2025/05/19
店舗のスケルトン戻し(原状回復工事)の費用相場はどれくらい?原状回復専門業者が解説します!
店舗を移転・閉店する際、退去に伴ってスケルトン戻し(原状回復工事)を行うことがよくありますよね。ここは、必要な工事をきちんと済ませて、気持ちよく退去したいものです。
とはいえ、実際の費用相場はどれぐらいなのか、出費を抑えるにはどうすればよいのかなど、よく分からないこともあると思います。
そこで今回は、店舗のスケルトン戻しの費用相場について詳しく解説します。ぜひ、最後までご覧になってみてください。
スケルトン解体の費用をお得にするポイントは動画でも解説しています!ぜひこちらも合わせてご参照ください。
目次
店舗のスケルトン戻し(原状回復工事)とは?
はじめに店舗のスケルトン戻しとはどんなものか、一般的な基礎知識について見ていきましょう。
入居時の状態に完全に戻すことが基本
店舗のスケルトン戻しは、入居時の状態に完全に戻すことが基本になります。スケルトンとは、建物の内装や設備などがすべて取り払われた状態です。入居時の契約で退去時にスケルトン戻しが条件になっている場合は、退去時にスケルトン戻しを行う必要があります。
なお、入居時にすでに施されていた内装や備え付けられていた設備は、原則として原状回復する必要はありません。ただし、貸し主との間でどこまで原状回復すべきかで見解が異なることがあるため、確認してみてください。
店舗のスケルトン戻しの対象になるものは?
店舗のスケルトン戻しは、以下のようなものが対象になります。アパートやマンションなどの一般住宅の原状回復工事と違い、対象となる範囲が広いことが特徴です。
- 床・壁・天井の装飾
- 配線設備
- 給排水管設備
- 吸排気設備
また、そのほか、自分たちで行った内装工事や持ち込んだ設備についても対象です。たとえ高額な費用をかけて行った内装工事でも、また、高価な設備であっても、原状回復工事が必要になります。
スケルトン戻しは退去日までに必ず完了させることが原則
店舗のスケルトン戻しは、遅くとも退去日までに完了させることが原則です。何らかの理由により工事が遅れてしまい、退去日に間に合わなかった場合は、ペナルティとして違約金が発生することがあります。
さらに、契約内容によっては、1か月分の賃料を上乗せして支払うケースもあるため、計画的に進めることが重要です。なお、実際には、退去日より前に貸し主と立ち会い確認を行うことが多いため、退去日の数日前に完了するのが理想といえます。
店舗のスケルトン戻しの費用相場は?
店舗のスケルトン戻しの費用相場は、1坪当たり8万~10万円程度です。とはいえ、実際にどこまで原状回復するか、どんな原状回復工事が必要かといったことで、金額が大きく異なります。
たとえば、以下のような場合は、通常より多くの費用がかかります。
- 長期間の入居予定で凝った内装を行っていた
- 自分たちで後付けした大がかりな設備がある
- 掃除やメンテナンスを怠っていたため、汚れや傷みがひどい
そのため、実際にどれぐらいの費用がかかるか知りたい場合は、信頼できる内装解体専門業者に現場視察と見積もりを依頼して確認してみることをおすすめします。もちろん私たちウラシコにもお気軽にお声がけください。
店舗のスケルトン戻しの出費を抑える方法
ここでは、店舗のスケルトン戻しの出費を抑える方法について、具体的にご紹介します。
貸し主に交渉してみる
退去時にスケルトン戻しを行う契約であっても、貸し主が許可すれば一部もしくはすべての原状回復工事を行わずに済む可能性があります。
たとえば、高級感のある内装や高価な設備、人気のデザインを取り入れた内装などです。そのままにしておいたほうが、魅力的な居抜き物件として次の入居者がすぐに決まりやすいため、貸し主の許可をもらえることがあります。
もちろん、退去時には、入居中に発生した汚れなどはきちんとクリーニングする必要はありますが、貸し主に交渉してみる価値はあるでしょう。一部だけでもそのままにしておくことができれば、出費を減らすことができます。
賃貸契約書に記載されている範囲で行う
まずは、賃貸契約書をよく確認し、記載されている範囲で行うことが大切です。本来ならやらなくてよい工事までやってしまうと、余分な出費につながります。また、場合によっては、やり直し工事によりさらに出費が発生してしまうことがあります。
よくあるのが、入居時にすでに備え付けられていた設備まで、退去時に原状回復工事をしてしまうパターンです。この場合、余分な出費がかかります。貸し主から元に戻すように要求されることもあり、注意が必要です。
自分たちでもできる範囲で作業する
店舗のスケルトン戻しの出費を抑えるには、自分たちでもできる範囲で作業することがおすすめです。たとえば、テーブルやイスなど、自分たちで運搬可能な設備類については、自分たちで運搬・処分を行うようにするだけでも違います。
ただし、配線設備・給排水管設備・吸排気設備のスケルトン戻しは、正しい専門知識および専門資格が必要になり、思わぬ事故につながることもあるため、自分たちで作業しないようにしましょう。
残置物が発生しないようにする
店舗のスケルトン戻しでは、退去の際に残置物が発生しないように注意しましょう。たとえば、自分たちで持ち込んだエアコンなど、入居時にはなかった設備などを処分せずにそのまま残して退去した場合、残置物として扱われます。
残置物は、貸し主にとって不要なものですから、多くの場合、処分費用を請求されることになります。貸し主の言い値での請求になることが多く、思わぬ高額な出費となることがあるため気を付けてください。
安価で評判のよい内装解専門業者に依頼する
店舗のスケルトン戻しの費用を抑えることだけを優先し、費用の安さだけを重視して適当な業者に依頼すると、雑な仕上がりになることがあります。
もう退去するだけだからと、適当に作業されてしまいがちだからです。これでは、貸し主からのクレームにつながり、やり直しが必要になってしまうなど、結局多額の費用がかかる可能性があります。
思わぬトラブルを避けるためにも、店舗のスケルトン戻しは評判のよい解体専門業者に依頼すべきです。リーズナブルな費用ながらも丁寧な作業が期待でき、満足度の高い仕上がりが期待できます。
評判のよい解体専門業者の多くは、現場視察や見積もりを無料で行っていますのでまずは問い合わせてみましょう。
まとめ
店舗のスケルトン戻しの費用相場は、1坪当たり8万~10万円が相場です。しかし、実際にどれぐらいの費用がかかるかについては、個々の状況によって異なります。まずは、賃貸契約書を確認し、どこをどれぐらい原状回復すべきか確認することが必要です。
店舗のスケルトン戻しの費用を抑えるには、契約書に記載された内容に沿って原状回復工事を行う、自分たちでできることは自分たちで行うなどが効果的です。
また、店舗のスケルトン戻しで豊富な実績があり、評判のよい解体専門業者によく相談して進めると、リーズナブルな費用で済みます。仕上がりも高品質で満足度が高く、間違いがありません。
私たちウラシコでも、店舗のスケルトン戻しを数多くご依頼いただいた実績があります。まずは、お気軽にお問い合わせください。
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