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【2024年更新】マンションのクロス張替えの相場はいくらくらい?原状回復専門業者が解説します。

クロス張替えの相場はいくらくらい?

今回はクロスの張り替えについて説明していきます。室内の雰囲気(イメージ)を変えるだけで、集客や売り上げのアップを図れる場合もあります。ちょっとした気分転換に考えてみてはいかがでしょうか。

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クロス(壁紙)を張り替えるには

クロス(壁紙)を張り替えるには

クロスを張り替えるといっても、やり方が2つあります。1つは、自分でクロスを購入して自分で張り替える方法。2つめは、張り替えを業者に依頼する方法です。それぞれでどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

自分で張り替える

クロスや接着剤など必要な材料をホームセンターなどで購入し、クロスの撤去から貼り付けまで自身で行います。コロナ禍でのDIYブームなどもあり、比較的簡単に張り替えができるように道具などは揃っていますので、材料を揃えるのは比較的簡単かと思います。

一番力を入れないといけないのが、貼り付けの時です。シワにならないように、真っすぐ貼り付けなければなりません。不器用な方にはちょっと厳しい作業かもしれません。

業者に依頼するよりは安く済みますが、作業時間を考慮するとなんともいえません。失敗してやり直してといったことを繰り返せば、それなりの時間はかかりますし、追加でクロスを買い足したりしなければならない場合もあり得ます。

業者に依頼する

内装工事などと同様に、業者に依頼すると言う方法もあります。自身で行うよりも費用はかかりますが、経験がある分仕上がりは期待できますし、期間もある程度の見通しが立ちます。

クロスをはじめ、接着剤などクロスを貼る時に使用する道具や養生で使う材料なども用意してくれるため、かなり楽できます。相応の費用を払っているため当然といえば当然かもしれません。

クロス(壁紙)張替えの費用相場

クロス(壁紙)張替えの費用相場

一般的なマンションのクロス張替えの諸経費の内容や相場は、部屋の大きさなどの物件の条件によって変動しますが、大体以下のようになります。

工事費/作業員の人件費など 30,000円程度
養生費/壁や床をシートで覆い、ホコリが舞うのを防ぐのに必要な費用 8,000円程度
荷物移動費/壁紙を張り替える部屋に置いてある荷物などを移動するのにか かる費用 8,000円程度
廃材処分費/古い壁紙を処分するのに必要な費用 1平米あたり300円程度
下地処理費/下地についた傷を直したりするのにかかる費用 1平米あたり400円程度
壁紙はがし費/壁紙をはがすのにかかる費用 1平米あたり200円程度

クロスの張り替え費用として大きいのが「人件費(作業料)」と「商品代(クロス代)」です。

「人件費(作業料)」は張り替える場所の面積や作業時間、作業場所によって決まります。1平米あたり1000円程度が相場ですが、作業時間が営業時間外の深夜帯となったり、特殊な機材を使わなければいけない場合、張り替え前の養生がかなり大変だった場合などには追加の料金が発生します。

次に「クロス代」ですが、量産品であれば、比較的安価で入手できるためそこまで高額にはならないかと思います。ただし、防汚加工がされていたり、消臭効果が付いていたりするような付加価値のついた1000番台と呼ばれるハイグレードなクロスを使用するとなると高額になってきます。

そのほかにも、以前使用していたクロスの処分代やクロスを貼る前の下地処理などの費用も発生します。

クロスの選び方

クロスの選び方

実際に張り替えることを決めても、どんなクロスを選べばいいのかわからないと言うこともあるかと思います。実際に選ぶ時のポイントや注意点を説明します。

インテリアや床材と馴染むものを選ぶ

クロスが室内の大部分を占めていることもあり、印象を決める重要なところではありますが、室内にはクロスの他にも、床材やドア、照明、棚などさまざまな色があります。

明らかにそれらと馴染まない色や模様のクロスを選んでしまうと、良い印象を与えるどころか、居心地の悪い空間を作り出してしまう可能性もあります。全体を見て色のバランスや組み合わせをしっかりと見極めることが重要です。

サンプルを見て決める

可能な限りサンプルを取り寄せて、実際に壁や他の内装の色と合わせて見て決めるのがいいでしょう。カタログに載っているものを見るだけで決めてしまうのは少々危険です。

カタログで見る感じと、実際に壁に貼った時では印象が変わることもありますし、思った色ではなかったということもあり得ます。実際にサンプルを見て合わせてから決めるのが吉です。

機能面も考慮する

クロスには消臭や防汚などの加工がしてあるものもあります。少し値段は上がりますが、滅多に変えることができないものになりますので、ある程度の機能が尽きていた方が良いかと思います。消臭効果があるもの、汚れがつきにくいものなど必要だと思う機能を兼ね備えたクロスを探して見てください。

シンプルで落ち着く雰囲気のものを選ぶ

クロスにもさまざまなものがあり、派手な色のものから落ち着いたトーンのものまで幅広く取り揃えています。実際に自分の好みだけで選んでしまうと、商品や料理の印象が悪くなったり、居心地の悪い空間を作り出してしまいます。

また、オフィスなどの場合には、パソコン作業などで疲れている目に優しいような色のクロスがいいですね。派手な色のものでは休まるものも休まりません。

もちろん自分のこだわりを貫き通したい方はそれでもいいかもしれませんが、多くの人に利用してもらう場所であることを考えると、無難なものを選んだ方がいいかと思います。

クロス(壁紙)を張り替える際の注意点

クロス張替え工事の注意点

想像よりもホコリやチリなどが舞う

クロスの張り替えの時には、想像しているよりも遥かにホコリやチリが舞います。そのため、完全にお客さんのいない時(営業時間外や定休日など)に行う必要があります。

チリやホコリが舞うと言うことは、室内にある机や椅子などにそれが落ちていくことになりますので、作業後の清掃や作業前の養生が大切です。せっかく雰囲気を変えて好印象を持たれても、ホコリなどが舞っている不衛生な印象を与えてしまっては、元も子もありません。

見積もり内容には要注意

見積もりの詳細をみると、材料費、人件費、消費税、その他諸費用(廃材処理費、養生費、運搬費など)が、記載されています。それぞれ、材料費はクロスの代金、人件費は工事費用、廃材処理費は元々貼ってあったクロスの処分代、養生費は室内の養生の材料費、運搬費は廃材などを運搬する際の費用となります。

この中でクロスの張り替えを業者に依頼する場合に確認しておいた方がいい項目があります。それは、材料費です。クロスの代金の単位に注目してみてください。クロスの単価には平米単価(◯◯円/㎡)とメートル単価(××円/m)があります。平米単価は1平米分のクロス代金です。

一方メートル単価は、クロス1mあたりの単価となり、一般的にクロスは0.9m幅のものになるため、0.9㎡あたりのクロス代だと考えることができます。メートル単価の方が一見すると安く見えますが、よくよく計算してみると大して変わらないといった場合もありますので、注意してください。

日頃のお手入れも大事

店舗などで使うクロスは定期的な交換(貼り替え)が必要ですが、日頃からの定例次第でその寿命がぐんと伸びます。具体的には何を行えばいいのでしょうか。

ビニールクロスと呼ばれる一般的なクロスであれば、水拭きである程度の汚れは落とせますし、しつこい油汚れはホームセンターなどで販売しているビニールクロス用の洗剤を使用して掃除するだけできれいになります。

また、大掃除の時などに業者に依頼して清掃してもらうのもいいでしょう。実際にやってもらうと見違えるようにきれいになることもありますので、年に1度くらいはやってみることをお勧めします。

貼り替え時を見極める

クロスの張り替え時期は一般的に10年と言われていますが、気分転換や明らかに汚れが目立つようになった場合にはその時に変えても問題ありません。

何もしていなくても最大で10年くらいは大丈夫という期間ですので、日頃からのメンテナンス(クリーニングや清掃)などしっかりしておけばもっと使えるかもしれません。

あまりにも日焼けしてしまったり、ボロボロになってしまったりする場合には10年を待たずに交換した方が内装の印象をよくするためにもいいかと思います。

ただし、タバコを吸える環境であればクロスの寿命を縮めてしまうことにも繋がりかねません。詳しくはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご参照下さい。

まとめ

クロスの張替え工事

参考になりましたでしょうか?今回はクロスの張り替えについて説明してきました。内装の雰囲気をガラリと変えてしまうかもしれないクロスですのでしっかりとお気に入りのものを探してみてください。

施工事例ページでは、実際にかかった日数の実例を提示しております。私たちの施工事例はこちらからご参照ください。

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