愛知県のマンションの内装解体相場：2024年の最新動向と費用削減のポイント

マンションのリフォームや退去の際の原状回復などでは、内装解体工事が必要です。この解体費用は、2023年から続く燃料(ガソリン)や原材料費の高騰などで、年々増加してきています。

今回は、愛知県のマンションの内装解体工事の費用相場と費用削減のポイントについて2024年の最新情報を紹介していきます。

また、こちらのページでは実際に弊社が作成している見積書を掲載しています。チェックポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。

愛知県のマンション内装解体工事費用

マンションの内装解体工事は、解体後の状態(仕上がり)によって、大きく分けて原状回復（原状回復工事、原状回復作業とも言う）とスケルトン解体工事に分けることができます。

原状回復は、マンションを借りる前の状態戻す工事のことです。その中でも、物件の構造（躯体）のみを残して内装をすべて解体する工事はスケルトン解体工事と呼ばれます。

一般的な内装解体工事費用は以下のようになります。

原状回復、スケルトン解体工事にはそれぞれ金額の幅がありますが、これには以下の理由があります。

・原状回復：工事する箇所や内容（どこまで元の状態に戻すか）によって作業内容が大きく異なりますので、金額が変動します。（例：クロス張替えのみでOK or 傷んだ壁や床をすべて張り替える など）

・スケルトン解体工事：工事する面積や部材、処分が必要な廃棄物(産業廃棄物)の量によって金額に変動があります。（例：システムキッチンを増設したのでキッチンの撤去が必要 など）

それぞれ工事費用の工事内容については後述していきます。

マンションの原状回復工事の内訳

愛知県のマンション原状回復費用の費用相場は、坪単価5,000～50,000円程度が目安となります。原状回復工事を実施する場合には、以下に示すように工事する箇所によって費用が異なります。

例えば、クロスの撤去・張り替え・処分を実施する場合には坪単価約5,000円～の費用がかかり、廃棄物が多くなる場合には、搬出・運搬に20,000円程度の費用がかかることになります。

このように、原状回復費用は工事個所がどこになるかによって費用が大きく変動します。

また、住居用物件を退去するときのハウスクリーニングについては、基本的には貸主（オーナーや管理会社）が実施すべきものだと考えられています。

ただし、賃貸借契約書に特約の記載があり、契約時にきちんと説明がされている場合、ハウスクリーニングの金額が相場通りであれば借主に請求できるとされています。

また、マンションの一室を商業用物件として利用していた場合のハウスクリーニングは、基本的には借主負担で実施することになりますので注意しましょう。

マンションのスケルトン解体工事費用の内訳

愛知県のマンションのスケルトン解体工事の費用相場としては、坪単価24,000～50,000円程度が目安となります。

マンションの内装解体工事としてスケルトン工事を実施する場合、その工事費用は大きく、養生費、撤去費、廃棄物処分費の大きく3つに分けることができます。

また、工事を実施する物件にアスベストが含まれていて、アスベスト除去（封じ込め）工事を実施しなければならない場合は解体コストが増加します。

内装解体工事費用と敷金について

マンションを退去するときに実施する内装解体工事の場合、契約時に敷金を支払っている場合には、敷金が工事費用に充てられることになります。

工事費用が敷金よりも高い場合には、不足分の金額を支払うことになりますが、工事費用が敷金よりも低い場合には、逆に相殺された後の金額が返還されることになります。

ただし、マンションの一室をサロンやオフィスなど商業用として利用していた場合には、この通りになるとは限りませんので、賃貸借契約書の内容を確認するようにしてください。

愛知県のマンションの内装解体費用削減ポイント

マンションの内装解体工事では、スケルトン解体工事か原状回復工事下で費用が変わることは先に説明しましたが、できるだけ費用を抑えたいと思うこともあると思います。

ここでは、内装解体費用を削減するためのポイントを紹介していきます。

相見積もりをとる

マンションの内装解体工事の場合、マンションの管理会社やオーナーにより工事業者が指定されている場合があり、業者の変更を実施することが困難なこともあります。

相見積もりで見積もりを確認した後で、金額の乖離が大きい場合には、オーナーや管理会社に減額の交渉を実施することで、減額できることもあります。

もちろん、マンションの内装解体はウラシコまでお気軽にご相談ください。

処分できるものは自分で処分する

内装解体工事には廃棄物処分費が含まれています。自分で処分できる物でも、業者に処分を依頼すると産業廃棄物扱いとなり、通常よりも処分費用が高くなりますので、自分で処分できるものは自分で処分したほうが費用を抑えることができます。

市区町村など地方自治体に回収してもらえるものであれば、無料で処分することができるかもしれませんし、粗大ごみなどでも数百円～処分可能ですので、確認してみてください。

日ごろのメンテナンスをきちんと実施する

住居用の物件の場合、入居者(借主)がつけたキズや汚れはすべて借主の負担となりますので、日ごろから清掃などのメンテナンスを実施しておくようにしましょう。

そうすることで退去時の負担を減らすことができます。また、引っ越しの際についた傷などは場合によっては火災保険の補償対象となりますので、退去前までに修繕するなどの対応をしておきましょう。

工事期間に余裕を持つ

明け渡しまでの期間が短く優先的に工事してもらわなければならなかったり、短期間で工事しなければならないなど、人員確保などの要因により、費用が通常よりも高くなることがあります。スケジュールには余裕をもって臨むようにしましょう。

契約内容をきちんと確認する

原状回復工事を実施する場合には、その工事範囲は賃貸借契約書のないように従うことになります。これを確認していなかったがために、余分な工事を実施し、本来であれば支払う必要がない費用を支払ってしまうことも考えられますので、きちんと確認するようにしてください。

また、スケルトン工事を実施する場合についても、工事範囲については、工事前までに確認していく必要があります。

愛知県のマンションの内装解体相場まとめ

今回は、愛知県における内装解体工事費用の最新相場と内装解体費用を減額するために実施するポイントについて紹介してきました。

マンションの内装解体については、住居用、商業用どちらでも使われている可能性がありますので、それぞれの状況に応じて確認してください。

愛知県の原状回復工事のことなら私たちにウラシコにご相談ください。

経験豊富なスタッフが原状回復工事のご相談やご依頼など丁寧にサポートいたしますので、安心してお任せください。皆様からのご連絡をお待ちしております。

内装解体費用についてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。