解体工事の際のピアノの賢い処分方法を解説！費用相場や業者にお願いする際のポイントを原状回復業者が解説します

解体工事を行う際、大きな家具の処分が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。中でも、ピアノは大型で重量もあるため運び出したり解体したりといった処理が難しそうと思われる方も多いと思います。

今回は、ピアノを処分する際に知っておきたい方法や業者に依頼する際のポイントをお伝えします。

不用品や産業廃棄物に関するトピックはこちらのカテゴリー一覧でまとめています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

ピアノはゴミとして処分ができない

ピアノをゴミとして処分できるとお考えの方もいらっしゃると思いますが、実はゴミに出せません。ピアノは多くの自治体で処分困難品とされているため、回収・処分は受け付けてもらえないのです。

それなら自分で解体して可燃ゴミにだそうと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ピアノの解体を自分で行うのはとても危険です。

本体が重いために落下による怪我の心配もありますし、弦が切れた時に怪我をおってしまう可能性もあります。ピアノを安全に処分するにはご自身の力だけでは難しいのです。

ピアノの処分方法

では、ピアノを安全かつ確実に処分するにはどうすればよいのでしょうか。ピアノの処分方法は以下の５つの方法があります。

解体業者に依頼

解体業者に依頼する方法です。この場合、処分費用が掛かりますが、安全に処分できる上、引き取り手がいない場合でも問題なく処分できます。

買取業者に買い取ってもらう

ピアノの買い取りを専門に行っている業者に依頼する方法です。有名な業者は「タケモトピアノ」「伸和ピアノ」「ヤマハピアノサービス」「富士楽器」などが挙げられます。

古くて調律もしばらくしていないピアノでも、有名メーカー品ならば意外にも高値が付く場合もあります。また、複数社に査定してもらうことで、より高い買い取り価格のところに売ることができます。

ただし、引き取りの際に運び出すのが難しい場所に設置されていた場合、追加費用が掛かる場合もあります。

ネットオークション・フリマアプリを活用する

「ヤフオク！」などのネットオークションや「メルカリ」などのフリマアプリを活用する方法です。間に業者を挟まない分高く売れる可能性があり、状態が悪くても買い手がつく場合もあります。

また、購入者が運搬コストを持つことを受諾してもらえれば、輸送の費用も浮かせることができます。ただし、購入者が現れない場合もありますので、すぐに処分したい場合には向きません。買い取り手さえつけば最もお得な処分方法と言えるでしょう。

親戚や知り合いに引き取ってもらう

親戚や知り合いにピアノが欲しい方がいれば引き取ってもらえる可能性があります。この場合も、引き取り手の方に運搬費用を持ってもらえれば、実質無料で処分できます。交渉次第ですが、いくらか貰って買い取ってもらうこともできるかもしれません。

自治体、公共機関に寄付する

思い入れがあり、壊したくないピアノであれば、自治体や公共機関に寄付するという選択肢もあります。この場合は、運搬費用は自分で持つ必要があります。ピアノの寄付について気になる方は、お住いの地域の役所に相談してみましょう。

ピアノの回収処分を解体業者に依頼する際のポイント

ピアノの引き取り手が見つからなかった場合は、業者に依頼して処分してもらうことになります。その際、処分は解体と一緒に依頼することがポイントです。

なぜなら、ピアノのみの処分はそのためだけに見積もりや必要な書類の作成などが必要になってくるため、家の解体と一緒に処分してもらうより割高になってしまうからです。

ピアノ処分費用の相場

家の解体と一緒に処分すれば、グランドピアノ・アップライトピアノ(背面が平たいもの)では約３～５万円、電子ピアノは約２万円が相場です。しかし、ピアノ単体での処分では、約３万～１０万円になってしまいます。家を解体する際はピアノの処分もまとめて業者に相談してみましょう。

まとめ

ピアノの処分は壊すだけでなく買い取りや寄付まで様々な方法があります。今回のポイントを押さえて、お得にピアノを処分しましょう。もちろん、ピアノの回収処分はウラシコにお任せください！

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私達ウラシコでは、見積もりの前に必ず現場を確認して、建物の位置や造作の形状、残置物の有無を確認し、お客様のニーズをきちんと確かめて、適切な見積もりをしています。実際の現地調査の様子を動画でもお確かめください。