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アスベストの見分け方は?見た目だけで判断するのは危険です!アスベストの調査・除去工事は専門の資格が必要です!

アスベストの見分け方

みなさんは、アスベスト(石綿)がどのようなものか見たことがありますでしょうか。「アスベスト(石綿)」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、具体的にどのようなものか思い浮かべることができる人は少ないかもしれません。

今回は、アスベストと通常の断熱材の見分け方があるのか?あるとすればどのようなものなのかを紹介していきます。

くれぐれも注意していただきたいのですが、今回紹介する方法はあくまでも簡易的なものであり、怪しいかなと思った場合には、近づかないようにし、正確な調査を専門家に依頼してください。

また、令和4年4月1日のアスベスト関連法令の改正実施内容に関しましては、こちらのページで詳しく解説しています。解体業者の現場目線で変更点を解説していますので、ぜひご参照ください。

アスベストの見分け方

アスベストの見分け方はある?

アスベストの見分け方はある?

結論から言えば、アスベストを見た目だけで判断するのは至難の業です。というのも、「アスベスト含有建材」という言葉があることからもわかるように、アスベストは他の建材に混ぜられて使用されていることが多く、本来の見た目・形で使われていることが稀であるからです。

見ただけでは、アスベストが使われているように見えない建物でも、詳細な検査をしてみるとアスベストが使用されていたということも少なくありません。

また、グラスウールやロックウールなどアスベストと似た見た目の素材もいくつか存在しますので、専門知識のない人が見た目だけで判別するのは困難です。

アスベストの特徴

アスベストの特徴

アスベストを見分けるのは困難であることは前述のとおりですが、全く特徴がないわけではありません。どのような特徴があるのかを知っておくだけでも自己防衛につながりますので、アスベストの特徴を紹介します。

アスベストは、綿や羽のような柔らかさがあり、ものによって青色や灰色・白色・茶色など見た目が異なります。また劣化したアスベストは、梁や天井などから垂れ下がり、表面がけば立っていることがあります。

手でこすってみても砕けず、繊維が残ったままになるほど丈夫であるという特徴もあります。(間違っても素手で触るようなことはしないでください。怪しいと思われるものがある場合には、防塵マスクと手袋を着用して行ってください。)

アスベストは見分けるのが難しいと説明してきましたが、劣化したアスベストは梁や天井などから垂れ下がるという特徴があります。

1995年以前に建設された建物で、天井や梁から垂れ下がっている綿状の物質はアスベストが使用されている可能性が高いと判断し、近づかないようにし、詳細な調査を依頼するようにしてください。

特に1975年以前に建てられた建物には大量のアスベストが使用されていることが予想されますので、十分に注意してください。

アスベストが使用されている可能性が高い場所

アスベストが使用されている可能性が高い場所

アスベストは断熱性、遮音性が高いため、アスベスト含有建材ごとに使用される箇所が異なります。

吹付けアスベスト

吹付けアスベストとは、アスベストに水やセメントなどを混ぜ機械を用いて吹付けたもので、見た目は綿状で柔らかく、針で刺すと数cmほど貫通するのが特徴です。

吸音や断熱を目的として使用されており、鉄骨造建造物の柱や梁、空調機械室・ボイラー室の天井や壁、エレベーター機械室の天井や壁、立体駐車場の天井や壁によく使われています。

吹付けロックウール

ロックウールにセメントやアスベストなどを混ぜ機械を用いて吹付けたもので、含有する石綿の重量が当該製品の重量の0.1%を超えるものが該当します。

見た目は綿状で柔らかく、針で刺すと数cmほど貫通するなど吹き付けアスベストと同じ特徴を持つため、見分けが非常に困難です。よく使用されている場所も吹き付けアスベストとほぼ同じ場所となっています。

吹付けひる石(バーミキュライト)

吹付けひる石(バーミキュライト)とは、アスベストとひる石(バーミキュライト)を混ぜて機械で吹付けたもので、表面に凸凹があり、触ると弾力を感じますが、針を刺しても貫通しないのが特徴です。

廊下や階段室などの内装仕上げとして、壁や天井に多く使用されていました。ちなみに、アスベストが含有されているものは1989年に製造が終了し、現在使用されているものにはアスベストが含まれていません。

折板裏打ち石綿断熱材

折板裏打ち石綿断熱材とは、折板(薄い鋼板を折り曲げて耐久力を高めた屋根材)にアスベストを張り付けたもので、スポンジやウールのような見た目をしており、表面は硬くないのが特徴的です。主に倉庫や車庫、渡り廊下などの折板屋根の裏面で使用されています。

見分けが難しい建材

ロックウールやグラスウールは見た目がアスベストと類似していると紹介しましたが、それぞれ以下のようなものです。

ロックウール

ロックウール

鉄の生産時に排出される「高炉スラグ」や玄武岩などの天然岩石を溶かしたあとに遠心力を用いて作られた鉱物繊維のことで、吸音性や断熱性、耐火性に優れています。

グラスウール

グラスウール

溶かした高温のガラスを遠心力で吹き飛ばし、こまかく繊維化したものでロックウールと同じく断熱性や吸音性、耐火性に優れ、家庭などから回収されたガラスを材料とするため、環境に優しいというメリットもあります。

ロックウールやグラスウールは、国際がん研究機関(IARC)による発がん性分類評価会議では、グループ3の「ヒトに対する発がん性が分類できない」に位置しており、製造・使用が禁止されておらず現在も使用されています。

また、どちらもアスベストの繊維と比べて数十~数百倍太いため、肺の奥まで届くことは基本的になく、万が一、肺まで入ってもすぐに体外に排出されますので、人体への危険性がほとんどないということになります。

アスベストの見分け方まとめ

今回は、アスベストの見分け方について紹介してきました。本文中でも述べましたが、アスベストの見分け方はあるにはありますが、見分けが難しく、正しい知識と準備がなければ自身で実施するのはとても危険です。

また、アスベストの調査として正式に認められるのは、有識者による調査のみであり、自身で実施するメリットはほぼないため、あまり意味がなく、逆に危険です。今回紹介したような特徴のものを見かけた場合には、近寄らないようにしたうえで、専門家に調査を依頼するようにしてください。

多少費用はかかりますが、ご自分の健康のためにも安全な方法をとることを優先してください。

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