能性があります。少しでも、トラブルを避けるための方法を紹介します。

光回線を導入する前に貸主に相談する

賃貸物件の場合、光回線導入前に一度貸主に相談することになると思いますが、その時に工事の内容などをあらかじめ提示し、どこまでが原状回復の範囲になるのか確認しておくといいでしょう。

光回線を導入する場合には、工事前に作業員による現地調査が行われ、どのような工事になるのかの提示がありますので、その内容を踏まえたうえで、貸主側に回線導入に関する相談をおこなうようにしてください。

退去が決まればすぐに移転(解約)の申し込みを行う

これまでも何度かお伝えしましたが、退去の日が決定し、光回線の撤去が必要だとわかった段階ですぐに工事の申し込みを行ってください。撤去工事が退去期日に間に合わない場合には、違約金が発生したり、撤去が完了するまでの賃料が発生することが考えられます。

また、撤去工事に契約者ではなく、貸主側に立ち合いを依頼しなければならなくなることも考えられますので、工事に関しては、かなりシビアに日程を管理してください。

原状回復の範囲は事前に確認する

光回線の導入を行った場合には、入居したときと内装が一部変わっていることが考えられます。それらをどこまで原状回復するのかの範囲に関しては、自身で勝手に決めつけるのではなく、貸主側に確認したうえで、原状回復工事を行うようにしてください。

光回線で開けた穴をそのままにしておくことはまずないとは思いますが、物件の取り壊しを控えているなどの場合には、免除されることも考えられますので、確認してみてください。

まとめ

賃貸物件で光回線を導入したときの原状回復

今回は、賃貸物件で光回線を導入したときの原状回復について説明してきました。入居時にすでに開通している回線を使用する分には何も問題ありませんが、自身で新たにインターネット回線を導入する場合には、基本的には撤去まで必要であると思っておいたほうがいいでしょう。

ただし、交渉次第では撤去を行わなくてもいい場合がありますので、一度相談してみることをおすすめします。また、原状回復に関しては費用トラブルなどに発展しやすいので、導入前にきちんと確認を取るなどのちのトラブルを回避できるような行動を心がけてください。

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