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コンクリート・アスファルトの解体撤去費用の相場|解体工事の流れと工法も解説します

アスファルトの解体撤去費用

家やビルなどの建物を解体をする際、コンクリートやアスファルトで作られた駐車場や床の解体が必要な場合があります。一見、似ているコンクリートとアスファルトですが、”解体”という観点からすると、工事期間や工法、費用などが大きく異なります。

今回は、コンクリートとアスファルトの解体撤去費用の相場、工事の工法、流れなどについて知識がない方にもわかりやすく解説いたします!コンクリートやアスファルトを解体する予定のある方は、是非ご覧ください!

解体工事では、残念ながら”悪徳業者”も数多く存在します。「壊せば終わり」と考えている業者には要注意です!こちらのページでは解体工事でよく起こるトラブルや、悪徳業者の手口、対処法、優良業者の選び方を体形的にまとめています。ぜひこちらもご覧ください。

コンクリート解体の費用相場

1月1日以降に解体する(税金対策)

コンクリート解体費用の相場は、多くの業者が「コンクリートの厚み」と「鉄筋の有無」を基準にしています。実際の価格は、建物の場所、工期、工事可能時間などによって大きく異なるため、参考程度に考えていただけますと幸いです。

コンクリートの厚みが5㎝~で「鉄筋なし」の場合、約700円~/平方メートル、「鉄筋あり」の場合で約1,000円~/平方メートルが相場となります。

コンクリートの厚みが10㎝~で「鉄筋なし」の場合は約1,000円~/平方メートル、「鉄筋あり」の場合で約1,500円~/平方メートルが大体の相場とお考え下さい。

コンクリートの厚み5㎝~9㎝「鉄筋なし」 約700円~/平方メートル
コンクリートの厚み5㎝~㎝「鉄筋あり」 約1,000円~/平方メートル
コンクリートの厚み10㎝~「鉄筋なし」 約1,000円~/平方メートル
コンクリートの厚み10㎝~「鉄筋あり」 約1,500円~/平方メートル

コンクリートの主な解体工法

コンクリート解体の工法

クラッシャー工法

ダイヤモンドカッターなどを使用してコンクリートを粉砕し、解体していく工法です。低騒音低振動で環境にやさしく解体が行える点がメリットです。

ウォールソー工法

コンクリートの切断面にレールを設置し、そのレールの上にダイヤモンドブレードなどを走らせて解体していく工法です。切断精度が高く、騒音・振動・粉塵も少ないので、建物の耐震改修工事の際によく用いられる工法です。

ウォータージェット工法

ウォータージェット工法とは、超高圧の水を吹きかけてコンクリートの結合を破壊していく工法です。振動も少なく、ピンポイントで作業ができ、環境にやさしい工法となっています。

圧砕工法

圧砕工法とは、コンクリートを「圧砕機」と呼ばれる重機ではさんで、かみ砕くように破壊していく工法です。比較的騒音や振動が少なく、能率の良い作業が可能ですが、粉塵が発生しやすいというデメリットがあります。

アスファルト解体の費用相場

アスファルト解体の費用相場

アスファルトもコンクリート同様「アスファルトの厚み」を基準に費用を決めている業者が多いです。

アスファルトの厚みが5㎝~では約1,000円~/平方メートル、厚み10㎝~であれば約1,500円~/平方メートルが大体の相場となります。

アスファルトの厚み5㎝~9㎝ 約1,000円~/平方メートル
アスファルトの厚み10㎝~ 約1,500円~/平方メートル

アスファルトの主な解体工法

アスファルト解体の工法

IH式工法

IH式工法とは簡単に言えば、鋼床版とアスファルトの境界面を電磁誘導で加熱して接着をほどくことにより、アスファルトを剥がしやすくする工法です。騒音・振動・粉塵の発生が少なく、鋼床版を傷つけることなく作業が出来るというメリットがありますが、半面、費用と時間がかかるというデメリットもあります。

オーバーレイ工法

オーバーレイ工法とは、アスファルトが傷んだり劣化したりした場合に上から新しいアスファルトを塗り重ねていく補修工法であり、厳密に言えば解体工法ではありません。しかしコストがかからず、騒音・振動も少なく、短い工期で施工できるので、劣化した部分だけを補修して機能を回復させたい場合に効果的な工法です。

コンクリート・ アスファルトを解体する時の流れ

アスファルトを解体する時の流れ

つぎに、基本的なコンクリート・アスファルト解体工事の流れを理解しておきましょう。まずは、コンクリート・ アスファルトを解体する際の実際の工事の流れについて解説していきたいと思います。

①現地調査&見積もり

業者が立ち入って工事する予定の土地を調査し、重機や運搬車の搬入搬出のルートや近隣環境などを確認します。更に工事内容の確認や地中埋設物の有無の確認、整地後の希望の聞き取りなどが行われます。業者がそれらの情報を元にして見積書を作成し、約1週間で手元に届くことになります。

②役所への届出

「建設リサイクル法」という法律により、延床面積80平方メートル以上の建築物を解体する際には自治体に届出をするように義務付けられています。工事をいつから開始してよいのかについては、各自治体によって対応が異なりますので、しっかり確認しておきましょう。

③近隣への挨拶

解体工事では騒音や振動、粉塵などが発生する可能性があるため、事前に近隣住民の方々に工事開始の旨を知らせておきましょう。トラブルが起きた時も事前の説明があれば住民の理解も得やすくなります。挨拶の際は、解体工事の内容や緊急時の連絡先などを忘れずに伝えておきましょう。

④工事着工

近隣への挨拶も済ませたところで、工事着工となります。工事中の騒音・振動・粉塵対策をしっかりして安全に工事を行ってもらいましょう。

⑤工事で出た廃材の処理

解体工事によって撤去されたアスファルトやコンクリートは産業廃棄物として分別され、産廃処理場で適切に処理され、再利用されます。不法投棄をされないように業者選びは慎重を期して行いましょう。

⑥工事完了後の現場確認

工事が完了したら必ず現場を見て仕上がりを確認し、問題がなければ工事はこれで終了です。

コンクリート・アスファルト解体のまとめ

アスファルトの解体に際して必要となる基礎知識

コンクリート・アスファルトの解体に際して必要となる基礎知識を解説させていただきました。解体業者を選ぶ際には、解体専門業者に見積もりをお願いして全体的な価格を比べて選択しましょう。また廃材の処理をしっかりしてくれそうかどうかも重要な判断ポイントです。

また、コンクリート解体は大きな音や振動がでるため、工事着工前には近隣への挨拶を忘れることなく、万全に解体の準備を進めていきましょうね。

もちろん!東海エリア(愛知・岐阜・三重・静岡)のコンクリートはつり、解体撤去作業はウラシコへお任せください!ウラシコへのご依頼の流れについてはこちらのページで詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

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